2016年10月25日、朝は晴れ、登山のお客さんを見送ったら「自分も」と思い9時30分頃出発する。
この日の天気は午後3時位から雨。その前までにと、カメラを持って行くと、時間ばかり掛けてしまうので、コンパクトカメラだけにして出発した。
本日のコースは、塩沢登山口から安達太良山を目指し、ロープウェーで奥岳へ下る。
塩沢登山口からのコース、今年の5月にNHK日本百名山の番組制作に仲間らと協力、7月に放送されたコースだ。
湯川渓谷の滝を眺めながら登り、紅葉も美しいが、スリリングな場所も多数ある。
予定通り進めば、14時40分、奥岳発のバスに乗り、岳温泉へ戻る事ができる。と、いつもの(いい加減計画)
塩沢登山口より、午前10時に入山する。
今年の雨でか、洗掘溝は深く、所々流されたゴミ等が溜まっていた。
昨年はあっただろうか?倒木もあり、
約1時間で屏風岩へ、相恋の滝を眺め、いつものように休憩と写真。
天候はまだ晴れている。
さて、だんだんスリリングな場所が現れる。
鎖に捕まっての岩壁トラバース。滑落しないよう慎重に!
やがて八幡滝に!
山肌は紅葉も名残か!そして天狗岩へ!
崖をトラバースしたり、丸太橋を渡ったりと、スリリングなルートが多くなり、
渓谷から登り始めると、鉄山の南壁が見えてくる。
高度差が大きいので、ここから見る鉄山は壮観だ!
ここまでくると、雲の流れは早く、曇りとなっていた。
12時過ぎ頃くろがね小屋着。
途中で一緒になった登山者と会話。
また、山頂より来た方は風の強さを語っていた。
とりあえず、「籠山稜線まで行ってみようと!」出発。
風は強くなり、山頂の稜線はガスの中、汗が冷えて寒くなり、着込むが手袋がレイングローブで指先が冷たく辛い。
稜線手前でも風は強く、ガスの状況から雨が心配になる。
13時頃、撤退とした。
くろがね小屋へ戻り、勢至平へ向かう途中、やはり雨が降り出す。
小雨ながら適当な場所でレインウェアーを用意し、途中見晴らし台から覗く五葉松平。
ロープウェーは動いているものの、安達太良山山頂はガスの中だった。
15時30分頃、富士急レストハウス着。ロープウェーは終了していた。
全工程 9.12km 最大高度 1522m
今回のルート