題詠blog2009

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006:水玉

2008-12-23 | 001-010の歌
「006:水玉」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

006:水玉(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
こんなんじゃ自分を変えるなんて無理 脱いだ背広は水玉模様

006:水玉(船坂圭之介) (kei's anex room)
触れ得ざるもののひとつよ遥か日の美しき水玉模様のドレス

006:水玉(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
日を受けて水玉模様のスカートのゆらぐ姿をふと見ておりぬ

006:水玉(根無し草) (根無し草)
水玉の れっぷう隊が 改名し 今バイキング それがどうした

006:水玉(アンタレス) (思い出ずるままに)
噴水の砕けて落ちる水玉に小鳥の群れがにぎあう真夏

006:水玉(みずき) (空)
蜘蛛の巣へ雨後の水玉きらきらと蝶の翅なし夜へ消えゆく

006:水玉(アンタレス) (思い出ずるままに)
噴水の砕けて落ちる水玉に小鳥の群れのにぎわう真夏  (再投稿)                

006:水玉(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
水玉のネクタイ君にプレゼント 束縛したい想いを込めて

006:水玉(月下燕) (a swallow under the moonlight)
約束をした日からもう高鳴りは始まっている水玉のシャツ

006:水玉(蓮野 唯) (万象の奇夜)
水玉はお調子者の印しですあっちにコロコロこっちにコロコロ

006:水玉 (純情短歌)
カルピスの水玉のようなワンピース白黒写真の若き日の母

006:水玉(空色ぴりか) (美利河的題詠百首2009)
おいそこのおまえおまえだDiorの水玉柄のネクタイをした

006:水玉(うたまろ) (五と七と五と七と七)
雨の朝 花びらのスロープをすべり 孤独な水玉 ダンスを踊る

006:水玉(イマイ) (ゆびおり短歌)
水玉のハンドタオルで汗をふき夕暮れ前に頼むバリハイ

006:水玉(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
水玉に 閉じ込めている この想い 気付かれぬよう 空に返そう

006:水玉(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
水王は言い替えられて水玉に液体ゆえの統治もあれば

006:水玉(陸王) (Always Walking with Yu)
愛らしいクマの刺繍の白いとこ埋める水玉模様のわたし

006:水玉(文月育葉) (冷たい夜の向こう側)
水玉のパフスリーブのネグリジェを着てみたいけど…透明人間

006:水玉(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
十代の少女とおなじ水玉のリボンと気づきそっとほどいた

006:水玉(柴田匡志) (スタートライン)
プレゼントは水玉模様のネクタイで職場でなくてデートで使う

006:水玉(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
ハタチでもキミはやっぱりキミのまま水玉パンツでいて欲しいボク

006:水玉(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
いっしんに恐竜を描く幼子よ水玉模様も悪くはないね

水玉(鹿男) (もえないゴミ箱)
水玉が可愛いねって言われてた少女時代は弾けて乾く

006:水玉(木村比呂) (*さよなら小鳩)
水玉が柔らかなまま落ちてゆくきみの目玉に飛行機を飼う

006:水玉(はこべ) (梅の咲くころから)
蓮の葉に光る水玉つかも間を 朝陽に向かい空を映すや

006:水玉(小早川忠義) (Just as I am Returns)
ネクタイを頭に巻く歳になれども水玉模様といはばカルピス

006:水玉 (やわらかいと納豆2009)
ネクタイに見えない人が降っている水玉模様のビキニは着ない

006:水玉(伊藤夏人)再投稿 (やわらかいと納豆2009)
ネクタイに見えない人が降っている水玉模様のビキニは着ない

006:水玉(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
水玉のシャツ着て街を行くときは何故かはじけてステップを踏む

006:水玉(原田 町) (カトレア日記)
色かたち微妙に異なる水玉のスカーフを選るあすは晴れの日

006:水玉(梅田啓子) (今日のうた)
街中が動物園になったやう水玉模様のスカートあふれ

006:水玉 行方祐美 (フーガのように)
うららかに落ちてゆく水玉唇ゆ離れゆたかな透明となれ

006:水玉(天国ななお) (お月様は許さない)
はじかれた水玉の空は集まって大きくなって雨をふらせる

006:水玉(さかいたつろう) (流星文庫)
あまりにも星が遠くにあるせいで水玉模様の夜空にならない

006:水玉(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
水玉の布一枚に惑わされ通報逮捕起訴実刑へ

006:水玉(繭) (みついろ)
ほっぺたの水玉白いハンカチでふいてくれたねあの雨の夜

006:水玉 (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
また一つ増えた涙のの水玉であふれた箪笥ぎゅうと押込む

006:水玉 (井手蜂子) 再投稿 (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
また一つ増えた涙の水玉であふれた箪笥ぎゅうと押込む

006:水玉 (眩暈丸) (コギト過剰の歌)
ギャルソンの水玉模様のシャツを売り得た金で買う機械の体

006:水玉(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
全身が水玉模様になるときの顔して君は私を見てる

006:水玉(湘南坊主) (カンタービレ be 短歌 )
水玉の表面張力くずれぬように守ろうとする柔らかな愛

006:水玉(布川イヅル) (keep writing)
水玉を捨てたる街の娘(こ)に捧ぐグラスいっぱいのソーダの海を

006:水玉 (minto) (@100@)
お揃ひのベビーベッドに眠る子ら水玉模様の淡きピンクに

006:水玉(ふみまろ) (光る風の記憶)
倉敷の街より海が楽しみで遠回りする水玉ライン

006:水玉(藻上旅人) (創作のおと)
本当はね今でも時々思うんだ水玉の服似合っていたよ

006:水玉(星野ぐりこ) (題詠100首爆走中。)
水玉が空から零れ落ちてきて君は小さく「雪だ」と言った

006:水玉 (新井蜜) (暗黒星雲)
少しだけ震える声がかわいくて「水玉模様」の玉のところで

006:水玉 (今日には今日を 明日には明日を)
誘い水玉から滑り落ちる様にきみに届かぬわたしの言葉

006:水玉(わだたかし) (ファミレス短歌)
キミにだけわかる合図の水玉のネクタイ巻いて行くスキー場

006:水玉 (穴井苑子) (猫のように純情)
超リアル肌色&超リアル水玉柄のサウナスーツで

006:水玉(都季) (31pieces)
100均のビニール傘もオレンジの水玉模様に変わる夕立

006:水玉(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
水玉に閉じこめられている記憶 その総合体として在る海

006:水玉(かりやす) (彼方探訪)
告白はふいにこぼれぬ終はりなき水玉潰しのゲームの夜に

006:水玉(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
君のためかばんの底でスタンバイ淡い水玉模様のハンカチ

006:水玉(音波) (短歌のなぎさ)
水玉を刻みつけたいその肌に 涙は君を焼く酸であれ

006:水玉(本田あや) (明晃晃)
あついねと笑うあごから落ちそうな水玉(たぶん舐めたら甘い)

006:水玉(風天のぼ) (でんでんむしの夢)
くもの巣に小さき水玉かがやいてハミングしたい朝がはじまる

006:水玉(我妻俊樹) (半ドア)
着せたまま縫う 背中にくろい水玉がならぶ動物の検死のように

006:水玉(英田柚有子) (阿呆船)
制服の襟にとまった水玉が今日のわたしをまもってくれる

006:水玉(ウクレレ) (十線譜)
死ぬときは水玉模様の棺おけで蒸気になって空へ帰ろう

006:水玉(わたつみいさな) (乱切りくじら)
子が吹いたしゃぼんを追ってみあげたら水玉模様のそらは春だ

006:水玉(紫月雲) (resume 1970-2009)
頬を這う水玉百個数えたら人を憎まず人を憎まず

006:水玉(海里) (Now Here)
水玉の咲くあのシャツに一度だけ袖通そうか迷う春の日

006:水玉〈佐藤紀子) (encantada)
水玉の衣装で舞へるタイ、ヒラメに仇ならずや漁師太郎は(浦島太郎物語)

006:水玉(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
不忍の池を覆ひし蓮の葉に水玉光り花と競ひき

006:水玉(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
心字の池に水玉を蔓延らせる人を悼み柏手を打つ 

006:水玉(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
水玉の模様を選びネクタイを手に取り僕は貴女を思う

006:水玉(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
無重力空間に浮かぶ水玉は力を抜いて完全な球...

006:水玉(祢莉) (suger drop)
まだ夢の中にいたいよ水玉のうさぎが現実へと誘うけど

006:水玉(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
千万の水玉散らし桜木は満開のまま刮ぎたおれる(刮ぎ=こそぎ)

006:水玉(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
雨粒が作る水玉白い傘濡らして消える僕らこれから

006:水玉 (水口涼子) (FANTASIA )
茶と白の水玉柄のワンピース白いピケ帽かぶった少女

006:水玉(Makoto.M) (放物線にあこがれて)
部屋ぬちに水玉模様なきことを覚ゆるまでに梅は挿されて...

006:水玉(ひわ) (十三夜)
水玉を重ねていたらいつの間にウロコのような爪の落書き

006:水玉(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
ネクタイに触ってないから水玉の沈澱くらい起きてませんか

006:水玉 (斉藤そよ) (photover)
蒼白くひかる満月 わたしには もうつくれない水玉がある (2009.02.09)

006:水玉(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
ヘップバーン拗ぬる水玉 ひとつだけ楕円加はること許されぬ

006:水玉(美久月 陽) (白月夢)
少年は網を片手に街をゆく 飛ぶ水玉を捕まえる夏

006:水玉(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
「イメージ」を拒否するレモンスカッシュの黒地に白い水玉の缶

006:水玉(O.F.) (O.F.)
水玉の透明ビニール風呂敷で白猫包めば沈丁花咲く

006:水玉(伊藤真也) (クラッシュボク)
とめどなく降る水玉をワイパーして走るみたいにモテ過ぎたい

006:水玉 (月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
シャボン玉青空恋し水玉の雲に溶け込む小春日和に

006:水玉(健太郎) (モノクローム文芸館)
少しだけ薄くなり過ぎたカルピスは 水玉模様と思い出のよう

006:水玉(こけもも) (hotchkiss)
水玉のワンピース着たほめられたついでだったからきみにほれた

006:水玉(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
いつのまにか干からびた水玉だったので丁重に川へ戻してあげた

006:水玉(岡本雅哉) (なまじっか…)
涙さえキレイに弾いて水玉に 心もテフロン加工できれば

006:水玉(Re:) (プリズム)
 ミッキーとミニーみたいになりたくて水玉模様のスカートをはく

006:水玉(ノサカ レイ) (のーずのーず)
水玉のてんとう虫が、この恋が、白黒パンダが、夢が、リアルが、

006:水玉(ほたる) (ほたるノオト)
カラフルな夢を見たいの水玉はマーブルチョコの色のパジャマで

006:水玉(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
ねぇちょっとなんでそんなに水玉のパンツが似合いそうな君なの

006:水玉(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
初恋の味とは違うと水玉(カルチュー)の缶に文句を言う酔っ払い

006:水玉(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
彼史上最強だった悪趣味な水玉模様のシャツさえ愛す

006:水玉(みつき) (みそひと :: misohito ::)
ほたほたと胸に散りたる涙粒 紅の襦袢に水玉の染め

006:水玉(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
縞であり水玉であり紐である シュレディンガーに教わったこと

006:水玉(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
近頃じゃ水玉模様とは言わずドット柄って言うみたいでさ

006:水玉 (如月綾) (お気に召すまま)
あまりにも綺麗な青の水玉はまるで涙で描いたみたい

006:水玉(緒川景子) (ひらいた「れんげ」のはなは、ハスのはな。)
散らばったパンチのくずを掃きながらさあ踊りましょう水玉ワルツ

006:水玉(青野ことり) (こ と り ご と)
紺の地に白い水玉 雨あがり 裾を濡らして空を蹴散らす

006:水玉(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
雨傘と縁薄きわれ 水玉の傘もわずかに半年で消ゆ...

006:水玉(志慧) (ケミカルライツ)
水玉かダイヤか判りかねるまま手渡す僕を笑ったね君

006水玉 (惠無) (なんでもない一日)
不規則な水玉ならぶフリースにいびつな雪玉従えてゆく

006:水玉(A.I) (Private Window)
永遠にうつくしくあれ 水玉に閉じ込められた蜻蛉のように

006:水玉(ゆら) (コトのはじっこ。)
水玉の水風船をもてあそぶ指に噛みつきたい星月夜

006:水玉(新井恭子) (MINI'S LIFE blog)
水玉を受け止めながら紅に染まる私を見ていて欲しい

006:水玉(ME1) (FILL mobile)
  しゃぼん玉虹色透かす明日を見るひしめく宙の水玉ジルバ

006:水玉(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
雨がもし桃色ならば誰もみな恋したような水玉になる

006:水玉(キャサリン) (コーラス♪(*^▽^*)カレンダー♪)
アスファルトの暑さに破れるザラザラの水玉みたいな犬の肉球

006:水玉(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
そのことに関わる箇所を塗りつぶす 記憶は青い水玉模様

006:水玉 (佐東ゆゆ) (Putting Holes in Happiness)
水玉柄の袋に入ったドーナツに不釣り合いのよで似合うおじさん

006:水玉(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
いぬのあしあと型の水玉の風呂敷を買ってゆくデートかな

006:水玉(暮夜 宴) (青い蝶)
ゆびさきでひとつ水玉はじくたび林はぬれて淋しいと泣く

006:水玉 (村木美月) (うたりずむ)
葉脈に落つ朝露の水玉はふいにこぼれた涙のごとく

006:水玉(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
水玉のネクタイの奴うとましく決して水玉をまとわない吾

006:水玉(詠時) (短歌の花道)
知らぬ事無いはずなのに水玉のドレスの君に少し戸惑う

006:水玉(雪原うさぎ) (ゆきうさぎのあしあと)
赤い羽 黒の水玉模様つき 指の先から大空へ発ち

006:水玉(さや) (ふかふかの日々をふかふかと共に)
・ 弥生ちゃんに水玉の傘をさしかける志茂田景樹は今日もムラサキ

006:水玉(振戸りく) (夢のまた夢)
水玉のインナーなんか着ちゃっててまっすぐ家に帰るんだから

006:水玉(ジテンふみお) (雲のない日は)
偶然を装い会えば駆け落ちのごとくに窓を滑る水玉

006:水玉(ゆふ) (ゆっくりん)
水玉の銀の首飾りクモたちにかけてもらって夢からさめた

006:水玉(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
      横たわる君の背の汗ひとなぞりこの水玉は誰の涙か

006:水玉(宵月冴音) (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
 満月と同じサイズの水玉が降ってくるまで後2週間

006:水玉(しうた) (choplog ~短歌の会~)
六月になれば必ず思い出す水玉の傘差すあの笑顔

006:水玉(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
水玉の空気をかかえた君のことみんなつつんだ風になる きめた

006:水玉(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
水玉を重ねて海と空の水玉の海風(うみかぜ)つれて出立す

006:水玉(酒井景二朗) (F.S.D.)
安つぽいメンコに刷られた水玉の版ずれにさへ未來があつた

006:水玉(fr) (31音で綴る日々)
くつしたの水玉模様をぬすみみて熱病さめゆく女学生

006:水玉(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
白黒の水玉パンツ好きだった誰も知らないおそろいだった

006:水玉(もよん) (もよん日記)
もう着ない 水玉模様のワンピース ほどいてさいて 布のぞうりに

006:水玉(藤野唯) (Sugarmint)
水玉のシャツが可愛いと思った 何も守れない私のままで

006:水玉(ひろうたあいこ) (環~31)
繰り返し聴いてる今夜のラブソング水玉ポップで飛び出してみる?

006:水玉(emi) (時計をはずして)
アルバムの真ん中にいる弟は水玉のシャツに着替えたばかり

006:水玉(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
浴槽へ落とす嘆きを混ぜ合わせ指で繋げた壁の水玉

006:水玉 (きりひと) (風まかせ)
良く見ると水玉模様の現実はどこにもなくて 雨にうたれる

006:水玉(みち。) (滑空アルペジオ。)
五線譜におちる水玉かみさまのつくった曲をこころして弾く

006:水玉(只野ハル) (Ordinary days)
死の雨が 黒い水玉 置いてゆく 白い背中が 覆われてゆく

006:水玉(やましろひでゆき) (短歌とか短歌とか短歌とか)
ラッピングは水玉と豹柄そして小指の柄からお選びください。

006:水玉(日向奈央) (てのひらのきみ)
カラフルな水玉模様のシャツを着せ踊って歌い出させたい顔

006:水玉(吉里) (梢は歌う)
あの時に買ってくれたね 水玉のワンピースに優しい想い出

[短歌][2009] 006:水玉(ezmi) (語りえぬことを。)
天気雨葉っぱの傘をくるくると踊る水玉きらめいて夏

006:水玉(たかし) (象の鼻)
水玉を転がしていく地下街で男と女が春の雄叫び

006:水玉(萩原健之) (猫とピストル会議室)
静かに降る水玉の様な読点がページを覆う詩人の日記

006:水玉 (はしぼそがらす) (紆余曲折)
濃紺に白の水玉隣室の童女のような老女のパジャマは

006:水玉(さと) (すばらしい日々)
助手席よりフロントガラス眺む 水玉 風に転げつつ光る

006:水玉(Yosh) (☆生短歌☆)
そういえば水玉模様の首相いた 混沌輪廻の政界の中

006:水玉(村本希理子) (きりころじっく2)
水玉の模様散り敷く雨傘にはじかれ雨粒また玉となる

006:水玉(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
水玉のペイント纏う手のひらはぬるく酔います孵化待つ卵

006:水玉 (劣等性な優等生の本音)
 デート中に私(モトカノ)なんかと会ったから? 水玉水玉君の横顔

006:水玉(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
赤いろの水玉の散る国境の壁で少女は影絵あそびす

006:水玉(橘 みちよ) (夜間飛行)
溶けし雪の水玉となり髪つたふかけこみ乗車のコートの少女

006:水玉(遥遥) (たんかのきりかた2)
起立する胸元にある水玉の適正比率考えており

006:水玉(ぱぴこ) (テクテク)
模範しか近づき方を知らなくてあの子と同じ水玉模様

006:水玉(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
水玉と言えよドット柄ってピンクには似合わないこと言うのはやめて

006:水玉(羽根弥生) (ことらのことのは)
わたくしが発熱体であることを証して雪は水玉と化す

006:水玉(太田ハマル) (とっても短い今日の歌)
ねえ、ぼくら水玉模様の舌でキスしようよイチゴゼリーの反乱

006:水玉(森山あかり) (言葉の花かご)
いつまでも水玉の夢見ていたい叶わぬことと知ってはいても

006:水玉 (一夜) (短歌るBlog)
「愛しい」と春の終わりに告げられた 白地に青の水玉シャツに

006:水玉(畠山拓郎) (あいうえおあお)
はじけてた水玉模様の記憶へと旅をしてみるアルバム眺め

006:水玉(兵庫ユカ) (Blog [ .bypass ])
いいことを言わないように気をつける父水玉の似合わない人

006:水玉(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
彼女が夜戻らない日は水玉のネクタイが合図 おはよう、好きよ

006:水玉(しおり) (ヒロの独り言)
ちっぽけな水玉の中映るのは叶う筈ない大きな願望

006:水玉(月下  桜) (*月下  桜 の 世界*)
取り落とし穴あけパンチの底あきて床に散らばる紙の水玉

006:水玉(香-キョウ-) (Sky on Blue)
カッパ姿 長ぐつ履いて雨の中 はしゃぐ水玉模様の少女

006:水玉(草蜉蝣) (低空飛行)
水玉のハンカチーフに包まれて玉子サンドはこぼれはじめる

006:水玉(星川郁乃) (Air Station)
悲運とはときに豪華で プリンセス・ダイアナの赤い水玉模様

006:水玉(花夢) (花夢)
水玉のコップのなかに生みたてのたまごと光りたてのひだまり

006:水玉(吹原あやめ) (ちいさくひかりかがやくもの)
深爪の指をさそって乳房にも水玉模様えがく とろける

006:水玉(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
水玉のスカート風に翻し駅に向かった月曜の朝

006:水玉(春待) (三感四音)
水玉のブックカバーで隠してた太宰は今も本棚の奥

006:水玉(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
雨傘の水玉模様が降り注ぐ雨と同化し涙を流す

006:水玉(片瀬ふう) (星屑めとろ。)
水玉に還った人魚と水玉に溺れた私可哀想なのは、

006:水玉(チッピッピ) (うたよみブログ)
宿に着き水玉急須で茶を入れる二人の沈黙断ち切るように

006:水玉(緒川ミヤコ) (ジャーメイン・リーの孤独)
冬空にてんてんてんと痕残し西へと急ぐ雲の水玉

006:水玉(拓哉人形) (銀鱗歌)
水玉の玉のひとつに穴を空け水玉刑事(デカ)は犯人(ホシ)を窺う

006:水玉(間遠 浪) (少女らせん)
水玉が玉のまま凍ってみせるそれに似合ってみせるゆびさき

006:水玉(都) (miya-momoの日記)
言うなればこころに水玉描かれてまだらに塗られ蠢くごとく

006:水玉(駒沢直) (題詠blog参加用。)
蜘蛛の巣に水玉連なる美しさ 無意味の意味がありすぎる怖さ

006:水玉(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
モノトーンの水玉 雪が積もってもいいやと思っている週末は

006:水玉(加藤サイ) (啖呵きって頂戴)
水玉が細胞分裂しているの でも大丈夫だってあなたに言いたい

006;水玉(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
アタマから浴びせられたる冷や水は肌を転がり水玉となる ○水を弾く肌よカムバック

006:水玉(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
ハコフグの水玉ひとつひとつずつUTMの図法で解けて

006:水玉(続木ミオ) (文庫箱)
ハンカチにキラキラ大きく水玉の模様を落とすあの子の勝利

2009題詠blog006:水玉(はづき生) (生さんま定食)
水玉に色をつければふってきた雨も水色ころころはずむ

006:水玉(萩 はるか) (Betty's second Bar)
さくら色に白の水玉ちりばめて春抱きしめる控えめネイル

006:水玉(鳥獲) (もっとげんじつてきにかんがえてみよう)
恋人に恋していない 水玉は水のかたちになぜか似てない

006:水玉(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
水玉がビニール傘を転がって太い流れに呑まれていった

006:水玉(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
マイヨブランポアルージュこそ眩しけれ峠に見たり紅い水玉

006:水玉 (若崎しおり) (ふたつのおでこ)
  水玉の似合わぬ歳になってなお運命じゃないことは淋しい  

006:水玉(こうめ) (はこにわ相聞歌)
見下ろせば水玉となる心かな 狭くて深くて交わりがたし

006:水玉(あみー) (正直なたましい)
水玉のハンカチ用意してたのにメガネが邪魔で涙が拭けん

006:水玉(やや) (言の葉たち)
奪いたくなる夜 ふかくブレスして水玉もようの空をみあげる

006:水玉(ユキヲ) (あじさいの戯言)
あの日から水玉模様やめたんだ君の理想に近づきたくて

006:水玉 (ゆり) (森の歌)
晴舞台ドットに大玉カラフルに水玉踊るわたしも踊る

006:水玉(蝉マル) (蝉の声)
円いのに規則正しく並んでいて乱れない水玉模様は嫌い

006:水玉(日高裕生) (すみれ型エンジン)
磔刑の夢から覚めて見る君のパジャマ、さんざめく水玉模様

006:水玉(やすまる) (やすまる)
春雨の残る舗道の明るさに水玉少女は飛び込むパンッ!

006:水玉(denkoo) (水際にて)
「よく見ると“目玉のおやじ”なんだよ」ときみは差し出す水玉の傘

題詠2006-6:水玉 (七十路ばば独り言)
里芋の葉に宿りたる水玉が風に転がり夢想も散りぬ

006:水玉(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
女(おみな)らは些細な癖も見落とさぬかつて首長の水玉ネクタイ

006:水玉(ことり) (歌)
はんさむな宇宙飛行士がのみこんだふにゅふにゅふにゅの水玉ひとつ

006:水玉(こゆり) (おかっぱ短歌)
水玉と水玉以外のぱんつとを分別するのがあたしの仕事

006:水玉(hjr) (_blank)
まいにちにぽろんぽろんぽはじかれて水玉色したケータイにした

006:水玉 (つたいあるけ)
熱はなつ児の背に腹に尻に頸に肘に腿に頬に赤き水玉

006:水玉 (gymnopedie)
哀しみをぜんぶぜんぶ、飲み干した 水玉模様のプリーツスカート

006:水玉(こはく) (プラシーボ)
コピー&ペーストばかり水玉の似合うあなたを取りまく人は

006:水玉(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
水玉の水着のリボンわざととき 誘惑したい波と戯れ

006:水玉(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
五月ふと途絶えた手紙、水玉と癖ある文字を散らせたままに

006:水玉 (月歩 [geppo])
そのことを言い終えないまま春がきてフロントガラスにのこる水玉

006:水玉(こおなまぬがな) (うたかた短歌)
きみよりも冷たい雨が降る季節桜花びら水玉になる

006:水玉(ぷ~ち。) (玉兎の宴♪)
天の水玉虫色に光る時チャンス到来夢の架け橋

006:水玉(ゆき) (ひたぶる君を)
涙ではないですこれは柄なのよデニムの膝にできた水玉

006:水玉(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
ゆるされてしまいたくない寄り道のレインブーツの赤い水玉

006:水玉(迦里迦) (香飄)
可愛い可愛いと鴉は泣いて手作りブラウス水玉ばかり

006:水玉(迦里迦) 再投稿 (香飄)
可愛い可愛い鴉は泣いてかあさんの手作りブラウス水玉ばかり

006:水玉(志井一) (日記ホプキンス)
結局は途中で恥ずかしくなって水玉柄を隠して歩く

006:水玉(ゆうごん) (夕星のうた)
水玉はにじんで溶けてゆるやかなひとつの色になるからおやすみ

006:水玉(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
薄明の森で鋭く鳥が鳴き水玉草は水を宿した

006:水玉(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
水玉のネクタイを見つめながらでもいいですか、そうですかそれでは

水玉 (木下一(元くまさん)の短歌ブログ)
水玉のパンツをちょっと見ただけでダンクシュートもできちゃう僕ら

006:水玉(斗南まこと) (野ウサギのように)
忘れてた筈の想い出いつの間に水玉模様に浮かびあがって

006:水玉(フウ) (easygoing.)
水玉が空から空から降ってくるそれが落ちてく潤う町に

007:ランチ(フウ) (easygoing.)
当時では珍しかった5年生ワケありランチジャー持参して

006:水玉(21世界SUZUTO) (夏山千歳の手記)
バスの窓から 見る君は 水玉に 遮られた 世界の切れ端で

006:水玉(田中ましろ) (ましたん)
目の前に飛び込んできた水玉はうつくしかったけれど脱がした

006:水玉(新津康) (GARDEN DRAGON)
夢で泣いた日は、涙は水玉(すいぎょく)の露となり大地に還る。

006:水玉(yuko) (31文字の風景@BLOG)
三月の数え切れない悲しみに抗うような水玉のシャツ

006:水玉(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
黒白の水玉模様が大好きでそれに埋もれるワタシと世界

006:水玉(nnote) (白い箱から)
天国と地獄の間水玉はあんぐり口を開けては閉じる

006:水玉(村上はじめ) (雑感)
雨降っておろしたばかりのTシャツ濡れて下着の水玉浮かんで見えた

006:水玉(市川周) (ミルミルを飲みながら)
軍服は水玉以外認めずと国連で青島幸男が決める

006:水玉(sora) (追憶~娘へ)
挿し芽せしセントポーリアの葉の上に留まりてゐる水玉ひとつ

006:水玉(小林ミイ) (メタファーにジェニファー)
水玉にしてみせるから月水金日曜だけは泣き虫を愛せ

006:水玉(原 梓) (題詠blog百首を走る。β)
光る水玉川に見て入水せし太宰のこころを思いつつ、笑む

006:水玉(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
きみといく海ならきっと驚かない水玉模様の魚がいても

006:水玉(やすたけまり) (すぎな野原をあるいてゆけば)
虹の先回りをしよう 水玉をころがすくすりガラスにぬって

006:水玉(兎六) (一人暮らしの日記)
折り詰めに附いたビニール風呂敷は青地に白の水玉模様

006:水玉(藍澄さねよし) (空っぽの方がまし。)
水玉を見つめる僕がいるように誰かがきっとこんな世界を 

006:水玉(kei) (シプレノート)
初夏の声は水玉スカートは端から染まり始め水色

006:水玉(理阿弥) (車止めピロー)
ミャンマーの水玉屋にて見出したこの種は咬まない稀有なミズタマ

006:水玉 (たづたづし)
硝子体に増殖しゆく水玉よ 老化(ろうか)老害(ロウガイ)老獪(ロウカイ)蚊 棲む

006:水玉 みぎわ (たづたづし)
硝子体に増殖しゆく水玉よ 老化(ロウカ)老害(ロウガイ)老獪(ロウカイ)蚊 棲む

006:水玉(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
水玉のフレアスカート広がるをフィルムに残すロックンロール

006:水玉(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
えげつない言葉を入れたバケツに絵の具まぜたら塗って水玉の隙間

006:水玉(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
なみだ雨 水玉模様の傘のなか濡れているのはまつ毛と頬と

006:水玉(泉) (tannka たんか 短歌)
思ひ出の水玉模様膨れ来て次々弾け去る石鹸玉

006:水玉(文) (f_blueな日々 題詠blog)
水玉のランチョンマットに取りかへて弥生の光をきみと分けあふ

006:水玉(てん) (blue blue)
集団を上から見れば水玉模様 みんなおんなじ個性もなし 参照記事:006:水玉

006:水玉(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
ベル鳴りて水玉ワンピが飛び出した突き当たりの図書館目指し

006:水玉(鴨居) (鴨居短歌)
はからずも年老いてなお夢ごこち竜宮の水玉手箱には

006:水玉(かずみん) (ふわふわ卵のオムライス)
めずらしく「かわいいね」って言ったからついつい選ぶ水玉ワンピ

006:水玉(ちりピ) (ちりちりピピピ)
見たこともないけど君が好きな花だから好きだよ水玉草...

006:水玉(矢島かずのり) (蟲短歌)
南米の矢毒蛙を思い出す水玉模様を剥ぎ取りながら

006:水玉(のびのび) (のび短歌)
ブランデー落としてコーヒー飲んでいるカップは可愛く水玉模様 参照記事:006:水玉

006:水玉(ゆず) (ユズタンカリウム)
泣き出してしまう代わりにネクタイの水玉を数えながら頷く

006:水玉(長月ミカ) (創作ブログ とかげのしっぽ)
ベル鳴りて水玉ワンピが飛び出した突き当たりの図書館目指し

006:水玉(冬鳥) (ことのはうた)
それはごく、ちいさな無色透明の水玉を吐く海底のふね

006:水玉(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
日光に 浴びて水玉 弾けてる 栄オアシス 天井仰ぐ

006:水玉(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
こもれびの水玉模様の影のうえ子供ら軽くステップを踏む

006:水玉(フワコ) (きくとわたし)
水玉のストールふんわり巻く今日をひらひら過ごす水色の羽根

006:水玉(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
水玉の今日の課長のネクタイは星占いを見たからだろう

006:水玉(石の狼) (Wulfstan の confessio amantis)
袖なしの水玉インナー届いたと携帯写真の君ぞ艶めく

006:水玉 (お気楽堂) (楽歌三昧)
水玉の柄を買わない理由など部屋を見渡しふと考える

006:水玉(ムラニシミツナ) (COMET!)
向こうから水玉模様のカサさして ヒラヒラ進む午後3時です

006:水玉(優佳) (5月20日)
水玉のミニーのリボン買ってみた貴方の前ではつけないけれど

006:水玉(けぇぴん) (けぇぴんの公式ブログ「聲」)
透明なビニール傘に水玉は跳ねたり滑つたりして遊ぶ

006:水玉(桶田 沙美) (31Words Runner)
昔から彼女が好む服装はサイダー色した水玉ワンピ

006:水玉(廉) (at random crazy)
震えだす空に隠れて傘さした 君の足下 増える水玉

006:水玉 (勺 禰子) (ディープ大阪・ディープ奈良・ディープ和歌山)
水玉色の水玉かなしピンク色の水玉いやらし水玉哀れ

006:水玉(草野つゆ) (虹をこえて)
水玉がトレードマークの元総理大臣様は いまなにしてる

006:水玉(藤矢朝子) (トイレのうず/たんかん)
6月の分厚い雲と花柄の雨傘の上踊る水玉

006:水玉(Insight) (短歌)
水玉は時代遅れと江戸切り子ひややかよそい白玉を入れ

006:水玉(イダヅカマコト) (はじめてのぶんがくてきはーどこあ)
あの星は爪じゃ割れない熱さなの流れないのよ水玉みたいに

006 水玉 (吹雪) (≪ふぶきうた≫)
はつなつの光集めて水玉の萩の葉の上(へ)に散らばりをりぬ...

006:水玉(佐藤羽美) (hinautamemo)
二階から一角獣が下りてきて水玉模様のため息をつく

006:水玉(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
もし雨で暇だったなら水玉を数えて僕と過ごしませんか

006:水玉(丸山程) (スクリブルタンカ)
かわいいと思えるような水玉は自然界には存在しない  

006:水玉(本田鈴雨) (鈴雨日記)
少女らのめぐりをめぐりめぐるうちゆくへしれずのあまた水玉

006:水玉(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
 ぽつぽつと穴のあいてる傘をさし悲しい歌が水玉になる

006:水玉(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
水玉のようなドットの荒さでも涼宮ハルヒの顔が見つめる

006:水玉(つばめ) (ツバメタンカ)
水玉の反転世界は綻んでただまっすぐに光る太陽

006:水玉(短歌サミット2009.岸名由美子) (短歌サミットブログ)
水玉のスカートをはきルンルンとミニーのようにかっぽしている 

006:水玉(エフ) (エフのメモ)
ものすごくかなしいことがあったのだね湖面に涙ちぎれて水玉

006:水玉(椎名時慈) (タンカデカンタ)
似合わなくなった水玉ワンピース着ていた頃に出会えていれば

006:水玉(珠弾) (seven seas tac)
水玉をこめて構えるヤングガン 戦場となる児童公園

006:水玉(tafots) (1年で1000首をつくる)
ピンク地に赤の水玉銃声とケネディ夫人の悲鳴を添えて

006:水玉(下地杏) (杏ノオト)
カルピスの水玉模様はじけてた昼寝の夢に呼ぶ「お母さん」

006:水玉(祥) (月宿り星宿り-つきやどり ほしやどり-)
カルピスの水玉模様を破くたび草間彌生に嫉妬する夏

006:水玉(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
水玉が虚空をすべり落ちていくただ一度の敗戦として

006:水玉(蟻) (Michael)
浮かぶ水玉集め一つにせよと友に課すスープの胡麻油

006:水玉(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
カルピスの水玉模様がひとつだけハート型です。今日はラッキー。

006:水玉(桑原憂太郎)  (憂太郎の短歌Blog)
カーテンが水玉模様に彩られ水彩絵の具を飛ばす多動児

006:水玉(すいこ) (すいこのうたおきば)
はちゃめちゃにでっかい水玉みたいんでアマゾンにいくあとはよろしく

006:水玉(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
階段に座って飲んだカルピスの水玉くらい爽やかな人

006:水玉(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
水玉の赤いドレスにひとつだけミッキーマウスをかくしたミニー

006:水玉(おっ) (だいえいの短歌専門店)
たたまれた傘から垂れる雫まで色とりどりの水玉になれ

006:水玉(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
つまんだスカートの水玉模様から静かに降りだす甘やかな雨

006:水玉(ぱん) (向日葵 と 月)
どうしようもできないこともあると知り「水玉シャツ」をまだ聴いている

006:水玉(木下一) (リンダリンダタンカ)
参照記事:006:水玉 水玉の君のパンティちら見しただけでオーバーヘッドも出来る

006:水玉(風月堂) (言霊士の座卓)
よく見たら、それは硝子の器だった疑ったのだ、水が球体で浮かぶ事はない、とロマンティックは、信じなかった心の中で弾けて消えた

006:水玉(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
幸せなふりをしている 右腕に水玉模様の発疹がある

006:水玉(みかみかりん) (童話短歌)
カラフルな水玉のハンカチ飛んで来て近づいて見るが白色はなく

006:水玉 (みなと) (海馬)
水玉と思って寄って来たんなら気づくなよおれの無数の穴に

006:水玉(稚春) (青いキリンの番外編)
水玉のブラウスを着る金曜に隠し切れないその後の予定

006:水玉(片秀) (うつしよはゆめ よるのゆめこそまこと)
モノトーン無地の時代を切り裂いて原色水玉模様の少女

006:水玉(春畑 茜) (茶話なごやん)
さみどりの水玉模様のエコ袋ちひさくたたみ子に持たせたり

005:水玉(やや) (カラメルバニラ)
水玉のリボンのついたワンピース「可愛いね」って言われる予定

006:水玉(小林ちい) (ゆれる残像)
火にかけた鍋に次々浮かびくる水玉見つめる深夜の孤独

006:水玉(今泉洋子) (sironeko)
ほんのりと乙女に戻る心地して水玉の服纏ふ初秋(はつあき)

006:水玉(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ガラス窓に貼りつく水玉それぞれが雨あがりの空映してをりぬ

006:水玉(こばと) (一生インドア派)
水玉の透けてた服がまぶしくて俯いていた帰り道でも

006:水玉(絢森) ((右耳だけが知っている))
水玉の皮膚を持ちても彼のひとの指に馴染めずただ立ちてゐる

006:水玉(長月えみ) (ドーナツ接待)
「水玉になって解散しましょうか」やがて空ごと割れ落ちる雨

006:水玉(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
水玉のサーキュラースカート若き日の母はオードリーのごときポーズに

006:水玉(内田かおり) (深い海から)
スカートの水玉模様ゆらゆらと明るく揺らし夏の子等行く

006:水玉(扱丈博) (取扱)
スイッチを入れる 花柄が水玉になってふるえてくずれるような

006:水玉(vanishe) (場所)
きみありし聲なきゆめを忘れやも水玉もやうと月光のごと

006:水玉(vanishe) (場所)
きみありし聲なきゆめを忘れやも水玉もやうと月光のごと

006:水玉(yui) (Romantic irony)
アスファルト、背広、あちこちに水玉の痣を残して天気雨止む

006:水玉 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
不揃いなあるいはお行儀良く並ぶ水玉すべて愛してしまう

006:水玉(蜂田 聞) (蜂田 聞(題詠blog))
旅をするスペースシップの寄港地になる日もあらんこの水玉が...

006:水玉(よっしぃ) (J2ロードを共に歩こう。 ~goo annex~)
晴れた日に突然降り出す水玉を避けることなく楽しむが吉

006:水玉(鳴井有葉) (そのためのブログ)
取り置かれ注がれ沸かされ冷まされて注がれた水玉露におちつく

006:水玉(鯨井五香) (くじら(独唱))
僕たちは丸い世界に住んでいて、水玉模様の猫を飼ってる 

006:水玉(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
青空には目にはみえない水玉の模様があって 泣いてもいいよ

006:水玉(山の上のパン) (なしなし やしやし)
水玉のカボチャが生えた島なんてホントにあるの?連れて行ってよ

006:水玉(志野里子) (tanka-SHE)
哀しいや苦しいや悔しいの涙をためた体は水玉

006:水玉(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
サボテンの花ぽつぽつと咲くまひる水玉恐怖症と気付きぬ

006:水玉(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
水玉のハンカチぐらいならきっとお揃いだってバレなかったね

006:水玉(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
お揃いの水玉模様は色違い二人の何が違うというの

006:水玉(Ni-Cd) (反実仮想)
水玉のパンツを見たらピースして最上階から逃げる ばいばい

006:水玉(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
こおろぎも揺れる葉の上水玉も飲むより先に鏡のぞいて

006:水玉(夢雪) (浪漫)
返り血があちらこちらに飛び散って水玉模様の貴女の着物

006:水玉 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
点滴の小さき水玉きらめいていのちをつなぐ宝石となる

006:水玉(茶葉四葉) (ゆざまし)
ラムネ水玉を押し込みあふれ出る甘露な水にも似たる心痛

006:水玉(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
いつからか水玉模様の傘があり子等も大きくなつてしまえり

006:水玉(夢眠) (夢眠(ムーミン)∞日々綴り)
使わない木綿のハンカチ水玉のおべんと包むふきんと化して

006:水玉 (シホ) (ころろん堂)
通り雨 この傘誰の 忘れ物 まだ濡れている 水玉模様 

06:水玉(HY) (天然通信)
ふわふわと水玉模様の傘ゆれて記憶の母はいつも愛(かな)しく

006:水玉(なゆら) (リッスン・トゥ・ハー)
「春が来て君はきれいに・・・」水玉のエプロン脱いだ母の歌声