このエリアは各町でご当地丼をつくったりと、成功しているとは言い難いが努力していることはよ〜くわかっているエリアなので、グルメキャンパーにとって飽きないエリアと言える。本来松川ICで降りるところスルーしてそのまま北上だ。
そして、小黒川PAのスマートICでおり、そのまま伊那市街へ。ここ伊那には、B級グルメが流行り出す前から、元祖ご当地B級グルメ的な名物が存在する・・・それが「ローメン」だ。
マトン(羊肉)を使うことから思いっきりゲテモノ扱いされてきちゃった感あるし、正直好き嫌いははっきり分かれる・・・それでも長い歴史を持つ列記とした長野のご当地グルメだ。
その代表店の1つ「うしお」へ!予定より少し遅れて12時頃到着・・・う〜ん、やっぱり行列とまでは言わないが数名ならんでいる。
約30分弱ならんで無事入店。今日はまだ日差しがそこまでではなかったのでひと安心。流石、人気店だ。珍品とも言われるローメンには発祥店「萬里」に代表されるスープタイプとスープなしの焼きそばタイプの2つがあり、後者の代名詞的な存在なのがここ「うしお」だ。
早速、かみさんは単品ローメン。自分はもう1つの名物「うしお煮」がついたよくばりセット(ローメン大盛り)に決定!
早速、スープなし焼きそばタイプのローメンを頂こう!実は、かみさんは「マトンなんでしょ?臭くないの?」と思いっきりドキドキ不安顔?
ローメンは、太い蒸し中華麺にマトン・キャベツなどを加えたもので、焼きそばタイプは主にソースベース、スープタイプは主に醤油ベースの味付けが多いようで、実はどちらも意外と薄味。そのため各店いかにマトン特有の臭さを消せるか?っが技となっているらしい。
ちなみに、正式には「炒肉麺(チャーローメン)」ね。
注目のそのマトン(羊肉)と極太麺を頂く。う〜ん、自分的には問題なく美味い!かみさん的には、やぱりマトンの癖が強〜いとのこと。不味くはないが気になって美味しいというレベルではなさそう?う〜ん、残念。
確かに、マトン独特の匂いと余韻があることは事実だがスープタイプより焼きそばタイプの方が癖は弱まって大丈夫かと期待したんだけどね。もちろん、自分的にはマトン全然問題なし。だって山羊なんかに比べたら癖なんか全然ないもんね。
ここでもう1つの名物「うしお煮」!簡単にいうと豚モツ煮なんだけど、このエリアでは馬のモツ煮「おたぐり」が有名なだけにちょっと拍子抜け?
でも、このうしお煮めちゃくちゃ柔らかい上にプリプリで美味〜い!いやぁ〜初めて食ったがなるほど名物と言われるはずだ。酒にもあうだろうねぇ〜。
ちなみに豆腐汁がめちゃ美味い!この欲張りセットは当たりだった。
繰り返すが、ローメンは意外と薄味。各店醤油、お酢、ごま油、ソースなど調味料が揃っていて自らカスタマイズするらしい。ここでは更にカレー粉、マヨネーズなどもあるとのこと。自分はソースと酢で味変だ。おぉ〜マイルドになって確かに美味くなったような気がする?
マトンにキャベツだけというシンプルさだけに、ズバリ味付け勝負ということになる。そういう意味では引き続き関係者たちのあくなき探求が必要になってくるんだろう。より美味くなるよう頑張って欲しいね。
個人的にはこの極太麺が好きだけど・・・本音を言っちゃえばあえてマトンではなく、やっぱり豚肉の方が美味いのでは?っと考えてしまいがちだが、逆に言えば豚肉の焼きそばなんてどこでも食える!そういう意味からも、ローメンはここでしか食えないという点が面白いのだ。これぞっご当地グルメ!
全国的にご当地グルメは下火傾向・・・ぜひ、木曽の山奥のご当地グルメ守っていって欲しいものだ。以前、「萬里」と「シャトレ」で食したが、もう10年以上前の話だ。ぜひ再訪したくなっってきたぞぉ〜!ご馳走様でした。
車で約45分前後かな?よしっ、いなかの風キャンプ場に向かうぞぉ〜!
いなかの風キャンプ場! ①
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