似てる(渋谷橙のことば)

詩を書いて、演劇をして、飲食店でバイトして、妻ができ、子がうまれた。さて、どうなる。自分の小説みたいな場所。

展覧会『ながいいき』製作日誌2

2011-04-24 21:40:57 | 作品製作日誌
インタビュー記事
とりわけ音楽誌のインタビュー記事を
好んで読み続けている。

高校生の自分に毎月買っていた雑誌が
捨てられずに段ボール箱にごそっと残っている。

大勢のなかで
発言するのは苦手だ。
ふたりになって
話す場を与えられて
自分の言葉をそっと発することができる。

そうやって
詩への興味が生まれていった。

誰もが簡単に
文字を画面に表示できる今
ひと対ひとの言葉は
どんな風に迎えられるのだろう。

相も変わらず
ひとに
そのひとのことばに惹かれて
言葉の体の動きを見る。
借り物競争の運動場のまんなかで。