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大連だより

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9.18 警報を鳴らすのは歴史の音だと思いませんか

2015-09-18 22:33:39 | 歴史
今日は9月18日、朝サイレンが鳴った時、一瞬何?と思った。そうだ今日は9月18日だったのだ。
今から84年前、1931年のこの日、日本は、中国東北部柳条湖付近で自ら爆破事件を起こし、それを中国側の仕業とでっちあげ、侵略の足掛かりとしたのだ。それからの15年、中国の人々が何を強いられ、どんな思いで暮らして来たか、日本人は知らない。

この国辱を忘れることなかれ、微信(中国版SNS)では少なくない学生たちがそのことに触れている。そしてある学生は、日本語で「9 18 警報を鳴らすのは歴史の音だと思いませんか」と発信していた。

その通りだと思った。

私「そうですね。忘れないために❕」
う「中日関係から見ると、ちょっと複雑な感情がありますが、その悲しい記憶は中国の発展の力だと思います。」
私「本当は日本人こそ忘れてはいけないことだと思います。戦争が起これば「人」は変わります 。そのことを忘れないために 。」

そして、私も改めて微信に投稿した。

九一八事変ーー忘れることなかれ

本当は、日本人こそ、忘れてはいけない歴史であり、語り継いでいかなければならない歴史だ。私は、日本の加害の歴史を知った時、愕然とした。そして心底人間が恐ろしいと思った。軍国主義教育があったからとは言え、これは“優しい”“親切な”日本人がしたことなのだ。なぜ、そんなことになったか?戦争が起こったからだ。戦争は日本人を鬼にした。だから、忘れてはいけない。戦争には絶対反対する。教え子よ、あなたには誰も殺させない。そして誰からも殺させない。「教え子を2度と戦場に送るまい」日本の多くの教師は戦後教育をここから出発させた。私もそれを受け継ぎたい。殺すな!殺されるな!たとえ国家が命じても!

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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加害者と被害者 (柳村 順)
2015-09-19 08:59:23
日本国は加害者、日本国民は国にの命令による間接的加害者でもあるし自国から受けた被害者でもある。戦争体験の話はたくさん出てくるし報道もされるが全部被害を受けた話ばかりで、加害の話は出てこない。日本国がアジアで何をしたか、どんな苦しみを与えてしまったか殆ど話として出てこないし報道もされない、だから日本人の殆どはそれを知らない。その知らない人が戦争を知らない人を選んで国会議員として政治を依頼している。戦争が嫌だという人もあんな苦労はしたくないという被害意識の発想から戦争はすべきでない、と言っている。加害者としての経験(知識)から戦争は嫌だ、すべきでない、平和が欲しいと叫ぶ人がいない。それは日本国が70年前までアジアで何をしたかを知らないからです。個人も、メディアも国もそこに触れるのはタブーなんですね。国会議員すら中国や韓国へ行ったことのない議員がたくさんいるような気がします。口先だけの平和主義者です。こう言う人が今の日本国の政治家です。
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