紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

それを言っちゃ〜おしまいよ。

2018年06月07日 | 家づくり。窓の話

皆様こんにちは。とうとう梅雨に入りましたが、毎年案外梅雨で現場の段取りがガタガタにされるって事はないもんです(秋の長雨の方が大変)。各現場も上手くいくと信じて張り切ってまいります。

さぁ、今日も前回に続いてかつらぎ町のM様家。

現場は外回りの下地も終わり、窓も入り(木製窓の木枠も)、内部の床張り工事に進んでいます。

この通り。

M様家の大きな特徴は南側の抜群の眺めに開いた大きな木製窓と深い軒なのですが、もう一つ和室がリビングよりも上がっている所。

 

その部分の格好がついてきましたから、早く味わいたく現場へ。先月から新しく弊社に入社いただいた設計の坂本さんと一緒に行ってきました。

はい。狙ったようにベテラン大工の岡本さんがすでに腰掛けてくれておりますが、小上がりの和室ってその縁に腰掛けて、リビング側を向けるのが魅力の一つ。また、畳に直に座った目線と、リビングの椅子やソファに腰掛けた目線が合う所もまた良い。

もちろん基本はリビングとつながる和室は「段差なし」で、それの方が広く感じるわけですが、小上がりタイプにもなかなか素晴らしい魅力がありますね〜。

それから小上がりの和室に座っての眺めもチェック。丁度坂本さんが座っていますが、遠景と軒の木の見える感じとかバッチリです。とっても「ここちの良い窓辺」になっています。

現場でニヤニヤしておりますと、岡本さんより「そやけど仕事から夜帰ってきたら真っ暗で何も見えやんけどな」と。。。

それを言っちゃ〜おしまいでしょう(笑)

まっ、朝は抜群に気持ち良いし、お休みの日は一日楽しめますからね。こういうお家は朝〜昼〜夕方〜夜と一日の陽の移ろい、季節の山の移ろいが感じられてとっても気持ちが良いと金剛山のお客様にも教えていただいておりますからね。

最後に帰ろうとした際にパチリ

玄関の難しい部分を堺君が仕事している所。様々な道具が広げられています。たくさんの道具と大工さんの手仕事によって、弊社のお家は出来ていくわけであります。

ではではまた次回。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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