「鴨川ホルモー」 万城目 学

いやぁ～また出会いました。今さら？と思われるかもしれませんが、自分の中で万城目氏ついに登場という感じだ。第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作ということで、話題にはなっていたが、買ってはあったのだが中々忙しくて手にする事ができなかった。ホント遅ればせながら読んで見る。おいおい、面白いぞ。
まぁ～森見氏が好きと言う方には絶対の薦めとなるだろう。こう紹介すれば知ってらっしゃる方にはわかってもらえるはず。傾向は森見氏とホントかぶる。だから好き嫌いはかなりわかれるかも？自分は好き派だ。
まずは、表題の「ホルモー」って？となるだろう。とりあえず説明がすごく難しい。森見氏と同様京都を舞台に繰り広げられる面白おかしい学生生活なのだが、これがホント摩訶不思議？これってファンタジーなのだろうか？森見氏読んだ後にもファンタジーの領域を考えさせられたものだが、とにかく読んで欲しい。そのホルモーという摩訶不思議な京都の大学対抗スポーツ？イベント？を通した友情もの？恋愛もの？魔界もの？う～ん、とりあえずお笑い青春ものとでもしておこう。とにかく実に奥深い万城目ワールド！噛めば噛む程味が出るって感じだ。何の説明にもなっていないようだが、実に説明が難しいのだ。ホルモー・・・冒頭に説明があるのだが、それ読んだだけでもピンとこない。しかし読む進めていくとなんだろう世界に入っていちゃうんだよなぁ～。嫌いな方は絶対に受け入れられない世界もしれない。でも、味わってもらいたいものだ。自分はピンときました万城目ワールド！