Re: 循環 投稿者:k 投稿日:2013年 4月21日(日)08時16分16秒 返信・引用 編集済
うさぎさんへ
> kさん 現代的知識の中では循環や働きという言葉が、わかりやすいですね。私も一般の人に説明する時にはよく使う言葉です。
人体は外部から三つの要素を取り入れて、排出していると解釈できるのではないでしょうか。つまり、食物、水分、空気です。勿論「ジューシ餃子」で食物と水分を同時に取り入れる場合もあると思いますが、便宜上分けて考えてたいと思います。このうち水分は食物の栄養素を細胞に供給し、細胞が栄養素をエネルギーに変えた時の副産物である老廃物を受け取っています。溶けている要素で色々な液体に変化しながら人体を回っているらしいのですが、筋肉内の体液(間質液と呼ばれている)もその成分が変化して汗として排出されています。「唾をはく」とうの行為もありますが、この発汗と排尿が水分の排出の大部分を担っています。
このうち発汗は(尿と成分が近いこともあり)温度調節に使われている という解釈が多いようです。これはこれで事実なのでしょうが、私は自分の体験から「老廃物の排出」の方が本質的な役目ではないかと思っています。
短い時期ですが水泳に凝っていてオリンピックの強化選手と一緒に代々木のオリンピックプールで練習していたことがあります。勿論分けられたレーンで「一般人枠」での練習ですが、この水温が一般のプールに比べると随分低いんですね。寒いと言っていいと思います。事実夏だったので「一般人」は芝生の上で冷えた身体を温めながら練習していました。ところが皆さんこの時喉が渇いているので水を飲むのです。「一般人」の面倒を見てくれた日体大の学生さんによると「泳いでいても汗はかくので水分補給は必要です」とのことでした。事実「強化選手」の中には何か飲みながら泳いでいる人もいました。
皮膚から気泡が出てくる事実は確認されているのですが、通常呼吸の排出量の1パーセントなので、現代医学ではあまり重視されていないようです。ただ、私の素人感覚では「排出までの時間」も考えに入れなくてはいけないのではないかなぁ と思っています。つまり、口から吸って鼻から吐いた息(前後で成分が違っている空気)は比較的短い時間で循環がおこなわれますよねぇ。これに対して口から吸って、太ももや下腹部から出てくる気泡は随分長い時間帯内を循環しているわけだから現代科学で解明されていない何か大切な仕事をしているのではないかと想像しているのです。
唾は吐かなくでも生きていけますが、何らかの方法で皮膚からの気体の排出を完全に止めると人体に大きな影響がでるのではないかと思っています。それにしても空気は海水等の液体に溶けることは比較的用意ですが、液体から気体を取り出す為には、通常は「沸騰」というプロセスが必要でしょう。魚のえらの様な機能が人体にも備わっているのでしょうか。
循環論(補足) 投稿者:k 投稿日:2013年 4月21日(日)09時34分5秒 返信・引用
一度に投稿しようと思ったのですが、お腹がすいてしまったので朝食後の投稿です(^_^;)。
ただし、これを読んだ後下の投稿を読む気力がないと言う方も多いと思いますので独立した内容として投稿します。
伝統的なヨガでは関節部は気(プラーナ)が滞りやすいところとして認識されているようです。
骨の中を流れている体液(骨随液が有名ですが他の液体もあるらしい)が成分を変化させながら筋肉の中に流れ込み、これが前出の国連公認の超能力者の説によると気の実態である間質液と言うことになります。この場合の流れ込みは関節部分からの流れ込みが多いのではないでしょうか。
ヨガでは気の滞りを防ぐことを効用の一つにうたっていますが、骨にくっついている筋肉は固くなり易いバスなので、この部分の筋肉を柔らかくすることは、骨から筋肉への体液の流れを良くする為に有用でしょう。
ことが気の流れを良くするという根拠になっている「気」がしています。
気の本質はエネルギーなので厳密な定義では同じではないのですが、止まったボールと飛んでいるボールの関係のように気を伝搬する物理的な要素が体液と考えても良いのではないでしょうか。
岳先生も著作の中で「丹田に集めた気を四肢百骸に行き渡らせる」と述べています。物理的な流れでいうと逆なのですが、エネルギーの流れと解釈すればこのような表現もありかなぁ と思っています。
Re: 内五行と外五行 投稿者:土佐の光龍 投稿日:2013年 4月21日(日)09時56分41秒 返信・引用
うさぎさんへのお返事です。
> p133にあるように、一般的な陰陽五行説では、内五行は、五臓といわれ、肝、心、脾、肺、腎のこと。外五行は五きゅう(字が出てきません)といわれ、目、舌、口、鼻、耳のことです。
まだ、P133まで読破出来ていません。失礼しました。詳しく説明して頂き、ありがとうございました。熟読してみます。
呼吸する丹田 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 4月21日(日)10時16分31秒 返信・引用
> No.403[元記事へ]
kさんへのお返事です。
ヨーガの話は、オカルトじみてうさぎさんや皆さんは引いてしまったかも知れません。ネタ的には、ヨガ行者密封穴入り等ありますが、もうやめときます。
>
>
> 経過と言っても丹田功をやっていただけなので、取り立ててお話しする程の内容はありません。
地道な練功の結果ですね。あまり、丹田という局所的な物にこだわると大事なものを見落とすかも知れません。全身の協調、循環としてのイメージの中の丹田で、技撃上は問題ないのかも。片寄った執着が、怪しい世界に引きづりこむのでしょう。
>
> 焦らないでのんびり練拳していけば宜しいのではないでしょうか。
気長にやっていきます。
>
>
(ちょっと削除してしまった…(^^;)~しっかりしていれば「異なる風格の戴家拳」を体験することは、(12年10月13日に投稿した「鯨の山に登る」でも書きましたが)偏見を持たない心と態度で臨めば各人が自分の戴氏心意拳をより深く理解できるヒントが得られる場合も多いと思います。
>
鯨の山に登るも拝読しました。大変貴重な体験でうらやましいやのですが、私事にて恒例の講習会にも参加できるか解らないのが現状です。
> もし、東京にいらして事情が許せば、ぜひ遊びにいらしてください。
ありがとうございます。
循環 投稿者:土佐の光龍 投稿日:2013年 4月21日(日)11時22分29秒 返信・引用
Kさんへ
排泄する物で考えれば、尿と汗が在るなら、肺からの排気、皮膚からの排気が在ってもおかしくないなと思います。今の科学も医学も完全では無いので…。
それと、体液の話ですが、確かに関節で届こうり易いみたいですね。よく、膝に水が溜まると言われますが、あの場所で循環が止まってるんですよね。だから、水を抜いても意味が無いんです。循環する様にしなければ。もひとつ、ヨガの呼吸の話ですが、人間が仮死状態になった状態と似てるのではないかと思いました。
Re: 循環 投稿者:k 投稿日:2013年 4月21日(日)16時15分11秒 返信・引用 編集済
土佐の光龍さんへ
> 排泄する物で考えれば、尿と汗が在るなら、肺からの排気、皮膚からの排気が在ってもおかしくないなと思います。今の科学も医学も完全では無いので…。
西洋医学は人体構造を着目点の基礎とし、ある時点での計測値で人体機能を把握しようとする傾向がある様な気がしています。だからこそ「循環する血液」もある時点での成分や血圧として把握し、「血の巡りの悪さ」は重要視しないのではないでしょうか。
皮膚呼吸が重要でないとする論点は排出される空気が肺からの1パーセントという値に着目しているようなのですが、ここでも「循環する空気」という観点は、あまり考慮されていない様な気がします。まぁ、どちらの観点が優れていると言うわけでもありませんし、所詮素人の戯言なのですが。
> それと、体液の話ですが、確かに関節で届こうり易いみたいですね。
代々木にcampというカレー屋さんがありまして、私はココの「1日分の野菜カレー」が大好物なのです。オプションでチキンもトッピングしてもらうのですが、関節部分が含まれているチキンと普通の骨のみが含まれているチキンとがあります。こちらで選ぶことは出来ないのですが、関節部分の肉は剥がれにくいですねぇ(^_^;)。
呼吸する丹田 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 4月21日(日)20時47分47秒 返信・引用
> No.395[元記事へ]
kさんへのお返事です。
失礼ながら腰痛持ちということで、正しい姿勢には敏感と思います。
私は、うさぎさんや分会の先生に言われた訳ではありませんが前回講習会の自分が写った映像を見て、「もっと背中を曲げた方がイイかな?」と思いました。
実際曲げて練習すると腰が痛くなり元に戻しました。
漠然すぎてしまいますが、正しい姿勢と練習中気を付けていることは、どんなことですか?
循環を阻むもの 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 4月21日(日)21時42分54秒 返信・引用
中国の伝統的身体観では体を循環しているものを、気血水といいます。
西洋的概念に翻訳すれば、気はエネルギー、血は血液と同義ではありませんが一般に血液と捉えていいでしょう。水は、通常は津液と呼ばれ、H2Oとして水ではなく、胃液、汗、細胞内の水分、涙、つば、グルコサミンやコンドロイチンなど体の中で様々な働きを持った液状のものをすべて津液、水と表現されます。
気の滞りを気滞、血の滞りを瘀血、水の滞りを痰、痰湿と言います。口から吐く痰とは異なります。
これらの循環を阻むものを、伝統的な中国の身体観では、どういう仕組みの中でおなわれているのか、ただ循環したら良いというだけでなくどのような状態が良いのか、その状態が悪くなった状態、病をどう正常に戻して行ったら良いのかということが、しっかりと理論構築がされています。
すべて説明して行くのは、たくさんの書物がありますのでそれで勉強していただくことにしていただいて、
循環を阻むもの2 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 4月21日(日)22時58分6秒 返信・引用
間違って、投稿ボタンを押してしまいました。
今回は、水の循環について話します。
水は、脾(消化器系)によって吸収され,三焦によって運ばれます。そして体内で様々な役割を行う水に変えられ、余分なものは、尿や汗となって体外に排出されます。
五臓では尿の排出を行うのは、腎の働きで、汗の排出を行うのは、肺の働きです。
水の滞りを痰湿といいますが、その痰湿がなぜ起こるかは、気血の循環とも大きく関わっていますが、こんかいはおいておいて、五臓の働きでは、まず脾でおります。脾の働きが弱ると、余分な水分が吸収されず、お腹がぼちゃぼちゃいう胃内停水としてたまり、脾臓の働きを弱めるだけでなく、脾臓の働きの大きな役割である気血
の生成を弱めます。食後眠くなる人は、脾臓の働きが弱まっていることが大きく、水の摂りすぎをやめたり、温かい水分に変えて行ったりするだけでも人を強く健康にして行くことができます。胃内停水は気血の循環を妨げますから、元気を作って行くことができないのです。
腎の働きが弱まると、正常に尿として排出さないわけですから、過剰な水分が体内にたまり、むくみとして現れますし、その余分な水は、気血の循環を邪魔しますので体がだる重くなったりします。膝、腰の津液の異常がおこり、傷める原因になって行きます。一般に、膝腰を傷めたのは、スポーツだとか、冷えたからだとか、不意に振り向いたからだとか外因によるものだとばかりに原因追求するわけですが、中医学では、元々、腎の変調が原因として考え、スポーツで冷えといったものは誘引として考えるわけです。
水の上源は肺といわれ、水は肺の働きによって全身に運ばれ、体内の各部でそれぞれ必要な役割を持った津液として働いていきます。津液の異常、つば、鼻汁、涙といったもの過不足は、喉の枯れ、鼻水、ドライアイなどを引き起こしますし、顔のむくみや頭痛、めまいといった身体の上部に現れる病は、肺が水を上部に押し上げ、全身に散布する力が弱っている時に起こりやすいと考えられています。ではこれらに対してどのような方法で治療をして行くのか、どのような生活をしどのような方法で正常に戻していけば良いのかということは、もう眠くなりましたのでやめますね。
このような仕組みがあり、どう治していけば良いかということは、2千数百年前の中国の書籍にすでに書かれており、このような仕組みを考えていたことに、私は驚きさえ感じるわけです。
Re: 呼吸する丹田 投稿者:k 投稿日:2013年 4月22日(月)17時16分41秒 返信・引用
土佐の川えびさんへ
> 失礼ながら腰痛持ちということで、正しい姿勢には敏感と思います。
実は大変ずぼらな性格で全く気にしていませんでした(^_^;)。
ただ、水泳が良いということで泳ぎ始めました。
余談ですが、このスポーツジムで太極拳が腰痛に効果があると聞き、某所で站椿を習いましたが、私の場合は、水泳以上に腰痛には効果がありました。
「気血の流れが良くなる」という当時の説明は今ひとつしっくりこなかったのですが、自分では次の様な理由で効果があったのではないかと思っています。
膝を曲げて立つので腰の反りがなくなると同時に血流も良くなる。つまり、腰が緩みこの部分の血流が特によくなる。
単純な方法だが合理的だと思い、これが中国武術に興味を持つきっかけとなりました。
Re: 呼吸する丹田(その2) 投稿者:k 投稿日:2013年 4月22日(月)17時34分7秒 返信・引用
土佐の川えびさんへ
> 正しい姿勢と練習中気を付けていることは、どんなことですか?
練習で気をつけている点は色々あります。ただ、何に気をつけるかはその時々で違っています。
マニアックなものでは、丹田の回転(発生)がへその真下ではなく、左寄りで発生することがあります。この時は、左側の股の締め付けが、右側に比べて弱く、体液の集まる場所がズレてしまった と思っているので、左の下腹部をたたいてから(効果の程は疑問なのですがズレた体液が元に戻るのではないかと思っています)、左の締め付けに注意して、次の丹田功を行なったりしています。
私の場合、丹田の発生が右側にズレると言うことはありませんが、これは左の股が右に比べて固いことに起因していると思っています。
呼吸する丹田(その2) 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 4月22日(月)20時38分37秒 返信・引用
> No.414[元記事へ]
kさんへ
ありがとうございました
(*^ー^)ノ♪