だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

八代神社 妙見宮 (熊本県八代市)

2020年02月23日 | 散策記
今回は熊本県八代市妙見町にある八代神社に行ってみた。
八代神社は、妙見宮とも呼ばれ、日本における妙見信仰の始まりの地として知られている。

 
八代神社は、福島県の相馬妙見、大阪府の能勢妙見と並んで、日本三大妙見の一つといわれている。

社伝などによると680年(白鳳9年)に中国から妙見神が亀と蛇が合体した想像上の動物「亀蛇(きだ)」に乗り
「竹原の津」に上陸したのが創始とされている。
上宮・中宮・下宮からなり、上宮は795年(延暦14年)桓武天皇により、八代郡戸北郷の横嶽ノ嶺の山頂に創建。
のちに中宮が1160年(永暦元年)に二条天皇により、上宮の麓、中宮川の谷の奥に創建。
現在の八代神社である下宮は1186年(文治2年)に後鳥羽天皇により創建されたと伝えられている。
1870年(明治3年)までは妙見宮と呼ばれ神道と仏教の両部の宮寺とされていたが、
1871年(明治4年)、神仏分離令により、神仏習合において妙見菩薩と同神とされる
天之御中主神、国常立尊を祭神とする八代神社になった。

 

11月22日、23日に行われる例大祭の妙見祭は、九州三大祭りの一つで「八代妙見祭の神幸行事」として、
国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の1つとしても登録されている。

 
妙見祭では、妙見神が中国から乗ってきたと伝えられる亀蛇(きだ 通称ガメ)」が舞うようだ。


霊符神社
八代神社の南東の山頂には、八代神社の末社である霊符神社(れいふじんじゃ)がある。
霊符神社は、霊符尊星(北斗七星)を祀る鎮宅霊符神の総本社とのことである。

 
鳥居をくぐって階段をかなり上っていくと霊符神社の社殿がある。

 
社殿からの眺めは良い。眼下には八代市街地が一望できる。市街地はそんなに田舎ではない。

【神社データ】
名称:「八代神社(妙見宮)」
所在地:熊本県八代市妙見町405
主祭神:天之御中主神 国常立尊
社格等:県社
創建:795年(延暦14年)
駐車場:有(無料)

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