ビル・ラバウンティ Bill LaBounty
たとえばお休みの日。寒かった部屋もほどよく温まり、
久しぶりの昼寝ともウトウトともつかない意識不明寸前な感じ。
そう、意識がゆるゆると消えていく瞬間。
ビル・ラバウンティ はそんな感じ。
約束をすっぽかして、平日の市民プールに浮かんで、
ギラギな太陽のまぶしさを瞼の中で感じて、
水の中のこもった音と、遠くに聞こえる小さな子のはしゃぐ声。
風にのってプール脇の肥やしの臭いにも慣れてきた頃。
ビル・ラバウンティ の声がふっとやってくる。
何年たっても、ふっと耳によぎる感覚。
ビル・ラバウンティ 心地いい ぬけ感がいいね。