「何か」が気にいらない。

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今日は、難しい。というか、分かりづらい。話をします（笑）

家の設計。プラン（間取り）づくりの話。

今週も「あ～でもない。こ～でもない。」と格闘させてもらっているのだけど、、

例えば、

　リビング・ダイニング・キッチンなどの「光」の入り方（明るさ）、「風」の抜け、「眺め」の良さは上手くできた。

　動線（室内で人がスムーズに・便利に動ける事）も、まぁ上手くまとめられた。

　お客様がご要望の事を、ほぼ満たせた。

なのに、、

下書きしたプランを見ると、何か「イマイチ」な感じがする。。。

そんな時は、とっても大切な「何か」が満たせていない。

『敷地から与えられる事』であったり、『お客様ご家族が大切にしている事＝「～様のお家」と呼べる事』が満たせていない事がある。。

なんて事は、以前も記事にしたつもり。

今日は、それとは少し違って。。（結局、大きく言えば同じ事になるのですが）

・・・・・・・・・・

下書きの図面を見て、、

先ほど並べた事に付け加えて、

　そのご家族が大切にしている事。これが、このお家の中心だな！なんて事も、まあ表せていると思う。

なのに、やっぱり「何か」が気に入らない。。。

リビングとダイニング・和室とのつながり。キッチンとダイニング・リビングとのつながり。キッチンとユーティリティ（家事室）・洗面所とのつながり。玄関とホール・リビング・階段とのつながり。

そういう所は、上手くいってると思うのだけど、、、

プラン（間取り）全体を眺めると、やっぱりやっぱり「何か」が気にいらない。

頼りない話なんですが、、

何が悪いのか？何が気にいらないのか？？が自分でもよく分からない？？？（笑）

いやいや、、正確に言うと、

大体は分かっている（分かってきた）のです。

・・・・・・・・・

まずは、バランス。

メイン空間（部屋）の大きさのバランス。

和室とリビングとか、ダイニングとリビングとか、その部屋同士のバランスもあるし、

家全体の大きさから見ての、リビング・ダイニングの大きさとか。

そういうバランスがちょっとおかしいと、色々うまくまとまっていても、「何か」違和感があるようです。

そういう視点から、雑誌や本で、超一流の素晴らしい建築家のプランを見てみると、何の違和感もないんですね。これが。。

・・・・・・・・

次に、家の「かたち」

家の外枠のかたち、つまり外壁なんですが、、

「変に」というか、何かの条件を満たそうと「無理やり」デコボコさせたり・無理に形づくっているのは、どうも上手くない。

もっと自然なかたち・スムーズなかたち（真四角とかそういう事を言ってるのではありませんよ）にならないと、ダメな様です。。

と。。。。。。

やっぱり予想通り（笑）、どうにも上手く伝えられていない事に気付く（ゴメンなさい。。）

・・・・・・・・・

僕の場合、、

こういう事は、一度下書き図面が出来て、一日位日を置いて、改めて眺めてみて分かる事でありまして、、

出来た日は、今まで苦労してようやく「かたち」になったものだから、、

「なかなか、俺ってやるじゃん」みたく、うれしくて（笑）

翌朝眺めると、・・・・・・・・・・・・・・・・・となる。と（笑）

そこから、そのプランを直しにかかったり、もう一度、一から考えなおしたプランをつくったりするので、、お客様にはお時間頂いて、ご迷惑をおかけするのですが、、、

こういう事が分かる程度のレベル、、まあ捨てたもんじゃない。って位の設計はしますので、、、（笑）

ご勘弁のほど、よろしくお願い致します。

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和歌山・大阪の「心地よい家」づくり　大彦（株）