錬功会の日常(磨手編) 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 1月29日(火)23時49分21秒 返信・引用
「今週も錬功会に行けないのかぁ」と思ってたら、ミーティング資料のOKが正午すぎ上司より出たんで、逃げる様に職場を脱出し錬功会に向かいました。
晴れているものの山には雪の降るような雲がかかり、いかにも冬という天候です。
公園に落ちていた栴檀(せんだん)の実も、朽ちたのか鳥がついばんだのか今は種ばかりとなってました。
磨手場面にて…
まだまだ感はあるものの、しばらく練習したので、再度丹田功を正確イメージしてみました。すると、同期で相手のAさんが「うん、質が変わった。攻撃的になった」と言いました。そんなに丸分かりするものでしょうか?どんだけ能力があるんやねん?と唖然としてしまいました…。
練習する中で疑問点が出て来たので、お尋ねします。文章では説明しきれないと思うので、次回大阪講習会でも取り上げて欲しいと思います。
①前回講習会の両手での磨手は双把で、技撃精要P230初めの片手で行っているものと異なる…と考えてしまうと少し違うと。両手も片手も同じ。片手のバージョンにもう、片手を添えているだけ…。私が感じるのは、片手は不自然で両手が自然。うさぎさんが両手にて説明したのは、意識してか無意識かは分かりかねますが、両手が自然だったからではと推測します。片手は初学者が集中しやすいようプログラムされた練習過程の一つかと。
②磨手の練習の本質について。技撃精要P230に核心に触れてますので聞くも野暮ですが…
Aさんとの練習の中、相手が押して来た時肘を少し押して相手の重心を走らせることを取り上げた時「これは磨手の本質では、ないのでは」と言ってしまった…。
その時、磨手は相手の打とうするイメージをつかむものつまり②-1「磨手は仕掛ける能動的なもの出なく、受動的なものでは?」と考えていた。
②-2「早くなる」
技をかけよう、攻撃しようという気持ちがあると速くなる。クイッと技をかける必要もないのでは。感じようと思えば遅くなる。技撃を入れる場合も、技撃の場所を用心深く探せば遅くなる。磨手に関して言えば慢練で90パーセントはテクニックを会得できるのでは?
太極拳では、彼と我の真ん中に境界線をしき、彼の境界に入れば我は彼に従い、我の境界内では我が主導となる。そうすれば、ゆっくりできます。戴氏心意拳的にはどうでしょう?
前回講習会ではうさぎさんに「それじゃ、太極拳じゃ」と言われましたが、太極拳に固執するつもりはありません。
変な文章になりましたが、よろしくお願いします。
Re: 大阪講習会 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 1月30日(水)01時47分33秒 返信・引用
> No.215[元記事へ]
kさんへのお返事です。
肘を外側に解は
先ず、鑽拳でしょう。
次はあえて、「炮拳」ではないかと?
劈拳は引っかけ問題で、打ち出している時は外側ですが、体側をとおる時は内側に絞っているかと。
崩拳と横拳は非常に似たものかと。
的外れなら、ご愛嬌で…。技撃精要では調べてませんので、よく読んでいる様であまり、読んでないんです。
老師の五行拳はとても、繊細でデリケートに感じました。付録映像の套路で力強く発勁するときも、その繊細さはまったく変わらぬ様に見えました。霊動の一つの答えでしょうか?興味は尽きませんが、夜も遅いのでまた…。
奈良講習会 無事終わりました。 投稿者:虎龍 投稿日:2013年 1月30日(水)08時45分3秒 返信・引用
第一回奈良講習会が無事終わりました。
ご参加頂いた方 お疲れ様でした。
奈良県内外から指導者、初心者を含め総勢7名となりました。
第一回目でもあり初心者の方もいたためさささやかな疑問。
つまり 中国伝統武術研究会とは何か?
なぜ戴氏心意拳なのか?
丹田功とは?
と言う質疑応答から自然な流れで丹田功の練習に入りました。
私自身の感想として
講習会では高度な練習はしていません。
もっぱら丹田功ばかりですが、私にとってはそれがもっとも高度な練習だと思います。
その考え方は日々の私の練習スタイルでもあります。
次回は2月24日日曜日に同じ三笠公民館で行います。
大勢の方のお越しをお待ちしております。
Re: 大阪講習会 投稿者:k 投稿日:2013年 1月30日(水)20時10分36秒 返信・引用 編集済
土佐の川えびさんへのお返事です。
> kさんへのお返事です。
>
> 肘を外側に解は
> 先ず、鑽拳でしょう。
その通りです。実は「武術」の取材では鑽拳は別の形で演じられています。こちらの方は特徴がはっきりでています。
ただ、戴氏心意拳は内功(節の動き)に拘り、外側の形にはあまり拘っていないので霍先生の感覚からすると大きな違いは無いのかもしれません。
> 次はあえて、「炮拳」ではないかと?
この件に関しては私の宿題とさせてください。五行拳の練拳が出来るようになった検討してみたいと思います(^_^;)。
> 劈拳は引っかけ問題で、打ち出している時は外側ですが、体側をとおる時は内側に絞っているかと。
その通りです。ただし、「引っかけ」は別に用意したつもりでした(^_^;)。
> 崩拳と横拳は非常に似たものかと。
私もそう思います。
実は霍先生の丹田功は基本的には肘か外側に捩じれるように肩を使っています。
私の書き方が悪かったようですが五行拳だけではなく、丹田功、虎歩、引気法も含めたつもりでした。
霍先生の丹田功は岳先生に言わせると間違いだそうですが、霍先生の場合は、この方が含胸が深く取れるのでこのようにしているのではないかと思います。あと、虎歩もこの形で行なっていますが、ビデオの中では連続して行なっているので一つにまとめてしまいました。
実は、丹田功と虎歩は判りやすいのでこの二つを上げられるかと思っていました。鑽拳は「武術」に掲載されたものは判りやすいのですが、二つと書いたこともあり、ビデオの方の鑽拳は見落とさないかなぁ と少し期待しておりましたが、土佐の川えびさんの「眼力」にはただ、ただ敬服するのみです。
> 老師の五行拳はとても、繊細でデリケートに感じました。付録映像の套路で力強く発勁するときも、その繊細さはまったく変わらぬ様に見えました。霊動の一つの答えでしょうか?興味は尽きませんが、夜も遅いのでまた…。
この件に関して私も判っていません。そのうち土佐の川えびさんともこの掲示板で議論をかわせるといいですねぇ。
Re: 奈良講習会 無事終わりました。 投稿者:k 投稿日:2013年 1月30日(水)20時12分55秒 返信・引用 編集済
> No.285[元記事へ]
虎龍さんへ
> 第一回奈良講習会が無事終わりました。
ご成功おめでとうございます。これを機に奈良でも戴氏心意拳が根ずくといいですねぇ。
期待しておりますので、頑張ってください。
Re: 大阪講習会 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 1月30日(水)22時22分52秒 返信・引用
> No.286[元記事へ]
kさんへのお返事です。ありがとうございます。
実は「武術」の取材では鑽拳は別の形で演じられています。こちらの方は特徴がはっきりでています。
武術の取材とは、雑誌武術2002春号のことでしょうか?
「炮拳」
五行拳の中から選ぶとしたら…、消去法でこうなってしまった訳で…。肘がまわるも何もないような。スルーしていただいて結構です。
崩拳と横拳は非常に似たものかと。
> 私もそう思います。
>的外れな感想ではなかったのですね。主観的に横拳が形意拳の崩拳に似てると思ったので、こう感じたのかもしれません。
> 実は霍先生の丹田功は基本的には肘か外側に捩じれるように肩を使っています。
>実はこちらの方がサプライズで…、思わず鏡の前に立ち丹田功してしまいました。そしたら、すぐ納得で。丹田功の映像が短かったので見逃していたかもしれません。
では(^^)/
Re: 大阪講習会 投稿者:k 投稿日:2013年 1月31日(木)19時57分39秒 返信・引用
土佐の川えびさんへ
ご返事有り難うございました。
>
> 実は「武術」の取材では鑽拳は別の形で演じられています。こちらの方は特徴がはっきりでています。
> 武術の取材とは、雑誌武術2002春号のことでしょうか?
私が持っているのは2004年の武術スペシャル2なのですが、初出一覧では「2001年 夏号 2001年秋号 2001年 夏号 2001年 冬号」となっています。真ん中あたりに掲載されているので「2001年秋号 2001年 夏号」辺りではないかと思うのですが、もし見つからないようでしたら投稿してください。M先生に確認してみます。
> 「炮拳」
> 五行拳の中から選ぶとしたら…、消去法でこうなってしまった訳で…。肘がまわるも何もないような。スルーしていただいて結構です。
私こそ大変勉強になりました。実は私の場合は、炮拳は下の手が内側に捻られて横拳的な力が出ています。戴氏には「両手で打つ」と言う考え方があるらしいのですが、勿論片手(つまり上の手だけで)で打たなくてはならない場合もあるわけで、この場合は上の手肘は指摘して頂いたように、もし、捻るとすれば外側の方向しか無いと思います。実際に、外側の方向に捻っている感覚はないのですが、今後五行拳を本格的に練習する段階になったら、この点は是非検討してみたいと思います。
貴重なご指摘、どうも有り難うございました。m(_ _)m
> >実はこちらの方がサプライズで…、思わず鏡の前に立ち丹田功してしまいました。そしたら、すぐ納得で。丹田功の映像が短かったので見逃していたかもしれません。
クイズのような遊びですので、多少なりともサプライズがあって良かったです。
人心見人心 投稿者:うさぎ 投稿日:2013年 1月31日(木)20時06分3秒 返信・引用
虎龍さん、奈良支部の第1回講習会、まずはとてもいい滑り出しだったようで、素晴らしいです。大切なことは、互いに高め合っていこうとする雰囲気を継続していく、地道な活動だと思います。頑張っていきましょう
土佐の川えびさん 土佐の方々頑張っているようですね。いろいろお答えもしないといけないと思いつつ日々の忙しさに流されている私です。
kさん kさんの周りは、M先生をはじめ武術ネットワークだらけですので、創造していけるものもいっぱいのような感じがいたします。
ご訂正 投稿者:k 投稿日:2013年 2月 1日(金)20時24分38秒 返信・引用
土佐の川えびさん
前の投稿が違っておりました。
私が持っているのは2004年の武術スペシャル2なのですが、初出一覧では「2001年 夏号 2001年 秋号 2002年 夏号 2002年 冬号」となっています。
が正しいです。
申し訳ありませんでした。
Re: 人心見人心 投稿者:k 投稿日:2013年 2月 1日(金)20時30分36秒 返信・引用
> No.290[元記事へ]
うさぎさんへ
> kさん kさんの周りは、M先生をはじめ武術ネットワークだらけですので、創造していけるものもいっぱいのような感じがいたします。
そうですね。武術仲間にも「濃いめの人」が多いので恵まれていると思います。
今回の炮拳の気づきについても直接のきっかけは土佐の川えびさんの投稿でしたが、間接的には武術仲間からの影響も大きいと思います。
この程度のことはもっと早く気づくべきなのでしょうか、まぁ当人の能力もありますので(^_^;)。