昨年の誕生日のご馳走に「卵かけご飯が良い!」と言ってくれた親孝行な愛花も、4歳の誕生日を迎えるにあたり、「何が食べたい?」と尋ねると
「あいかちゃん、おスシが食べたいっ!」
などと恐ろしいことを言う。
小学生組の子どもたちが食べるようになって、最近では、回転寿司へ行く回数も激減していた。(恐ろしいことになりそうなので…)
「ま、愛花の誕生日だし、たまに行ってみるか」
と、10月27日の愛花の誕生日に回転寿司『石松』に行くことに決定。
このお寿司屋(旧穂波町)さんは、ネタが新鮮且つ安くて大きいのが有名で、いつ出かけてもお客さんがいっぱい。27日は金曜日だったし、待たされることを覚悟して出かけてみると…。
ガランとした駐車場(← 不吉な予感)。
お店に入ると、一応、お客さんはパラパラといるものの、なんとなく静かな雰囲気。
いつも応対してくれる大勢の店員さんたちもいない。
活気がない店内に、昔の歌謡曲が、もの悲しげに流れている。
案内された小上がりにあがると、壁に「1月末をもちまして閉店します」の案内チラシが貼ってあった。夫と2人で「なんか不始末しでかしたんだろうか…」「こんなにお客が減るなんて…」とボソボソしゃべっていると、大地が「なかなか、流れてこんねぇ…」とレーンの上のお皿を見ながら呟く。確かに高そうなネタばかり流れている。以前は、折り重なるように100円ネタがどんどん流れていたのに。高級魚の端切れの満載された軍艦巻きを「これハマチ、絶対ハマチやんっ」と推理しながら食べるのが楽しみだったのに…。しかし、今日は、明らかに売上に必死な店の作戦が垣間見えた。「取るのは100円皿」とインプットされている冷静沈着な大地に感謝。ただ、向こう見ずな空矢が、いつ緊張感に負けて高級なお皿に手をつけるか解らない。
「今、注文するから待ちなさい。」と静かに制する。
2人しかいないオバチャン店員(井戸端会議に夢中)に声をかけ、100円ネタを一気に注文。何のための、回転寿司か解らない。(^^;)
愛花は、楽しそうにレーンを見ている。ときどき、夫が「それを取って」と声をかけて、お皿を取って渡して満足している。たまに流れてくるケーキやプリンを見て「食べたいなぁ」というと、すかさず、大地と空矢から「帰ったら誕生日のケーキがあるやろ」と冷たく怒られる。確かに、家にケーキはあるけれど、レーンを回っているプリンが美味しそうに見える感覚は、とてもわかる。
私も、子どもの頃、外出先で自動販売機で缶ジュースを買う親子の姿を見て、母の袖を引っぱって「ジュース飲みたい」とダダをこねたものだ。「お茶があるでしょ」と水筒を渡され、「違う。ジュースが飲みたい、飲みたいよー」と大泣きしてダダをこねたが、厳しい母は決して買ってくれなかった。
その時の切ない気持ちを思い出した。しかし、それでも「良いよ」と、愛花に言わなかった自分。子どもの時の八つ当たりをしているんだろうか…?気前よく「うん、どれにしようか」と言える財布と心の余裕を持った人間になりたい。
注文したお皿の上が片づき、レーンの上をジーッと見ている大地に
「まだ、何か食べる?お魚美味しそうだよ」
と声をかけると、大地がイヤイヤと、おじさんのように手を振りながら
「大地は、お魚系統は苦手ですから」
と照れながら笑う。
「なら、寿司屋に来るなーっ!」
と怒鳴りたくなるが、よくよく考えると、確かに子どもたちが注文したのは、卵、コーン、ハム、ツナ、納豆巻き、エビとイカのワサビ抜き。これなら、家で手巻き寿司をした方が良かったかも知れない。なんとなく、腑に落ちない。
翌日は、子育てネットワーク in ふくおか 2006 というイベント(← 実行委員として参加)が控えていて、気持ちに余裕も無かった。宿泊型交流集会なので、4人の子どもたちのお泊まりの準備もあるし、残りのパソコン作業が山積み状態だった。皆を急かすように家に帰り、トルコ行進曲の勢いで『ハッピーバースディ』を歌いながら、ケーキの火を吹き消して、写真を撮ってお祝い完了。
今年も、なんだか慌ただしい愛花の誕生日となった。来年は、もう少しゆっくり過ごせるようになりたいなぁ…。とにかく、10、11月は、毎週末いろんな行事が集中していて、気の休まるヒマがない。(ゆっくり寝たい…)
他のお宅ではどうなんだろうか?
「来週は、○○ちゃんの誕生日なので…」と言って、誘いを断ってくる友人親子がいる。何の準備なのか、とてもとても気になる。世の中のママ達は、子どもの誕生日の為に、何を準備しているんでしょう???
「あいかちゃん、おスシが食べたいっ!」
などと恐ろしいことを言う。
小学生組の子どもたちが食べるようになって、最近では、回転寿司へ行く回数も激減していた。(恐ろしいことになりそうなので…)
「ま、愛花の誕生日だし、たまに行ってみるか」
と、10月27日の愛花の誕生日に回転寿司『石松』に行くことに決定。
このお寿司屋(旧穂波町)さんは、ネタが新鮮且つ安くて大きいのが有名で、いつ出かけてもお客さんがいっぱい。27日は金曜日だったし、待たされることを覚悟して出かけてみると…。
ガランとした駐車場(← 不吉な予感)。
お店に入ると、一応、お客さんはパラパラといるものの、なんとなく静かな雰囲気。
いつも応対してくれる大勢の店員さんたちもいない。
活気がない店内に、昔の歌謡曲が、もの悲しげに流れている。
案内された小上がりにあがると、壁に「1月末をもちまして閉店します」の案内チラシが貼ってあった。夫と2人で「なんか不始末しでかしたんだろうか…」「こんなにお客が減るなんて…」とボソボソしゃべっていると、大地が「なかなか、流れてこんねぇ…」とレーンの上のお皿を見ながら呟く。確かに高そうなネタばかり流れている。以前は、折り重なるように100円ネタがどんどん流れていたのに。高級魚の端切れの満載された軍艦巻きを「これハマチ、絶対ハマチやんっ」と推理しながら食べるのが楽しみだったのに…。しかし、今日は、明らかに売上に必死な店の作戦が垣間見えた。「取るのは100円皿」とインプットされている冷静沈着な大地に感謝。ただ、向こう見ずな空矢が、いつ緊張感に負けて高級なお皿に手をつけるか解らない。
「今、注文するから待ちなさい。」と静かに制する。
2人しかいないオバチャン店員(井戸端会議に夢中)に声をかけ、100円ネタを一気に注文。何のための、回転寿司か解らない。(^^;)
愛花は、楽しそうにレーンを見ている。ときどき、夫が「それを取って」と声をかけて、お皿を取って渡して満足している。たまに流れてくるケーキやプリンを見て「食べたいなぁ」というと、すかさず、大地と空矢から「帰ったら誕生日のケーキがあるやろ」と冷たく怒られる。確かに、家にケーキはあるけれど、レーンを回っているプリンが美味しそうに見える感覚は、とてもわかる。
私も、子どもの頃、外出先で自動販売機で缶ジュースを買う親子の姿を見て、母の袖を引っぱって「ジュース飲みたい」とダダをこねたものだ。「お茶があるでしょ」と水筒を渡され、「違う。ジュースが飲みたい、飲みたいよー」と大泣きしてダダをこねたが、厳しい母は決して買ってくれなかった。
その時の切ない気持ちを思い出した。しかし、それでも「良いよ」と、愛花に言わなかった自分。子どもの時の八つ当たりをしているんだろうか…?気前よく「うん、どれにしようか」と言える財布と心の余裕を持った人間になりたい。
注文したお皿の上が片づき、レーンの上をジーッと見ている大地に
「まだ、何か食べる?お魚美味しそうだよ」
と声をかけると、大地がイヤイヤと、おじさんのように手を振りながら
「大地は、お魚系統は苦手ですから」
と照れながら笑う。
「なら、寿司屋に来るなーっ!」
と怒鳴りたくなるが、よくよく考えると、確かに子どもたちが注文したのは、卵、コーン、ハム、ツナ、納豆巻き、エビとイカのワサビ抜き。これなら、家で手巻き寿司をした方が良かったかも知れない。なんとなく、腑に落ちない。
翌日は、子育てネットワーク in ふくおか 2006 というイベント(← 実行委員として参加)が控えていて、気持ちに余裕も無かった。宿泊型交流集会なので、4人の子どもたちのお泊まりの準備もあるし、残りのパソコン作業が山積み状態だった。皆を急かすように家に帰り、トルコ行進曲の勢いで『ハッピーバースディ』を歌いながら、ケーキの火を吹き消して、写真を撮ってお祝い完了。
今年も、なんだか慌ただしい愛花の誕生日となった。来年は、もう少しゆっくり過ごせるようになりたいなぁ…。とにかく、10、11月は、毎週末いろんな行事が集中していて、気の休まるヒマがない。(ゆっくり寝たい…)
他のお宅ではどうなんだろうか?
「来週は、○○ちゃんの誕生日なので…」と言って、誘いを断ってくる友人親子がいる。何の準備なのか、とてもとても気になる。世の中のママ達は、子どもの誕生日の為に、何を準備しているんでしょう???
そうです。そうです。閉店のお知らせの紙に、『田舎路』跡地で、安価の定食屋さんを営むとありました。回転寿司はしないそうです。すでに看板が出ていたので、もう営業しているのかな?今度、リサーチしてきます。(^^)/
>> なつさん
そうか、経済格差とはこういうことなのか!家にコックさんが…。我が家の場合、コックさんに来て頂く前に、大掃除しなくちゃ。と言う前に、呼べるはずが無いってね。一体、幾らだ!? (^_^;)
ブログ早速伺いました。足跡もしっかり残してきましたよ。事後承諾になりますが、私もブックマークつけさせて頂きました。地元ではない方のグルメリポートの視点がとても新鮮でした。参考にします♪
>> kiyomi , cさん
なにげに、ホテルのケーキというのが気になりますね。シェラトンとか言いそう♪美味しいんだろうなぁ…。(^o^)
>> 善mamaさん
エライです!スゴイです!その若さで、ちゃんと両家の親を、おもてなし出来るなんてスゴイです!! 本当に、準備・セッティング・片づけと、ママが一番大変ですよね。
「母の日にカレーを作ろう」のCMを見ながら、うちの家族は、いつになったら、母(私)をもてなしてくれるのかなぁ…と首を長くして待ってます。長男は調理実習があったはずなのに…。(T_T)
>> とんとんのママさん
海凪は、突発性湿疹のようでした。熱が下がると共にお腹と背中と顔にポツポツが出ました。ご飯も食べるし、ミルクも飲むのですが、薬のせいか、よく寝ます。痰が絡んだような咳をするときもあるけれど、物足りないくらい眠ってしまうので、寂しくもあります。(トテッと寝てしまう…)
「トルコ行進曲の勢い」で笑って貰えて良かった♪どう表現して良いか解らなかったけれど、本当にそんな感じ。思わず、手拍子をうって急かすくらい、セカセカとした「ハッピーバースディ♪」の歌&儀式でした。翌朝は、ケーキの残りが、みんなの朝ご飯でした。どうなってる!? 我が家の食育は!?
愛花ちゃん、4歳のお誕生日おめでとうございます!!4歳にもなると、「寿司が食べたい」という欲求が出てくるのかとちょっとびっくりしましたが、注文した品を見るとちゃんと(?)子供らしかったので安心しました(*^_^*)きっと「お寿司は特別」ってイメージが子供にもあるのかもしれないなぁと思いました。
ママさんの文章は、流れるようにテンポがよく、いつも引き込まれて読んでしまいます。お子さん達やママさんの表情を想像しながら…そしていつも笑わせてもらってます(^O^)今日は、
>トルコ行進曲の勢いで『ハッピーバースディ』を歌いながら…
のところで爆笑でした!(あれ?笑うとこじゃないですか?!)
これからも、ママさん一家が、健康で楽しい毎日を過ごされますよう願ってます
※子育てネットワークに参加したいなぁと思った理由の一つは、ママさんと海凪ちゃんにもれなく会える!と思ったからなんです。家の事情も考え今回は断念しましたが、次回は是非参加したいと思ってます(*^。^*)
海凪ちゃん、風邪の具合はどうですか?早く良くなりますように…
うちは初誕生しか経験ないのですが、旦那家族と私の家族を呼んで、我が家にてお祝いしました。今回も声だけはかけておくつもりでいます。全て手料理で、嫁として恥ずかしくないように頑張るんですが…なかなかですm(__"m)
旦那の誕生日には、大好物を揃え、ケーキ・プレゼントを用意するだけなので、善も数年後にはそのようなお祝いになるはず…。
1日かかって用意してる私に“ありがとう”を言ってほしい!!笑
自分はよく誕生日だった子どもには「おうちではどうだった?」って聞きます。
子どもの誕生日の過ごし方って、家庭でどれくらい構ってもらってるのかとか、結構分かるんです。
もちろん子どもの楽しい話を聞いて「良かったね~!!!」って抱っこしたり撫でるのが目的なんですけどね。
やっぱりいろんなおうちがありますよ!
一番すごかったのが、「去年はね~おうちにお寿司屋さんが来て、昨日はコックさんが来たよ!」という、見るからにお嬢様風の女の子がいました
カウンターでお寿司を食べたことがない自分は「子どものくせに…」と思いましたが、ここはちゃんと「来年は先生も絶対に呼んでね」としっかりお願いしておきました(笑)
あいかちゃんは何度か見かけましたが、すごく可愛い女の子でしたね
ただ大地くんに聞くと「すごくわがままなんよ~」と言ってたのを覚えています(笑)
あと数年したら小学校とは、本当はやいですね。
その頃大地君は中学生、なんか想像もつきませんね
それとブログですが、紹介しますね。
自分は食べ歩きが好きなので、「なつのさら」って言う筑豊の美味しいお店を紹介しているブログをしています。
http://blog.goo.ne.jp/natsunosara/
オススメのお店とかあったら教えてくださいね。もちろん雑談でも何でもOKです。
それと、ブログを始めた時から、勝手に福さんのブログをブックマークに入れてます。
事後報告でごめんなさい
私も石松好きでした。安いし、家からも近くて便利でした。閉店してしまうんですね。(:_;)うちはお持ち帰りをよく利用してましたよ。これからは一太郎まで行かないといけないのか・・・・遠い・・・・