紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

窓を考えてみる-開放感-

2007年02月01日 | 家づくり。窓の話

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こんにちは。今回もやっぱり窓。。

今日は④開放感です。

リビング・ダイニングなど、天窓から光が入る、小窓と小窓で風が抜ける(実際は一方小窓・もう一方大きな窓が良いんですよ)、後は坪庭が感じ良く見える小ぶりの窓、があればそれでOKかと言うと、、、やっぱそれじゃ~室内が窮屈・狭い感じがしてイマイチ。(こういう閉じこもった感じを狙って造る空間ももちろんありますが。。)

やっぱ、何を見るという事じゃなくても(緑や風景が見えるのがイイのはもちろんです)、大きなガラス面から外が見える・外につながっている、という「開放感」もとっても大切です。

外が見える・見渡せる事で室内も広く感じますし、その外に濡れ縁やデッキがついていれば、外部も内部と感じられ、尚更広々と感じます。(この開放感、昔から日本の家の真骨頂というところでしょうか。)

開放感を出すのに、一般的には大きな引き違いテラスサッシュ(巾1.6mとか2.6m×高さ2m程度?)を南面につけたりしますね。

また、雑誌に登場する様なお家では、リビング南側の壁全てがガラス張り(巾4.5m×高さ3.5mとか)なんてのも良く見ますし、実際うちでもやらせてもらった事ありますが、これは南側に結構大きな庭とか・抜群の眺め(海とか山などへの眺望遮るものナシ)などが必要となってくるので、なかなか一般的じゃ~ないですかね?

その開放感を出すのに、うちが良くさせてもらうのがこれ。

前からちょくちょく登場していますが、、全開放の窓!

Img_0831_1 Img_0832_2

左が建具閉まっている写真。右が建具を全て開け放った写真です。

普通の引き違いサッシュなら、開けても片側に窓残りますでしょ。これなら開口部全て何もなしになるんです。内部と濡れ縁と庭が一体になった感じで、すご~く広々です。

Img_0833_2

もういっちょ(笑)。

Daihikotani5

これは全開放ではないですが(開けても片方に建具が残ります、つまりこれが引き違い窓)、大きな窓と窓を連続させている(巾5.5メートル位になっています)ので、なかなかの開放感です。

開放感!これもすごーく重要ですね。

次回で窓シリーズも終わりです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
このシリーズ面白いですね。 (kumaotoko)
2007-02-02 01:21:10
このシリーズ面白いですね。
次回は社会の窓ですか?

って、センスないっす僕
返信する
ありがとうございまっす。 (hiro)
2007-02-02 07:57:54
ありがとうございまっす。
シリーズ化するとネタきれせずに良いんだけど、くどくなってきたりするので・・・
もう次回でまとめて終わりますよ。。
返信する

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