磯に魅せられた白髪のカーネル釣行記

満天の星空と繰り返す波の音に癒され、50cm越えの尾長グレをいつの日にかと夢見るおじさんの釣行記。(プラス家庭菜園も)

H26’CLUBキザクラ大分_春のクロ釣り大会&総会

2014-05-30 | 磯釣り

5月の最終日曜日、クラブキザクラ大分の総会兼春のグレ釣り大会が鶴見の湾内で開催され参加してきました。年度当初のクラブ運営の確認を行う総会と春のクロ釣り大会が実施されるので、新入メンバーも含め多くのメンバーが一同にに会す機会、毎年楽しみです。今年も、鶴見の速見丸待合所にAM3:30には賞品となる年会費の支払いとH26春のクロ釣りチャンピョンを狙う強物メンバー達が続々と集合します。 

大会の前々日、事務局長のてるちゃんさんから土曜日は佐伯で仕事なので「そのまま前入りして港で待ってまーす」の甘ーい声かけに引き寄せられて前夜祭から参加させていただきました。PM6:30頃、「いま何処ですか。もう2~3本やってないでしょうね?」とゆう恐ろしい確認コールにおったまげて家を出て光吉インターのゲートに突入します。佐伯で魚の餌と人間の餌を買い込んで、もちろん液体燃料&ニトログリセリンもクーラーに詰め込んで速見丸の係留されてる日野浦にPM9時に到着。

 

牢名主のようにデンと座って迎えてくれた事務局長、両脇は山口兄弟と友人の堀さんが固めておりました。

日が沈むころから既に注入していたとか・・・!?。

同時刻に着いた、よういちさんとバンタさんは山口の弟さんからハイピッチで進められております。

バンタさん!本年度シマノジャパンカップセミファイナル出場おめでとうございます、バンタさんの準備していただいた七輪GOODです。懐かしさといい機能性といい最高です。焼き物美味かったーす、ありがとうございました!!。

堤君も相変わらず豪快に笑い飛ばしています。シマノの米水津予選は今一歩でセミファイナル出場逃したそうでオシイことしました。

新婚の増野クンがハワイ土産のマカデミアンナッツを持参して、吉田棟梁が大会賞品にと宇佐からあげ持参で後輩の新人:海クンと加わり、宴&棟梁による釣技講習会は延々とAM2:00頃まで続きます。気がつくと事務局長がいない、・・・やられた!(ある意味立派!)。AM3:30の集合時間まで1時間は寝れると集合場所の速見丸詰所に堤君と転がり込んでグースカピーZzz・・。

AM3:00過ぎ、なにやら騒がしくなって詰所の電気が付いて、猛者達の笑い声とともに挨拶を交わす声に目が覚める。各メンバーに挨拶を交わし、 酔いが醒めぬままAM3:30からの総会が始まります。

関リーダーの舵取りで議事もスムーズに進行し、新メンバーも紹介され総会は無事終了。メンバー表をみてびっくり!!会員数40名を超える大所帯になっています。会の運営、大変だろうと思います、役員の方々のお世話あってのクラブです、ありがとうございます。

さて、Am4:00過ぎから事務局長てるちゃんさんより大会ルールから説明されると、チャンピョンライジャケを虎視耽々と狙う釣り師達の静かな熱気で一気にクロ釣り大会モードに。参加者による渡礁順番を決めるくじ引きが行われ、私は13番、なんと14番は我がクラブの関リーダー。もしかすると同礁することになるかもと期待しながらAM5:00出港に向け荷物の積み込みが始まりました。

クジ順の若番から港をでた湾内の近場から順番に渡していく。白崎は先客で一杯、宇土崎方面へ光四朗船長は船を進めます。宇土島を回ったところで私の順番がきました、なんと同礁者は我がクラブのリーダー、昨年度のシマノファイナリストにしてOGTM優勝者。のりにのってるトップトーナメンター!、もちろんキザクラのテスターでもあります。前日から余波が残っている重い頭を抱えながらも、今日は真面目に釣らないかん!。貴重な機会、釣技じっくり見て、ひとつでも物にしようとワクワクしながら上礁したのは宇土崎方面の地磯(=小脇の地?)。OGTMの舞台にもなったとこらしく目の前に名礁:センスイカンが見えます。

AM6:00前、右手の高場に私が、左手の下側に関リーダーが入ります。私が仕掛けを作ってる最中に関さんはすでに準備万端、はやくも1投目を入れています。流石トーナメンター、段取り・手際が良すぎます。遅れること15分、やっと1.5号ハリスにDear-G<0シブ>の半遊動の仕掛けを作りあげ、アテンダー1・25号の竿を伸ばします。二人とも左手の浅場を避け、深そうな大島方行に向けて竿を振ります。下げ潮の時間帯なのに正面から吹き寄せる風のせいかウキはゆっくり足元に戻ってきます。こりゃ厳しくなりそうだと思っていると、開始早々にしてバチバチバチッィと糸がはじけ出る音。

振りかえると関リーダーが鋭い合わせと同時に竿が大きく曲げています。流石にトーナメンタート、見事な竿サバキです。十分に竿を後ろに倒して溜めたあと高速でリールを巻き取っていきます。強烈なパワーにオナガか?マダイか?と高い位置の私に問われるがなかなか浮かず姿は見えません、リーダーにしてオナガかと思わせた正体は50cmに迫る黒い魚体は丸々とした腹でっぷりの口太グレでした。思わずデケーッ!!って叫んでしまいました。今大会の規定はグレ5匹の総重量、もうーいきなりの重量級、優勝魚・決まりじゃん!!と思わせられた強烈な一発でした。脱帽です。

日が上がり暖かくなったのか8時過ぎから厄介な餌取り出現です。マキエを打つと真っ黒な塊が!!、小サバの大群です。分断作戦を試みようとしますが、マキエのコントロール・着水点が定まらずミスったこぼれマキエにつられ沖も手前も一面サバ・サバ・サバです。こうなったらお手上げ、テンション急降下で9時前には最初の休憩、食事タイムで気持ちを落ち着かせます。50~60m先に潮目らしきザワツキが現れたので再開してみたもののサバ・サバ・サバワールドに変わりなくゲンナリしていると、大島方面から沖磯にお客を降ろした幸四郎船長がこちらに向かって来てくるではないか、「瀬替わりするかえ?」のマイクに即応し船に飛び乗って瀬替わりした先は「赤鼻の中」。ここも初めてあがった磯ですが、かつてOGTMの決勝が行われたそうで上のほうは観客席にはもってこいの広いスペースがあります。釣り座も数か所あって熱い視線の中、熾烈なバトルが行われたんだろうなと思いを馳せていると、関リーダーがビュッツと音を立てて竿を振り込んでいきます。ここは超遠投浅タナらしく、40mほど先にマキエと仕掛けをビタッと合わせていきます。仕掛けがなじんだと同時にビシーッと鋭いアワセの音を鳴りひびかせて竿が曲がります。「形は小さいけどクロの養殖場じゃわー、なんぼでんおるわー」とほぼ一投ごとにクロを掛けていきます。さすがトーナメンター、ハエー!スゲー!

真似ごとで遠投を試みるものの、関リーダーのウキの遥か手前にしかマキエも仕掛けも届きません、ゆうに10mは差あります。 力まかせに杓を振ると右へ行ったり左へ行ったり、とてもとてもピンポイントで沖へ仕掛けを振り込めません。それでも、たまにマキエと仕掛けが一致すると0シブのウキが若干海中へ引き込まれるような当たり、25cmの規定サイズぎりぎりクラスの小クロ3匹と同サイズのコナガを1匹ゲットン。とりあえずライブにいれて納竿まで頑張りましたが、規定数の5匹に達せず撃沈。おさかなクンたちは大きくなってもう一度私に会いに来て!!と念を入れて海にお帰り頂いた。

今回は、半遊動の浅タナでクロ食いあがった時の手返しの早さ・・・・痛感!、飲み込まれないための早アワセの必要・・・痛感!、 ドリームまでに習得は間に合わん・・・実感!!。遠投浅ダナ、早アワセ、半遊動の強み、いい勉強になりました。物にしなくっちゃ、改めて精進です!。

 

 PM12:30納竿。鶴見の韋駄天こと速見丸は大型船、一度にメンバー全員を回収します。我こそと腕に自信のある人は顔がニヤニヤ!。

帰港してさあ検量です。25cm以上5匹の総重量を秤で計測していきます。

 

今大会の上位10名までに授与されるキザクラの豪華賞品です。今回はY棟梁の提供賞品:宇佐から揚げセットも上位3名に渡りました。

A突撃隊長が「チャンピョンジャケットは誰がもっていくんかのー!」と整列したメンバーの顔を覗き込んでいます。

 

優勝者は増野クン、20才台の若きチャンピョンの出現です。48cmを筆頭に40オーバーを数枚加え総数5匹で4000gオーバー、文句なしのトップです。クジ順で最後のグループになり、上がる磯なくて鶴見大島の田の浦の波止に上がっての釣果だそうで、お見事です。確か昨夜の前夜祭、私の横でお開きのAM2:00まで一緒に飲んでたような記憶が・・・・、若さが輝く満面の笑顔です。

 

入賞されたメンバー、関リーダー(2位)、古庄クン(3位)、増野クン(1位)、山口(弟)さん、三重96ちゃん。みなさんおめでとうございます。

大会を開催して頂いたクラブキザクラ大分の役員の皆さんお世話になりました、おかげで楽しい1日が過ごせました。また、大会参加されたメンバーの皆さんお疲れ様でした。有力者が年々増加しライジャケ獲得に熾烈さが一層増してきましたが、釣技向上とともに楽しく愉快な大会&釣行がこれからもできますようよろしくお付き合いをお願いいたします。

次回は6月15日のドリームカップに参戦します、会場で見かけたらお声かけよろしくお願いします。たぶん、炭もって前日入りします(笑)。

 


芝エビあったー!!

2014-05-19 | 磯釣り

大分のグレ釣りの定番エサといえば芝エビの自家製ムキミ。ちょうどこの時期から県内産の芝エビ(小エビ)が出廻るので買い込んで冷凍パックされる釣り人も多いのではないでしょうか。

餌持ちがイイことと、魚の食い込みが明らかに違う、咥えたグレが吐き出さない、との絶大なる評価を先輩諸氏から教えてもらった私も多聞に漏れず、ここ数年この時期にはスーパーを探し回ります。今年も、5月になってそろそろ店頭に並んでるんじゃないだろうかと、会社の主婦連合にもお願いして情報収集にヤッキになってますが今日までNOキャッチです。春の釣り大会が近付いてきたのに手持ちが無くて少し焦っていました。

 ところが、本日見つけちゃいました。貴重な芝エビ。

トキハワサダタウンに買い物付き合わされ、あったら儲けもん的感覚でふらっと寄ったお魚コーナーの陳列台にらしき包装が、凝視してみると最後の1パックが残っていました。まだ黒ずんでなく新しそうです。思わず手に取り必死でカミサンを探します(実はワンコインも持ってなかったんです)。

ここ1・2週間ほど、数店のスーパーで探してみたけど無くて諦めかけていただけに、1パックでもあって歓呼の雄たけび上げたくなりました。

ウキウキしながら自宅に帰って早速ムキミ作りです。

なでしこアジア最終戦をTV観戦しながら傍らに焼酎をおいて、家族からクサーイと言われながらもせっせと皮をむきます。

勝利の歓呼と同時に完了!

1パックで3回分に小分けできそうなので、1回分はマルキュウのアミノ酸ウルトラバイトαにまぶします。

 2回目は定番のパンダの味の素を振りかけてなじませます。

 3回目は両方振りかけてみました。3回分をナイロンの小袋に小分けしてタッパに入れ冷凍庫へ。

来週の日曜日はクラブキザクラ大分の春の大会です、小分けした1包を持参します。もう1包は6月15日のドリームカップまでストックしておきます。どちらの大会も規定数5匹、運やマグレで釣れる匹数じゃないんでリミットメイクできるよう頑張らねば・・。自家製ムキミの効果があるといいんですが・・・・。

 


GWは小バエで瀬泊まり

2014-05-12 | 磯釣り

チームみや丸のBUさんからの毎年恒例の「GWチームみや丸・魚はおらんけど釣行祭」の開催メールに、正月の先の瀬釣行以来でメンバーに会えるのと男女群島遠征の話が聞けることを楽しみに参加表明。やぼ用で早朝から同行できず遅れれて参加しますが・・・のわがままにも、一番釣れん時期やけど瀬泊りするんでゆっくりどうぞ!との返信メールを頂いて、5月3~4日鶴見へ行ってきました。

娘を女子サッカーの練習グランドまで送った足で高速に飛び乗って佐伯を目指します。BUさん達は早朝便で出港し小バエコにあがっているらしく、リクエストの追加ビールを10本程とオキアミ2角・ジャンボ2角のマキエを佐伯で購入。かっとばして梶寄に着いたのは12:10、すでに12:00便は出ていましたが、幸いにも熊本と福岡の2組のお客さんが待っていたんで船長とBUさんに連絡して13:00便に乗船。初めて出港までの時間を使って港でマキエを混ぜます。ちょっと風が強いのが気になります。

まずは福岡のお客さんをタチバナに降ろします、水道は風のせいか白波がたってうねりがあり、船首の舳先から波に突っ込むこと数回、なだれ込む海水と打ち被る波しぶきで荷物もびしょぬれ状態。早々に海峡を離れて小バエへ向かいます。

チームみや丸の旗がなびく小バエには、BUさん・拓ちゃん・司ちゃんが竿出ししています。「お久しぶり!、今日はよろしくお願いします」と挨拶。荷揚げを手伝ってもらいながら状況を聞くと、司ちゃんがブダイ・拓ちゃんがハゲと厳しい状況らしい、そんな中BUさんがゼンゴのお散歩釣りでヒラスズキをゲットしたとか・・、さっそくイグローを開けてみると70cm級の銀色の魚体がデーンと横たわっていました。・・・・デケー!!思わずウマソウー!!!。 青物名人、釣れないじきでもやっぱヤルねー!。流石です。

 名手拓ちゃんにしてハゲ1枚!、「10時過ぎから下げのイイ潮流れてるのにクロはおらんッ、スーッと仕掛けがなじむ潮やから普段なら持って行くような当たりがあるんやけど・・・、やっぱ5月の鶴見は釣れんネー!!」って。この一言を聞いたときからやっぱり産卵期にはいった今の時期は厳しいんだろうなとテンションは急速に萎んでいく。

ともあれ準備をと競技1・25号竿にハリス1・75号、ウキわDear-G 00でクロ仕掛けの準備をしてると、「前日、ナイターの権現で形のいいアジが上がった!、みんなでマキエ打ちまくって寄せれば・・・」とBUさんが呟く。よーく竿立をみると皆さんナイター仕掛けセット済み、アジ釣り用の2号中通し竿持ってきてないよう~・・と嘆きながらも予備竿の1.5号アテンダーを取り出し、道糸2・5号、ハリス2・25号、デンキウキ2Bの仕掛けを組み、ナイターでのアジ釣りに掛けることにした。

午後3時前、なーんも釣れんし、肉でも焼くか・・・・!。ちょっと早いけど小宴会やってひと眠りして、夜10時からの潮を狙おー!ってことで、1回も竿振らずに宴会突入です(いいんです!、みんなに会えて男女遠征の話がきければ)。

司ちゃんが宴会準備を段取ってくれ、ブタバラ・カルビー・手羽先・焼き鳥・ウンナー・ニンニク・キャベツと仕込んできた食材を手際よく焼いてくれます。焼肉パーティの開始です。次々とビールの缶が開いていきます。

とここで、トラブル発生。「焼肉のタレは~」のBUさん問いに、「持ってきてな~いー・・!、塩で食ってくださーい」の司ちゃんの返答。「焼肉にはタレデショ!」→「焼き鳥は塩で我慢して!」→「我慢できん!、焼肉はタレでキマルンジャー」としばらくオモロ過ぎる掛け合いしたのち、最後の手段だとBUさんが船長に連絡。

息子さん運転の見回り便で、自宅の黄金のタレを届けれくれた船長。司ちゃん、恐縮しながら荷渡しで完了(船長、ほんとにありがとうございます)。BUさんと船長の長く深い付き合いのなせる技ですが、恐るべし「チームみや丸」です。

 夕まづめの大バエ水道。上げの本流が先の瀬に向かってゴーと音が聞こえてきそうな、まるで川のように流れてます。

こうなると釣りになりません。大バエ瀬泊りの底物師もテントを張って夕食タイムのようです。

今夜の寝床です。北西の風は結構あり、竿立ての道糸がピィーン・キーンと糸泣きしています。

たらふく飲んで、腹いっぱい食って、夜7時前にはナイターに向けて寝袋に潜り込みます。

 ぐっすり寝入った午後10時前、司ちゃんが起こしにきてくれ、すでに準備万端の拓ちゃんと司ちゃんと3人並んで電気ウキを流します。まずはマキエでアジを寄せようと3人で1投ごとに5杯~10杯とマキエ打ちこみ手返しを繰りかえします。潮もイイ感じで沖へ流れているのに1時間過ぎてもなーんにも当たりません。12時を過ぎても餌丸残り、頭さえ残って帰ってくる状態にお手上げ。AM1:00についに司ちゃん・拓ちゃんは竿を置いて寝てしまった。私は対岸のクジラで電気ウキが動いていたので全くの一人じゃないとしばらく続けてみたもののやっぱり話相手もいなしなんか気味悪いしで30分後には止めてしまった。必殺、パチンコ屋で仕入れた耳栓のおかげで夜が明ける6:00までグッスリ・・・。ゴールデンタイム、BUさんが起こしに来てくれても全く気がつかず・・・(泣)。

朝6:00、すっかり明るくなって朝日の陽光で目をさまします。鶴見のこの時間、このシーン、何度みても一番美しいなー!!

見下ろすとBUさんと拓ちゃんが竿を出してます。「大アジ来ましたヨー!!」ってBUさん。拍手したものの、やってしもた・・・ゴールデンタイム逃してしもた(泣)。

BUさんの釣果!、拓ちゃんも同サイズのアジをきっちりゲット。

こんな40センチを楽に越える大アジが釣れるんだから、山ちゃんや忍ちゃんが夜釣りにハマるの頷けます。

司ちゃんと私でBUさんの釣ったアジをお裾分け、2本も頂いちゃいました。(ありがとうございます、今度は、自力で釣ってみます・・・)

日中はなーんも釣れない状況なので朝8:00便で帰る先発3人組です。荷物をまとめ磯掃除をして回収船を待ちます

北九州の2人さん、門司と山口まで気を付けてお帰りください。

正味3時間しか竿振ってない私は、11時からの本命潮まで待ちですが、懲りずにクロ狙ってみることにして3人を見送ります。

15時の回収船まで頑張ってみます。

上げ潮の時間、小バエの裏側へ様子見です。水道にマキエを打って見るとアッとゆうまに流れていきます。

水道の底物師も、前では釣りにならず裏で竿出しています。こりゃ無理だわ・・・、足元から激流で軽るーく100mは糸がでて底物師と絡みそうです。

AM8時便でBUさん達と入れ替わりに上がって来られたのは門司の小林さん。ライフジャケットには名釣会のネームワッペン。

なんと一人で瀬泊りだそうで、少し状況をお話ししてると、司ちゃんもBUさんも良く知ってるようでした。とても礼儀正しいとゆうかマナーを持った方で、「こんなに釣り場が広いんですから、どうぞ竿出してください」っていうまでズット静かに後ろの高場で待機されていました。感心です、上手な方ほどマナーしっかりしてますね。見習わなければ!。

AM11:00前から本命潮が動きはじめました、小林さんと2人ならんで竿を出します。小林さん、やさしい竿サバキでブダイをタモ入れ、そっと海に帰していました。なめらかとゆうか冷静とゆうか・・・・、絵になっています。

本命潮がきれいに沖へ流れ出してもなーんにも魚信が無いのでハリスを1・5号、針を4号に落としウキも00号に変更した直後の12:00、久々に道糸がスプールからバチバチっとはじき出される当たり。ヨシ、やった~!クロか?と期待しながら竿を立てやり取りを開始すると意外とすんなり上がってきた。イサキです。なかなかの良形に思わずニンマリ!!。続けとばかりに連発を狙って同じポイントへ流し込んでみたもののそれっきりでした。

さらに1時間後の13:30頃、沖へ流れるDear-G が20m先でなじんで竿1本ほど入ったころ、ピンと糸を張るアタリに合わせを入れてリールを巻こうとしたら強烈に締め込み、なかなかの抵抗に見舞われます。あわてて瀬の先端まで駆け下りてやり取りすること数分、「鉄っちゃん大師匠の竿の角度が大事!」の言葉を思い出しながら、右へ左へ走る魚をゆっくり浮かせてみると水面下で白く反転、なーんとイスズミでした(泣)。クロじゃなかったけれども強烈な引きを堪能・充分に楽しませていただきました。

横で見ていた小林さん「よう引きましたね、ぶってーババタレですね」だって(笑)。 実測52センチ、 こいつウンコするんで写真に収めて海へお帰りいただきました。

 

BUさんに頂いた大アジとイサキ。久々に旬の鶴見の味を刺身で堪能させていただきました。

「こんな大アジ、久し振りやねー!、ようやった」。とカミサンから久々のお褒めの言葉、子供たちにも美味いって喜んでもらえ、いいGWになりました。(BUさんからもろたなんて・・ナイショです)

今回ごいっしょ頂いた、BUさんはじめチームみや丸の皆さん、ゴールデンウィークとゆうのに超1級磯の小バエの場所取りして頂いたうえに、瀬泊り宴会と大変お世話になりました。ありがとうございました。夜釣りのアジ・サバ釣り、もう十分に魅せられました。次回は万全の太仕掛けで臨みますので、また誘ってください。ありがとうございました。


GW直前に親子で一文字へ

2014-05-08 | 波止釣り

GWに坂の市の一文字で息子とアジ釣りでも行こうかと思って、クラブキザクラの吉田先生に情報収集を兼ねてメールしてみると、3日前に一文字に行ってアジ爆釣したらしく、またまた金曜日に渡るらしいので息子共々ご一緒させて頂くことになった。

2日の朝6時、大在のINGで待ち合わせ。今回ご一緒いただくのは吉田ブラザーズと兄やんの友人:小野さんの3人。港へ向かう途中でスーパーに立ち寄って食材を確保し、AM8:00出港の大勝丸に乗り込んで沖の防波堤に渡ります。

アジ・サバが釣れてるとの情報が知れ渡っているのかガランとした横一文字とは異なり、6号地新波止はテント持参の瀬泊りナイター数組を含め平日なのに大変な賑わいようです。AM9時・12時に泊り客2組が帰るらしいので上の犬走りで釣ってる先客の下で内向きに竿を出すことにして希望のポイントに入ることができた。

 

息子とは去年の夏に横一文字でタチウオ釣りして以来の釣行。今回、彼は遠投サビキ釣りを卒業してカゴ釣りの2本バリでエサ釣りに挑みます。兄やんの友人の小野さんも息子と同じくカゴ釣りらしく右手に二人並んで釣り座を構え、フカセ釣りの吉田ブラザーズと私の3人は左側に並んで釣り座を構えます。

 帰り支度の泊り客に釣果を聞いてみるが、サバは一度も見れずアジもあんまり芳しくなかったらしい。

息子には2号中通し竿に8号ウキをセットしタナ竿2本とったカゴ仕掛けを作って渡し、自分の仕掛けを作ったあと1時間ほど撒き餌を打ち竿を振り続けますが、潮止まりとも重なり魚信は全くありません。な~んとエサ取りもいません!!。キビシー!!。

9:30過ぎ、撒き餌が効いてきたのか形のいいコノシロをかけた兄やん!。なーんにも釣りきらん私に「持って帰りよ!・酢ものにしたら美味んでー」と渡してくれます。

潮色も悪く、流れも右に行ったり左にいったりフラフラするような悪状況。10:30過ぎ、お3方共とも「この間とは全く違うのうー、こげー違うもんかのうー、今日は全く魚がおらん!」とボヤキながら半ばあきらめムード、潮も止まったので早めの昼食タイムとなった。

今回も、兄やんが持参した肉を焼いてくれます、前日から血抜き・スライスと下ごしらえした砂ずり絶品でした。帰りの運転手もいるんで思わずビールに手が伸びます、おかげで満腹・ホンワカ・シアワセ気分です。天気もよくビールも普段より多めに入ってウトウト・・・・。

 

ビールの影響か竿を振る元気が無くなったので、息子にフカセ釣り初体験となる竿:がま競技1・25号を渡し、仕掛けの説明・簡単な釣り方を教えて吉田先生の隣りで竿を振らしてもらうことに!。後はやさしい吉田先生にお願いして私はぶらぶら!。手持ちぶさたに数年ぶりに息子のカゴ仕掛けを外海にブン投げてみましたが超オモテー!、こんなに重たかったっけってオドロキを感じました。竿折れるんじゃないかとヒヤヒヤしたぼど。数投して疲れるわーと竿を置いて休憩、ついウトウト・・ZZZ!。

 

先客が帰った12:00過ぎ、上の犬走から外海が狙えるようになったので兄やんがクの字に釣り座を移動。私と息子も1っ匹も当たらない内側に見切りをつけ上から外海を狙って見ることにした。そこで、この際にと仕掛けを0号ウキ、2ヒロ1・5号ハリスに組み替えて半遊動の練習です。かつて、かご釣りで慣れ親しんだ一文字、たまにはウキを見ながらの釣りもいいもんです。ただそれから1時間近く全くウキは沈んでくれません(グシュ!!)。

兄やんの予想どおり2時半を廻った頃から上潮が入ってきて、左流れに変わるとやっと中アジが初当り。 まずはクの字で釣ってた兄やんにヒット!、それから私に、次にかご釣りの息子にも中アジが当たってきた。地合いが来たのか?内向きに釣っていた吉田先生達も賑やかくなってきた。

各人がそれぞれ数匹づつ確保したところでPM4時半に納竿、PM5時の船で帰港しました。

吉田先生が釣ったアジまで息子が頂き、帰ってみると中アジ10数匹。さすが旬のアジ、美味かった~!!。南蛮漬けにして頂きましたがイイ味出てました。晩酌のアテにもバッチシでした。

久々の釣りを楽しんだ息子、同行頂いた皆さんがあまりに愉快で面白い人達だったので、十分すぎるほど楽しかったようです。吉田先生・兄やんありがとうございました。またまたご同行お願いします、今度はオナガグロで(笑:本人真剣)。