彼女の方も、修学旅行以来の京都だそうで、しっかり下調べしてやってきていたので、私はただ後ろからついていっただけでした。（だいたい京都はほとんど知りません。北の方のライブハウスへの行き方がわかる程度です。）なので、ちょっと嬉しい休日になりました。
まず向かったのは上賀茂神社。ここへは行ったことがなかったので私も楽しみにしていました。時代劇の撮影をやってたのですが、写真はダメ、と言われました。でも別にいいし、知らん人ばっかりやったもん。
重文がごろごろしています。
左の片岡橋は渡れたのに、この玉橋はロープで遮ってありました。何で？と思ったら真ん中に穴が。
片岡橋は屋根付き。桧皮葺の屋根が珍しい彼女。北海道では見ないそうです。
実はここでちょっとした事件が。バス・地下鉄の一日券を買って、ここまで乗ってきたバスに、忘れ物をしました。慌てて電話すると、少し離れた車庫で預かっているとのこと。急いでそちらに向かいました。一日券、買ってて良かったね。バスの乗り場の名前を聞いて、あれ？どっかで聞いたような。お友達の動物病院の名前がこの地名だったな、そうか、この辺なのか、と納得。
無事大事なものを受け取って、気を取り直してまたバスに乗ります。今度は、お目当ての甘味処へ。
バス停を降りて、住所表示のプレートにまた引っかかる私。たしかこれは大学時代の友人の住んでる町です。
「そういえばこのあたりにね、友達の結婚式の二次会で行った、すごく素敵な中華料理屋さんがあるのよ。古い日本家屋の風情のあるお店で、広東料理の店やねん。」って言いながら歩いてたら、そのお店にぶつかりました。ひゃー！ちゃんとまだあるんや、長男が数ヶ月の時に抱っこして仲良し数名の同窓会に行ったっけ。
そしてここが、彼女のお目当てのお店。
わらび餅が評判だったよ、と言われたけど、このラインナップ、もう我慢できませんでした。お薄と生菓子のセットを注文し、わらび餅はシェアすることにしました。
待ってる間に冷たいお茶とお干菓子。平日の昼前、ということもあってか、入ったときは私たち二人だけだったのですが、ゆったりお茶をいただいて出る時には4組ほどのお客さま。中には一人で味わっておられる方もありました。
こんな庭を眺めながら、優雅やねえ。
私が頼んだのはこれ。実を言うと、ちょっと食べにくかった。お味はとても良かったです。くどくない上品な甘さでした。
わらび餅がもう最高！の舌触り。こんな食感は味わったことないです。ってことは、多分私、ホンモノのわらび餅食べたことなかったんだわ。
門から入口までの様子
さて、次のミッションは哲学の道です。
上賀茂神社は朝早かったせいか、ほとんど観光客の姿がなかったのですが、（バスは停ってたかな。）もう強烈に観光客だらけでした。バスには、グループ行動の中学生がたくさん乗っていたので、ある程度覚悟はしてましたが、外国の方もほんとに多かった。
綺麗な景色がいっぱいあるのに、こんなん撮るとこが私でしょ？「なんでタヌキがクマなん？」とひとりで突っ込んでました。
竹林も北海道では見られないものらしいです。
ここは銀閣寺
これ、どないして作ったんでしょうね？
金閣寺は修学旅行で見たので、こっちを見る予定にしていた彼女ですが、「思ったよりずっと良かったわ、やっぱりそんな年になったのかな？」ですって。
上から見たところもなかなか侘です。
このアングルが一番すてきかな。
お茶席
買いませんでしたけどね、お土産にはいいかも。「○○に行ってきました」って書いてなくてもわかるし。
東司（とうす）、お手洗いのことです。
参道のお宅にこんなものがあったので、撮ってみました。
いやん、怖いやん。
さて次はお昼ご飯の後、南禅寺へと向かいますが、続きは後日。
