素直にPS3の値下げ＆HDMI搭載を喜んだ私ですが。
この記事に書いてあるようにビジネスモデルが変わったとするならば、
少し残念に思います。
PS3のオープンなコンピュータとしての将来を見てみたかったから。
ただ、ソフトウェア会社のマイクロソフトでも、
開発ツールを公開したのは発売から一年近く経った後。
日本語版はまだ登場していない。
Xbox360上でゲームを動かすのは有料。
これが現実なのかも。
まぁマイクロソフトはコンピュータとしての使い道は考えてないでしょうし、
そうすることはおそらくしたがらないと思う。
一方で今回の変更はゲーム機としてのPS3には良かったと思います。
Xbox360コアシステム＋外付けHDDVDプレイヤーよりも安いし。
もっと言うとコアシステムにはHDDがついてこない。
つまりゲームの体験版をダウンロードして楽しむことができない。
セーブデータを保存するものもついていないから、
結局別途ハードディスクかメモリーユニットを購入する必要がある。
PS3は1つのパッケージとしてまとまっているように思う。
次世代機として主張していることも分かりやすい。
今回の変更で更に分かりやすくなったと思う。
Xbox360コアシステムは、
HDD別売り。
LANケーブル別売り。
コントローラは有線。
ハイデフ出力ケーブル別売り。
次世代DVDプレイヤーは外付け。
よく言えば消費者に選択を与えるということか。
悪く言えば、
HDD＆LANケーブル別売り ： 体験版配布などのネットワークサービスは望む人だけでいい。
コントローラ有線 ： 有線タイプが嫌なら無線を別に買えばいい。
ハイデフ出力ケーブル別売り ： 本当にハイデフを味わいたい人は別売りケーブル買えばいい。
次世代DVDプレイヤーは別売り ： 次世代DVD見たかったら買えばいい。ただし2011年までしか考えてない。 ドライバや暗号化の問題でPCで使用不可
結局、Xbox360コアシステムは私にPS2と違う何を提供してくれるのか。
結局何を売りにしているゲーム機なのか。
そして、現時点でXbox360にはHDMIを搭載したモデルが存在しない。
それなのに1080p出力に対応したとか強調しているけど。
D5端子を搭載した液晶テレビとかほとんど存在しないのに。
PSPで動くソフトウェアは非公式だけど実質認めている部分もある感じ。
PS3では開発ツールを公開して公式に認めると面白いことになりそう。
この先CPUがCellのようなマルチコアに向かうのはほぼ確実みたいだし。
だだをこねていても仕方が無いと思うけど。