６時過ぎに到着したら、二つのバンドがリハ中。余りの熱気に、来店のお客さまもしばらく外で待機されてました。
スタート時間にはこんな感じになっていました。
マスターのご挨拶
イベントの仕掛け人、Ｎ島さんのご挨拶
地元からの『トリ・ユニット』がトップバッターでした。
ベーシストは女性なのですが、この日は予定が合わず、初代ベーシストで今はマーベラス桜井のウエスタン・スウィングバンドでベースを弾いているＫ寺さんがトラで参加でした。久しぶりに会ったＹっさん、頭が仰天なスタイルになっていました。
人でいっぱいなので、カウンターの中から撮ってみました。
マンドリン対決、ではなくフェスティバルなので、たくさんのマンドリン弾きさんのお顔が見えました。今年大学に入りたてのマンドリン弾き(高校生の時、宝塚フェスでシエラ・ハルの洗礼を受けた男の子）も来てたけど、おっちゃんたちの演奏は彼にどう映ったのでしょうか？
二番手は東京からの『古道具』高槻ジャズフェスにやってきた二つのバンドの合体バンドだそうです。どちらのバンドもメンバーが半分帰京してしまったのだとか。日本一音単価の安い?マンドリン弾きと言われる竹内さん、この日は関東の方々に言わせると、普段より音数が少なかったとか。もう、目を見張って口をぽかーんと開けておくしかないような、すばらしい演奏でした。
後ろで弾いておられるのはスウェーデンの楽器、ニッケルハルパ。箱根で２度ほど見せていただきましたが、間近で見るのは初めてでした。そういえばスウェーデンのポップスをやってるバンドがあったなあ、彼らは使わないのかな。
フィドルに京都の熊澤洋子さんが入ってツインフィドルになりました。竹内さんとは古いお付き合いなのだそうで、「聴きに来るつもりだったのに、出てね、って言われちゃって。」と。
以前ここでライブをやってもらったことのあるマスター、早速アプローチしてました。「またやってえな。」
とっとと演奏を終えた「トリ・ユニット」のＫ瀬さん、気持ちのいいくらいビールの追加注文が入ります。それを待ちながら、ミュージシャン談義です。「これ、作って持ってきてんけど音入れへんかってん。せっかくコーナンで材料買って作ったのになあ。」
最後のバンドは『ルート８４６４』発起人のアンディＮ島さんのバンドです。
これまでの２バンドは、ほとんどがインストで歌ものは１曲しかありませんでした。聴いていて気持ちいいインストなんですが、やっぱり私としては歌があったらいいのにな、とちょっと思っていました。このバンドはセンターの方がたっぷり歌って下さったので嬉しかったな。
ご当地ソングを、とＭＣで言われたのでマスターと「何やろ？」「雨の御堂筋ちゃいますか？」と話していたら、予想がドンピシャ大当たりでした。とっても素敵なヴォーカルで、ぜひまた箱根あたりで聴かせていただきたいと思いました。
さて、この時点でもうかなり遅くなっていますが、せっかくマンドリン弾きが多数ご来場くださっているのだから、とジャムタイムに突入です。まずは３バンドのマンドリンの競演。
なんと、誰も楽器を持ってきてないのですわ。それだけ「演奏を聴こう」という姿勢が表れているのだとは思いますが、こんなチャンスはなかなかないのにね～。で、入れ替わり立ち代わり、というスタイルになりました。
ぽつでＭＣのじょにー。彼はきっと来るだろうと思ってました。（ちょっと翌日の練習の打ち合わせもできて良かった。）お誘いに一番最初に乗っかったのは彼でした。
次はＴ村さん。Ａ立くんもギターで参加です。そういえば、彼はルート８４６４のベーシスト、Ｏ部さんの後輩でしたっけ。
ドーグ大好き滋賀のＹ村くん、なんで弾かなかったの？みんな楽しみにしてたのにな。最後は輪になってこんな感じのジャムでした。
終了後、１１時は軽く過ぎてたのですが、やはり遠来のお客さまはあそこでもてなすしかない、といつもの中華へご案内しました。じょにーも帰ってしまって寂しかったんですが。酢ふだの看板と餃子が皆さんのお気に召したようで何よりです。Ｎ島さんは、何度もオッピドムには来られているのに、このお店は初めてだったそうで、炒め物もレバーの天ぷらも美味しい、おいしい、と喜んで下さいました。次に来阪される時にもぜひよろしくです。いや、私あそこの者とちゃいますけど。
