ずっとずっと、何度も何度も、ソロで歌って、ってアピールしていた、ほりおみわちゃん。なかなか前向きに検討してくれなかったのだが、去年の夏、犬山で会った時、めげずにまたアプローチしてみた。そしたら、ねいろかふぇを紹介してほしい、って。やった!!
という訳で間に入って日程を決め、このフライヤーは彼女が自分で作った。
という訳で間に入って日程を決め、このフライヤーは彼女が自分で作った。

昼間のライブなのと、お店が初めて、ということで、開場より1時間半前に入店するという、では、と私も12時半にお店に向かった。

コーヒーをいただき、ゆったりする間もなくPA担当が来られたのでリハに入る。BGMにはみわくのみわけんのCDを流していたら、音源に合わせてみわちゃんが歌う。そしたら、でーげんさんが「初めて聴いたわ、CDと生ユニゾン」と。

「どうしようかな、生音でもいいけどなあ・・・。せっかくギターLineに繋げるからやっぱり使おう。」とマイクを使うことになった。

1曲だけ立ってやりたいのがあるんで、それもやっときます、と立ってもやってみる。

開場時間になって、お客さまが来られたので私も外に出て看板を撮る。

リハの時は低い椅子だったが、高い方がやりやすい、というのでカウンターの椅子(私とか、まさこさんが定位置の)と交換した。

みわちゃんファンのお客さま、スペシャルシートは音もいいし写真も撮りやすいんですよ、でもちょっとお尻が痛かったかも。

一番乗りだった、うれしたのしな3人組。なおみさま、手を振ってくれてありがとう。

ご近所W田さんもリハ中に覗きに来られてた。

バレンタインデーの翌日だったので、チョコレート詰め合わせを配るまさこさん。

みわちゃんのスマホを録画用にセットしようとするも、なかなかうまくいかない。

ライブが始まった。まずは『夏のワルツ』大好きなこの曲は直前にもリハで聴いた。スウェーデンの曲で、季節が合わないので、冬の歌詞を作ってみたこともあったが、媚びなくてもいいか、と元のままで歌っているそうだ。

「話しだすと止まらなくなるんです」というけど、曲の説明やその背景のいろんな話、作者のこと、舞台となる場所のこと、ファンなら聞きたいと思うお喋りなら大歓迎だ。

2曲目は、ここでもライブをしている、北海道小樽の浜田隆史さんのうた、『クンネチュプ』、アイヌ語でお月さまという意味だとは何度か聞いている。そして、その説明の時も「寝癖がすごいひと」という一言が加わる。SNSで見せてもらってるのでくすっと笑い声が起こる。

子どもは手伝いをしないと月に送られる、月に手桶と杓子を持った子どもの姿が見えるといったアイヌの言い伝えがある、と言った説明の後 歌うみわちゃん。

昔はヘビメタが好きだった彼女、色々と変遷があり、ジャズを歌っていたがそれもやめ、今はアイリッシュや北欧のトラッドなど、様々なジャンルに取り組んでいる。ギターは2014年に手元に来たが、それを弾いて歌う、ということもほどんどなかったようだ。今回はそれに挑戦するという。

ジャズの曲、『The Nearness of You』、ホーギー・カーマイケルの曲で、エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロングのバージョンが好きとのことだった。

初めて自分で作った曲、と『陽気にいこう』同名でブルーグラス界隈の人にはお馴染みの別の曲があるが、これは加古川養護学校の先生が作られた詩に曲をつけたい、と思ったそうだ。

みわけんではそれを健さんと1回ずつ歌うそうだ。

そしてそれを『Smile』とメドレーで歌った。

1942年のジャズ曲、『Skylark』これもホーギーの曲で、作詞者は当時ヒミツの恋をしていて、なかなか詞が完成しなかったそうだ、なんて情報も入ってきた。

これらのカバー曲は全てみわちゃんの手による日本語詞で歌われる。

歌詞を作る時のこだわりもいくつかあって、例えば元の詞の最初の母音と同じ音にするとか・・・。それにしてもどのうたもすてきな詞が付いている。

ギブソンのこのギター、相棒のモモちゃん。曲が難しいのでコードもたくさんでてきて、しかもセーハが多い。スリーコードメインの私より絶対難しいことやってる。
1st最後は2012年に出した彼女のソロアルバムのタイトル曲『PONYTAIL』、ずっと歌いたかったのだそうだ。

少しの休憩の後、2ndが始まった。
悠長にスマホを構えていたら、呼び出された。

今回のライブに、私はこの曲をリクエストした。みわけんではよくやっている曲。そしたら、「じゃあ一緒に歌いましょうか」と言ってくれたので、役得役得、とニヤニヤしながらお願いした。
リハの時は前に並んで歌ったのだが、急遽間奏のためにマンドリンを持ってきてもらった相方と3人並ぶのは難しそうだったのと、こんなのもおもしろいかも、というので客席から加わった。

『West Virginia, My Home』

この曲、みわけんで健さんが歌いたいといってレパに加わったそうだ。そういえば、ずいぶん前に東淀川オッピドムのイベントでデイジーヒルがこの曲をやった時、出演された彼がハンマーダルシマで伴奏してくださったことがあったっけ。

客席でもみんな歌ってる、そりゃそうか、この人たちは歌えるわ。

次は、その健さんのレパを、と『いつものワルツ』、原曲はAnual Waltz,
ジョン・ハートフォードの曲で、彼が好きだというのでyoutube見てみたら、本当にフィドル1本で弾き語りするんだ、そんな人がいるなんて思わなかった、とみわちゃん。そうなんだよ~ジョンはそんな人なんだよ。

2セット目はみわくのみわけんの曲メインとのことで、このまま立ちでステージは進んだ。

『Danny Boy』この曲は以前、歌詞を作ったいきさつについて聞いたが、お客さまのリクエストで作られたという詞。内容を知ったからよけいに心に沁みて、ソロで私も時々歌わせてもらっている。

これは何をしてるところやろ。

次はこれも大好きな曲、『Foggy Dew』チーフタンズで有名になった曲、スキンヘッドで憧れのシンニッド・オコーナーに哀悼の意を表していた。

そして、たぶんこの曲のために立って歌う、にしたのだと思う。この曲はめっちゃシャウトするので。

マイクも完全に外してる。ヴォリュームすごいからなあ。

そしてそのままつぎの曲へ。最後は『On the Sunny Side of the Street』

サッチモを意識したそうだ。

ラストまでマイクを外していて、客席はわざとかな、と最初は思っていたようだが、徐々にあれ?と思い出したようだ。ようやく気付いて、アンコールは『あなたを見ている』タイトルはほぼ原曲(I Saw You)どおり。この曲はシャナヒー&アンニコルで何度も聴いているが、やっぱりいいなあ。

終わったので、お店の名物卵サンドを食べる前に撮るみわちゃん

かぶりつくみわちゃん

これからのライブあれこれ。

せっかくなので打ち上げだ!うどん屋さんは夜は貸し切り営業だったので、もう一軒の方、焼き鳥屋さんへ。

残ったお客さまとカンパイ!


楽しいお喋りの時間




日本酒に移行する。

なんか渋い色のコンバース、いい色やね、と言ったら、「セカストで900円やったんです。」ってさすが関西人。

まだまだ話が弾む

これは何のポーズやろ?この店では歌ってないし。

こっちのテーブルとも記念撮影してもらった。



記念撮影もたっぷりありがとう!次のライブも決まったし、ますます進化するみわちゃんが今からたのしみだ。