実はこんな時のために取っておいた福井が誇る郷土料理の店があるのだ。有名な永平寺の門前から北の山の中をガンガン進むんだ山奥にあるため中々行けない。だって、もうすぐ石川県だもん。
わざわざ、そんな遠くまで行っても食いたいものが、福井名物の「竹田の油揚げ」だ！TVケンミンショーはじめメディアでひっぱりだこだから耳にしたことある方も多いのでは？
それが創業大正14年の「谷口屋」だ。そして全国唯一の油あげレストランと言える工場併設する「お食事処 谷口屋」へ。
そんな辺鄙なところでもすごく混んでいるっと聞いていたが、来てみて確かにこんな山奥まで来ないだろうと自分も確信・・・ところが、13時過ぎというのに店入ってすぐの椅子には6組ほどの待ちが・・・えぇ〜嘘〜。待つこと20分でようやく席へ。
食し方など詳細な説明書きがあるのはありがたいね。メニュー見ればまさしく油揚げつくし・・・おろし蕎麦付きも選べるし、半熟揚げってなんだぁ〜？
う〜ん悩むが、でも今回は初めてだし人気No1の「あげ1枚御膳」に決定だ。この御膳はその名の通り油揚げ＆豆腐つくしでいいねぇ〜。
小鉢には冷奴に厚揚げに揚げの甘唐揚げかな？味噌汁にもカリカリの油揚げがたっぷり！更にご飯は＋100円で揚げご飯に変更！
揚げご飯ってなんだろう？っとドキドキしていたら、なるほど単なる混ぜご飯？炊き込みご飯？まっこんなところだろう・・・変に期待しすぎちゃったよ。でも油揚げは大きめだからね。もちろん、更に＋50円で大盛りだ。
早速、おすすめの食しかた通りいこうじゃないかっ。しかし、噂通りデカいなぁ〜。こんな迫力ある油揚げなんて初めてだ。
専用のミニナイフの刃を入れると・・・おいおい、なんなんだこのサクサク感！更にすごい弾力。まずはそのまま頂く。おぉ〜香ばしいし、何より大豆の旨みっていうの？すげぇ〜。厚みもあるので食感もよくこれは想像以上に美味いじゃん！
続いては岩塩で！本来は白い豆腐の部分につけて食すといいらしいが、油揚げが分厚くてカットしても重たいし、カリカリでリフトアップしにく。だからもう格好はどうの言ってられない。もう〜サラサラっとかけちゃおう。
おぉ〜岩塩の塩味によって油揚げが更に甘くなるぞぉ〜。それに岩塩のガリガリ食感が増してアクセントになっていいっ。
続いては越前塩！こちらは打って変わってきめ細かやかな塩だから、油揚げへのくっつき具合も良さそうで、より味わいが増しているような？う〜ん、個人的にはこちらの方があってるような？
どの小鉢も美味い！人によっては同じようなものばかりで・・・っと言われる方もいるかもしれないが、このこだわりは好きだねぇ〜。豆腐も甘いし、甘唐揚げの食感はモロに好みだし、厚揚げなんかもちもちで申し分ない。これだけで焼酎数杯いけるかも？っていうくらいだ。
ここからは待ってました大根おろしの出番。思いっきりのせて頂いちゃおう！まずは越前醬油でだ。何せ「油あげの為に作った醤油です。」とのことだもん。期待しちゃうよね。
なるほど、あっさり目でありながらしっかりと油揚げを引き立ててる。いい仕事するねぇ〜。
最後にポン酢でだ。添加物不使用の有機ゆずポン酢とのことこちらも爽やかで美味い！大体これだけ遠慮なく大根おろしをたっぷりのせられれば美味いこと間違いないし、醤油派か？ポン酢派か？って永遠に結論出ない難問だもん。
どちらも美味い！の回答でいいんじゃない？どちらにしろ、個人的には油揚げにはやっぱりおろしが1番美味いかな？
いやぁ〜興味あった竹田の油揚げ、ようやく食べられて大満足。ちなみに竹田ってこの狭いエリアの地名らしい。約100年変わらぬ技術、素材全てにこだわり抜いてこその油揚げだもん。食ってみてその旨みの深さを感じたというものだ。蟹や越前おろし蕎麦もいいけど、たまにはこの竹田の油亜揚げもありだね。
飲み過ぎた翌日のランチにぴったりでは？さて、体調戻ったら午後の仕事頑張ろうっと！
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