岡町から帰宅、夕方までちょっと家事の続きをやってから、のんびりと写真を整理したり、作品を作ったりして(相方は「明日はバタバタするから今から行ってくるわ」と青野ダム詣でに出かけた)、目薬、鼻うがいを済ませてマスク装着、完全装備ではないものの、再度外出。たぶん、行き始めてから初めて、2回ぐらい続けて見逃していた、Sunny Side Kitchenのライブ、ようやく聴けるのでウキウキしていた。
電車の時間を打ち合わせていたので、無事ゆうこりんと合流し、三宮まで。お店へは初めてだったけど、チキンジョージのちょっと先、というのを頼りに歩いたらすぐ到着した。階段で地下へ。

そろそろ開場時間だけど、まだ前で待っておられたので、私たちも待っていた。ゆうこりんがドアを開けて聞いてくれて、その方々と一緒に中に入った。

今日のライブ。中にはフライヤーがいくつかあって、ダコタ・デイブ・ハルさんとザビエル大村さんのものもあった。ちょうどこの日、ねいろかふぇでライブやん。

一番前のテーブル、後で来るゆうこさんの分も席を確保して、メニューも確認。何か食べるものあるかな。

なんかいい雰囲気だ。

SSKが先攻と聞いてたので、ガッツリ聴けるよう早い時間に来たのだ。

ちょっとご無沙汰だったメンバーにもご挨拶してたら、そろそろライブがはじまりそうだ。

バンドの皆さんも、この店は初めて、とのことで緊張するかと思いきや、それはなくて、いつものめぐっちさんのMCだった。
SSKは、『メトロ』から始まった。

白いTシャツ姿のめぐっちさん、ま、ステージ上なら半袖もアリかな、と思ったけど、実はセーターを着てきててあまりの暑さに耐えきれず、リュウジ先輩のを、どうもひっぺがして(失礼!)着てはったようなのだ。

『ゆらりゆれて』、


リュウジさんと鎌ちゃん

最前列なのでアップが撮れちゃうんだな。

嫌がられるかなぁ。

アケさんが歌う『Shooting Star』

流し目、色っぽい。

アケさんから、またお誘い受けたので、本気で『あ』でのライブ考えないと、だわ。

鎌ちゃん、Bland New Bassらしい。

これはMCの間かな。

まさやんの『Dance on the Dirt』。

いつもは後ろにいることが多いので、なかなか被写体になってもらえないのだが、この日は正面向いた顔も撮れた!


これ何の表情?

オムレツを注文してみた。具沢山で仕上がりもものすごくきれい。味はもちろんのこと。

心臓の不調で阪大病院に入院した時、部屋が空いてなくて、特別室に入っためぐっちさん、阪大の校舎が朝日に染まるのを見ながら作ったという曲が、『夢の続きを』


その時の話をするめぐっちさん。不調で車の中で休んでおられ、その後一緒に乗せてもらって帰った時は普通にお喋りしてたけど、やっぱり病院に行こう、と行ったら即入院、だったような。

そして、大学に通っていた頃、突然思い立って飛び乗った電車で行先も決めず向かった先のことを歌った、『チケットゲイト』2枚目のCDと新しく作った曲が続いた。


メンバー紹介では、50年も前から知ってるけど、親しくなって一緒にやるようになったのは15年ほど前かな、とアケさんのことを紹介。『あ』の紹介もされていた。当初は3人でやっていたSSKにまさやんと鎌ちゃんが入って、この形になった、という説明だった。

それから、『ボーイ』

『月影の少女』

『くりかえしくりかえす』とずっと以前に作られた曲が続いた。

この曲の時、隣の席のゆうこさんがハンカチで涙を拭っておられるのを目撃した。

何見てはるんやろ?

最後は1stに入っている『魔法の言葉をささやいて』で終了。

アンコールは2枚目のアルバムのタイトル曲、『Forever, and Ever』だった。

お店は満杯だったし、厨房も忙しかったようで、ゆうこりんオーダーのドライカレーはだいぶ後でやってきた。スクランブルエッグが乗っかってる。

休憩の後、ホストバンドの、ふーやん&フレンズ

前列3人は座って、後列は立ってる。

MCではめぐっちさんより年下、的な話をされてたけど、たぶん私とおんなじ位かな、と思ったらいっこ下だったリーダー、ふーやん。

ギターの方は淡路島のジョージハリソンと言われてたが、弟さんのお友だちとか、長いお付き合いなんだな。


ベースは中学のかなり後輩、二世代違う、ってことはだいたいあれくらいか、やはりひとり若いな、って思った。カホンの方とは別のバンドでも一緒に活動されているらしい。

今回ゲストだが、次からはレギュラーメンバーになる、とバイオリンのM本さんを紹介された。最初、ステージに向かわれるとき、「あ、フィドルや」と思ったのだが、まごうことなくバイオリン、いやヴァイオリンだった。

気もちのいい音だった。

曲によってはハープも吹かれるようだ。


こちらはスライドもこなすジョージ・ハリソン


初めて聴いたので、曲のタイトルはほとんどわからず、ぐうたらな自分を現した曲、レゲエっぽくできたかな?とかバラードをスライドギターフィーチャーして、とか言われてた。

最前列の端っこで聴くめぐっちさん。

暑かったのだろうな、演奏中にシャツを脱いだカホンの人

後ろのおふたり、時々顔を見合わせて笑うのがいい感じだった。

なんかきれいやったので。

聞き取れたけど間違ってたらごめんなさい。『そっとそっと』『真理の風普遍の星』(新曲とのこと、漢字合ってるかな?→ご本人に教えていただきました。)

オリジナル中心で、曲作りもふーやんのようだったので、ギターヴォーカルな人かとおもっていたら、ベース弾きだって。歌もすごくうまくていい声
だった。

センチの曲『雨はいつか』もあった。また、70年代カレッジフォークみたいな曲『風に踊るざわめき』

眼が合っちゃった、のか?

新曲はライブ初公開、ブルーズのつもりで作ったのに、昭和歌謡、って言われるんですとのこと。もうひとつ新曲は『二人のシャンソン』、

ジョン・レノンの曲に歌詞をつけた『おいらはジェラスガイ』、キャロル・キングの『Up on the Roof』に歌詞をつけた『屋根の上からずっと』

アンコールは、現存する中でも古い曲らしい『風の中のムーンライトモーテル』青春時代の歌だそうだ。初めて聴くオリジナル、って 聴いてるとしんどくなったり、何も入ってこなかったり、つまんなかったりすることけっこうあるけど、このバンドのオリジナルはバリエーションも豊かだったし、ご本人はおしゃれじゃない、と言われてたけど私には神戸らしいおしゃれな曲たちだな、と思えた。
SSK目当てに行ったけど、結果いいライブだったなあ。
SSK目当てに行ったけど、結果いいライブだったなあ。

地元組は送ってもらえるそうで、ゆうこりんとふたり、ラッキー!と呟く。帰り道、ものすごいガタガタの道を通った。あれ、事故起こると思うな。山手幹線のどのへんやったかな。

久々にしっかりSSKを聴けてかなり満足。やっぱり好きやなあ。
・・・で、サニ吉、って呼ぶんでしょうか?