でりら日記

日々の雑記帳

観たよメモ 映画「ジャケット」

2007年12月22日 | 趣味の雑記
こんばんは。でりらです。

ええと今日は寝てました。起きたら風邪っぽかったのですが、ただの寝すぎのようです。
普段あまりに睡眠不足なので休日に寝溜めする体質になってしまっているのですが、そのついでに
肉まで着込んでいるような気がします。着実に身体が重くなってゆくような・・・

観たよメモ。
映画「ジャケット」。

 これは何をどう書いてもネタバレになりそうな気が。難しいなぁ。
 まず、2005年のアメリカ作品。日本での公開は2006年5月。
 昨年のGW公開、ということ。で、観に行きたいけど関西じゃまだかなぁと言っている間に公開館が少
なかったらしく、すぐに終了してしまったような気が。

 で、初めて今回DVDにて視聴。
 まず、ジャケットとは何か。まさかコレを指すとは思っていなかった。
酒宴、じゃない主演はエイドリアン・ブロディ。映画『戦場のピアニスト』で史上最年少のアカデミー主演
男優賞を獲得している。不思議な顔立ち。痩せすぎ(の役なのできっと今回も自力で減量したのだろ
う)。
 主演女優はキーラ・ナイトレイ。うん、好きだ。こういう顔は好きだ。ブルネットなのがよいのかもしれな
い。日本人だなぁ自分。

 予告編や紹介記事で、ちょっとしたタイムスリップ&記憶喪失ものだと思っていたが、いやいやなかな
かどうして。ちょっといろんな意味で半端じゃなかった。一緒に観ていた父親は、30分ぐらいで「これは
なんやねん」と言い出した。それは父の、趣味に合わない、変な映画だ、なんでこんなものを観ている
んだというジェスチャー。ちなみに、この言葉が出た他の作品に、邦画『ALIVE-アライブ-』がある。アラ
イブ、は、私も最後まで観られなかった。すまんの。

 で、一旦停止したものの、家族が寝静まってから再開。こんな作品途中で止めるなんて駄目だよ。

 主人公ジャック・スタークは、湾岸戦争で頭部に重傷を受け、記憶障害を抱えたまま帰国する。身寄り
もあても無く雪の中歩くうち、車の故障で停車する車と出会う。母・ジーンと少女ジャッキーの二人連れ
だった。修理してやり、少女と話すうちに、軍隊時代の認識票をジャッキーの手に残したまま、ジャック
は二人と別れる。その直後、とある事件に巻き込まれ、ジャックは重度の精神障害を抱えた殺人犯とし
て精神病院に矯正治療を受けることとなる。

 薬漬けの治療のさなか、ふと意識をとりもどすとジャックはとある街角に立っている自分に気付く。そ
こで出会った荒んだ目をした若い女は、なんとあの少女ジャッキーだった。ジャッキーは、雪の中車で
立ち往生したのは十五年も前の出来事で、しかもその時出会ったジャックという男はとうに死んでいる
という。ジャックは自分に何が起きているのかをさぐるべく過去を追う。

 先日観た『バタフライ・エフェクト』に通ずるものがあるけれど、じゃあ彼女の待っているあっちの時空
はどうなるんだよと考えてしまった。多重並列宇宙ではないのか。あくまで歴史は一つ?
 しかもよりにもよって十五年後の未来というところに過剰に反応する自分自重。未来は選択できるん
だよ。

 そして、矯正治療という名目の処罰に近い治療が怖い。あれは発狂する。

 とまぁネタバレを避けるべく多くは言及しませんが(これでも書きすぎ)、ちょっと精神的にキツい部分
もあるけれど面白かった。やっぱり劇場に行けばよかったけど、一緒に行く人を選ぶなぁ・・・下手をする
と二度と映画に誘ってもらえなくなるかもしれない。でも『コックと泥棒、その妻と愛人』よりはましか
も・・・

 ハッ!ちょっと待て!父上、そういえば父上、『コックと泥棒~』録画して観てたよね。アレはOKでコレ
は駄目なの?おかしいよ!私でもあれはきつかったのに!!!




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