12月 28日(水) 曇り 気温22℃ 湿度90%
花火・祝砲負傷者
ブラカン州の花火爆発で6歳男児死亡、父親も負傷。21~26日の負傷者は131人に
26日午後8時ごろ、ルソン地方ブラカン州ノルサガライ町パルティダの幹線道で、
走行中のトライシクルの中で複数の花火が爆発し、乗っていた6歳の男児が死亡、
父親(34)も負傷した。
国家警察ノルサガライ署の調べでは、2人は花火販売で知られる同州ボカウエ町で
花火を大量購入し、ヌエバエシハ州ギンバ町の自宅に帰る途中、
突然花火が次々に爆発した。
爆発で男児と父親も2メートルほど投げ出された。2人は近くの病院に搬送されたが、
男児は同午後10時ごろに死亡。父親はやけどなどを負った。
花火は、隣人らに転売する予定だったという。威力の強い「プラプラ」などの違法花火も
含まれており、爆発で現場付近の民家のガラスが破損するなどした。
同署は、トライシクルの排気管から出た火花が、爆発の原因とみて調べている。
一方、厚生省によると、21日~27日午前6時までの花火・祝砲による負傷者は113人で、
前日から45人増加した。ブラカン州の男児死亡事件は、含まれていないもよう。
負傷原因は、違法花火などが105人で93%を占めた。
[ 2011年12月28日のマニラ新聞 ] から
丁度1週間前の12月21日(水)に、トレンチーノバランガイの親戚の家で、誕生会が有ました。
私は家族達と、ジプニーに乗って出向きますと、義母は到着しているでは有りませんか、
妻に聞きますと、早朝から義母は待ちくれずに、姪っ子達と先に出掛けた様子、頑固ですから、
云い出したらきかないのです。自分の意見は頑固に通す性格、大家族の家長で有る為、
従わない訳には行きませんが、此の国では時間にルーズ、出掛ける迄相当に時間が必要です。
待ちきれずにトライシュケルで、姪っ子達とひと足先に、到着したようです。病気で入院するより、
我がままでも元気な方が良いですね、【笑】 妻の従姉妹の子供のようですが、名前は勿論
知りません。大家族全員の名前を、覚えるだけで大変なのに、覚えられる訳は御座いません。
此の国では親戚の定義が、日本の何十倍も広いのです。バランガイは親戚中心の組織、
日本では石を投げると、先生や社長に当たると云われて居りますが、バランガイで石を投げたら、
親戚の誰かに当たる事でしょう。
以前パレンケ(市場)での買い物中、見知らぬ女の子3人が、
手を出してくるのです。私は咄嗟に払いのけます。物乞いが子供だと思ったのです。すると、
悲しい顔で、『私の顔を忘れたのですか?』 妻もそばにいたのですが、知らない顔だと、
話を聞いて見ると、従姉弟の子供だったのです。向こうは私の顔を覚えていて、ブレス
[目上の人に、尊敬の証として、相手の右手を、自分のオデコに当てる挨拶] だったのです。
その時は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。それ以来物乞いさんが手を出しても、
払いのけるのは止めました。【笑】
誕生日に出かけたのは、隣村のバランガイでしたが、私のバランガイには、バカ(牛)、
カバヨ(馬)、 カンビン(山羊)、の草食動物が多く存在します。季候的に
草が豊富なのでしょうか、誕生日も、食事が済んだら目的達成、食後の散歩と、
洒落こみます。美味しくは有りませんでしたが、お腹いっぱい、『モ~ウ』食べれません。
馬はカバヨで、牛は馬鹿、タガログ語で一番最初に、覚えた言葉ですが、私だけか、【笑】
デジブック 『親戚の誕生会』