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コツコツと60代を突き進んでおります

今も心がける、母と祖母の教え その2

2019-06-13 22:39:57 | あの日、あの時、あの場所で

三つ子の魂百まで、ではないですけど、
子供の頃に植えつけられた“こだわり”。
さて、祖母の“教え”です。

くどいですけど、もう、ホンットに!
大したことではないですから(^^;)
笑わないでくださいな。


ワタシは今、
昼間の本職(病院のシステムエンジニア)以外に
週3、4日飲食店でのアルバイトをしています。
このアルバイト、2009年の10月に始めまして、
既に10年目!に入ってるのでした。
その間に本職は転職しているのに
10年同じバイトってすげえな、オイ。

ま、それだけ長く働いていると、
いろいろなアルバイトの人が
働いては辞めていき、というのを見てきました。
まあ、大学生などは卒業したら、
「ありがとうございました」と就職していくわけですが、
その若者たち。

初めてアルバイトするって子も多いわけですが、
まあ町の飲食店ですし、主として教えるのは
注文の聞き方、器の運び方、片付け方、レジ、洗い物、
というごく普通の飲食店の仕事です。

接客部分の言葉遣いなんてのは、
普段の生活で使うことがない言葉遣いでしょうから、
見よう見まね、いや聞きよう聞きまね、か、
で身に着けるしかありません。

でも、やっぱり行動では、“ついで”ができるかどうか、
これは家庭での生活行動が出るものだと思います。
厨房からお客様のお席に商品を持っていき、
片付け物があるのに気づかず手ぶらで厨房まで戻ってきちゃう。

また、下を向いて皿洗いをしているので
お客様がこちらを向いて
何か用がありそうなのに気づかない、とか。
こういう若者が多いのです。

まあ、それでもこんなのは少しずつ
「やってることに集中し過ぎずに周りを気にしてね」
と伝えていくしかないのです。

その中でもワタシが気になるのが、
テーブル席やカウンター席の拭き方なのです。

ダスター(ふきん)を折りたたんだまま、
ちょろちょろっと撫でるように拭くだけ。
しかも、グルグルグルっと円を書くように。
…表現しにくいですけど、
言ってみれば、ちゃんと隅々まで拭けていないわけですよ。

ワタシが子供の頃、
ごはんを用意する前にテーブルを拭いた際、
そんないい加減な拭き方だったのですね、きっと。
祖母に
「四角いものは四角く拭きなさい」
と注意され、
子供ながらに「なるほどな」と思ったのです。
そして
「埃をはたくわけではないから、
 しっかり拭きなさい」
とも。

これ、意外に習慣づいているのです。
だからこそ、アルバイト先での
若者のグルグル、チャッチャッという拭き方、
とても気になるのでした。
これね、実は家庭で躾けられていないと
注意しにくいんですよね。
仕事上のことと言うより、生活習慣的なことですし。
自分の大切なものを掃除するときには
隅から隅まで拭くのでしょうけどね。
注意じゃなくてアドバイスなら伝えやすいですけど、
柔らかいアドバイスだと、持ってる習慣は
なかなか改善しにくいですからねえ。

と、ホントは若者たちに
「四角いところは直線的に拭きなさい」
と言いたくなるたびに、
おばあちゃんを思い出しているのでした。

写真はきっと50年ほど前のおばあちゃん。

いつの時代もそうですが、
祖母からしたら孫が可愛いし、
孫も小さい時は「おじいちゃん!おばあちゃん!」です。
ウチはおじいちゃんは亡くなっていたのですけど、
私も例にもれず、おばあちゃんは大好きでした。


DNAではなくて、物心ついてからの
母と祖母の“教え”。
他にもたくさん教わったことがあるでしょうけど
この歳になってもよく思い出すことを書いてみました。

さて、娘や息子の心に、
ワタシは何か強く影響したこと、あるのかなあ。


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