Dandelion~美容師の生活~

ヒトのために地球のために自分ができること

乾かすポイント④

2019-07-07 19:57:07 | 美容師のわたし

「続き希望」がありましたが、放置してしまってごめんなさい。
書き始めたものの、ちょっと終着点を彷徨っています。
話し言葉を文章に書いているので、できれば、また順番に読み返してから、この先に進んでください。
乾かすポイント①乾かすポイント②乾かすポイント③


この梅雨の時期にサボりがちになる、乾かすことですが、きちんとやることで、日中の髪質に変化を感じるようになるんです。
この3回を通して、乾かすことのたいせつさや、乾かさないとあとで後悔しますよ的なことについて書いてきましたが、きちんと乾かすことはヘアスタイルをキープすることにもつながってきます。

とくにくせ毛さんにとっては、いつも髪の毛が気になる季節。
そうじゃなくても、朝セットしたものが崩れてしまう、気づいたらフワフワしてしまう、まとまりにくい、イヤになって切ってしまったりとか、何かしらストレスの元になってしまうかと思います。

けど、髪がキマッテルとちょっと気分上々になりますよね。
くせ毛さんが縮毛矯正をすこしでも長くキープするためにも、参考にしてください。

まず、日本人のくせ毛さんは「生えグセ」が多く、理想は毛穴の向きが頭皮に対して垂直に流れていればいいのですが、重力とおなじ方向に向いてればいいのですが、へそ曲がりがたくさんいて、左に向いていたり、下に向いててほしい位置の毛穴が上を向いてたりすると、一度毛穴の方向に伸びてから、重力の方向に流れていくので、その流れによって、その髪がたくさんいるとまとまりにくい「わたし、くせ毛です」となってしまいます。
多かれ少なかれ、この「生えグセ」は誰にでもあります。

では、どうすればいいのかというと、前髪や顔周りの髪は、根元の方向を確認して、まだ濡れている間からその根元の方向へ流しながら、乾かしてください。
どんなに明後日を向いている根元でも、重力に逆らうようなことはないから、「くせをまっすぐにする」に着目をおいて、芯まできちんと乾かすこと。
つむじから前の髪は、勢いよく全部、前に、顔に髪がかかってしまうけど、乾かしましょう。

そうそう、たまに送風にしながら、乾き具合を確かめることも忘れないでください。

あと困るのが、なぜかくせ毛さんは毛量が多いということ。
そして、広がる原因は、耳周りと後ろの首の上あたりが、不完全乾燥だということ。

ちょっと面倒ではあるんですが、上と下を分けて乾かすことをおススメします。

頭を下げて、「こんにちわ」とするように、頭の丸みに沿って、左と右に髪の毛を分けて、ドライヤーをかけるのもいいです。
そのときも、髪を持ち上げて、隙間をつくって、風通しをよくすること。

実は髪を持ち上げて乾かすことは、自然な髪の毛の立ち上がりを作るためでもあります。
ボリュームが出るのはイヤとも言うけど、ぺったんこになるのは、不自然だからね。
早く乾かすコツでもあるし、髪が生き生きとしてきますよ。

毛先がパサパサするようだったら、そこだけでもブローをするように、全部乾いたと思ったら、デンマンブラシでもロールブラシでも、なんならコームでもいいから、ドライヤーの風と一緒に、もしくはまだ温かいうちに1、2回でもいいからクシを通してみてください。
それでも面倒なときは、手や指をつかって、撫でてあげてください。

できれば「髪をじぶんでもさわってて、気持ちいいな」と感じれるようになるといいです。

男性の方は、短くても長くても、シャンプー後に放置をしないように。
パーマをかけている人も濡れているままは、ダメです。

頭皮をたいせつにすることは、髪を、髪の命をたいせつにするにつながります。
この時期に「乾かすこと」が習慣になると、年中いつでもできるようになります。
そして、濡れていることが気持ち悪くなると思います。

あとはね、一度この時期に、お金をかけてトリートメントやヘッドスパ、ヘッドマッサージをすることをおススメします。
どうしても、変化のしやすい季節なので、これから紫外線もどんどんたくさん浴びるようにもなるので、遊びに行く前に試してみてください。

これまた、髪の毛が、頭皮が、変化してたのしいですよ。
「ケアは1日にしてならず!」です。



ひとまず、このシリーズはおしまい!あと、もう一度こっちも読んでみてください。理解が深まるかも。



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