相方も同じように休みを取っていた金曜の朝、せっかくの平日の休み、まだ学校も夏休みに入っていないし、とりあえずどこかへ車で出かけたい、と思った。そうだ、ずっと行きたかったけど何度もチャンスを逸した大塚美術館へ行きたい。恐らく混雑もしていないだろうし、車で行けば往復のリスクも避けられる。日々感染者数が増えている今、移動することに少々のためらいもあったのだが、これを逃すといつ行けるかわからない、瑞穂町のお蕎麦にも心を惹かれたが、えい！と車を西に走らせた。
大慌てでオーディオの上にあったCDを何枚かトートバッグに突っ込んできた。まずはこれ。
この道を走るのは2月以来、途中までは同じ道のり。
前回はかなり天気が悪かったけど、今日はいいお天気で瀬戸内海もよく見える。
淡路島を縦断して四国に渡る。
大鳴門橋
橋の上で工事中。この日、高速往路だけで4か所も工事していた。年度末でもないのにな。
灯台のあるちっちゃな島
四国へ渡ったのは何年ぶりだろう。と言っても鳴門市なんで、ほんとに端っこだけど。
着いた！でも駐車場はあっち、と表示がある。
かなり離れたところまで行って、そこからシャトルバスに乗るようだ。なるほど、山を削って建てたらしいので、広い駐車場を作るスペースはなかったのだろう。
一応記念撮影
とにかく広くて、しっかり見るなら一日では回り切れないらしいので、モデルコースに沿って弾丸で回る。
長～いエスカレーターで着いたのはB3Fらしい。
システィーナホールの天井画
これを読んではる人（少数）はご存じだろうが、ここの展示物は全て複製品。陶板に焼き付けてあるのだ。アップにするとこんな風。
ホール前方ではガイドツアーが行われていたけど、私たちは勝手に回ることにした。
この階は古代から中世。中世ヨーロッパは私の卒論のテーマの時代ではあるけど、ほとんどが宗教画なので、すみません、途中で退屈してきた・・・。
エル・グレコの祭壇衝立復元
聖マルタン聖堂
聖ニコラス・オルファノス聖堂
の天井
スクロヴェーニ礼拝堂
を歩く旅人
床にも
ただプリントされているだけではなくて、
タッチまで近づけてあるそうだ。
この辺り、学生時代に色々見た気がする。
実は、パンフレットのモデルコースに気がついたのは、B3Fを見終わった後。なので、この階の見どころ全部は撮影していなかった。それにしてもほとんど撮ってたのは、なるほど皆が心惹かれるものだった、ということか。
エスカレーターで一つ上がる。ルネサンス、バロックの階。
モデルコースの通りで行くと
ラファエロのアテネの学堂
ボッティチェリのヴィーナスの誕生
ダ・ヴィンチの最後の審判、修復前と後。間違い探しみたい。
モナ・リザ
と記念撮影する旅人
レンブラントの夜景
ベラスケスの女官たち
キリスト昇架
フェルメールの真珠の耳飾りの少女
屋外に
モネの大睡蓮、
暑い時期じゃなければ座ってぐるりを楽しめるのだろうけど。
更にもう1階上がってここはB1、バロック、近代のフロア。
ゴヤの家の環境展示らしい。
ゴヤといえばこれでしょ、裸のマハ
と着衣のマハ
ゴッホのひまわり、いくつも展示してあったけど私の好きなのはこれ
ドラクロワの民衆を導く自由の女神
マネ 笛を吹く少年
ルノワールの セーヌ川の舟遊び
ミレー 落穂拾い
オフィーリア
接吻 クリムト
皇帝ナポレオン1世と皇后ジョセフィーヌの戴冠
ムンクの叫び
1F,2Fはちょっと速足で回った。
シャガール
ピカソのゲルニカ
ストゥディオーロ、何のことかは不明
トロンプ・ルイユ（だまし絵）と旅人
レンブラントの自画像
…と、モデルコースの通りの写真を並べてもちっとも面白くなかった。私がひっかかった画たちとテーマを絞ったレポをこの次に書く予定。ひとまずはこれで終了、ミュージアムショップを冷やかして帰路につく。
シャトルバスから1枚
帰りの橋、ひとつめ
渦潮写らへんかな、と思って撮ってみた。
見えにくいけど一応渦
とうとう梅雨が明けたらしい。
二つ目の橋を渡って本州へ。
すんなり帰れば3時半か4時ごろには帰宅できたと思うのに、この後週末ルーティンの買物に行き、途中夕立というにはちょっとひどい雨と雷にあい、帰りの新御堂で渋滞に巻き込まれて結局帰宅は6時ごろになった。
ま、買物は済んでいるしメニューも決まっていたので問題なかったけど。
