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HDDダイエット──中級編

2009-08-07 10:20:02 | データ復旧

HDDダイエット──中級編

HDDダイエットは、ユーザーの手を使って行う。
誤って重要なファイルを削除してしまうと、Windowsが起動しないなどのトラブルにもなりかねないので、注意しつつ行いたい。

最初にメインのHDDを開き、[F3]キーを押して検索ペインを開く。
「ファイルとフォルダすべて」を選び、「ファイル名のすべてまたは一部」の項目に、「*.tmp」と入れて検索してみよう。
拡張子が「tmp」となっているファイルがHDD全体からリストアップされる。

tmpファイルは、OSやアプリケーションが一時的に作成する作業用ファイル。
現在OSやアプリケーションが利用しているtmpファイルはロックされているので、削除できるものは消してしまっても大抵は問題ない。
人によっては1Gバイト近くtmpファイルがたまっている場合もあるので、ここで大きくダイエットできる。

続けて検索したいのは、画像や音声、動画などのマルチメディア系ファイルだ。
検索ペインを開いたら、「画像、ミュージック、またはビデオ」を選び、3つにチェックを入れて、検索を行う。
[表示]-[詳細表示]を選ぶと、各ファイルの容量が表示されるので、「サイズ」という項目をクリックしてサイズ順に並び替える。

ここからは、手作業だ。
この大きなファイルが果たして本当に必要なファイルかどうか。
PCのHDDに残しておくべきなら手をつけない。
必要ないファイルなら削除してしまおう。

日常的に使わないが、保管しておきたい場合は、いくつか選択肢がある。
1つは、DVDなどに焼いてしまうか外付けHDDに保存する。
2つ目は、インターネット上のストレージサービスにアップしてしまう方法だ。
例えば、画像なら「Flickr」を使えば月間2Gバイトまでネット上のサーバにアップロードできる(年額24.95ドル。無償アカウントは月間100Mバイトまで)。



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