こだわり

こないだ、仕事でこだわりの鞄屋さんに行ってきた。
頑固一徹って感じの職人さんがつくる皮鞄の会社。
元はランドセルからスタートした鞄屋さんで、今はレディースものの鞄なんかも扱ってる。

皮だから、使えば使うほど味がでてくる。
皮だから、自分だけの風合いがでる。
皮だから、少し重い。
でも、こだわりがあっていい。
古くなっても使える。

皮ものの好き嫌いはあるかもしれないけど、職人さんが
一つ一つ丹誠込めて作ってくれるから嬉しい。

20何年職人をやってるのにそれでもまだまだヒヨッ子という世界らしい(*_*)

で、注文に対しての生産が追い付かないらしい
職人や生産のアウトソースをすれば、売上はすぐに
伸ばせるが、それをしてしまうとクオリティが損なわれてしまう。

自分のとこの商材を愛しているスタッフの方の姿勢が
そのまま商品や販売方針に現れている気がした。
本当のこだわりって、そんなとこから生まれるものだな、と
つくづく感じた１日だった。

会社の上の方がイケてるようで、社員の為のバーを
敷地内につくっちゃていた（＊_＊）
しかもこじゃれてた。
ビリヤード台・大き目のスクリーン・カウンターはもちろん
ゆったりできるソファー席。
簡易版ではなく、扉にはじまる什器等もこだわった感じ。
もちろんライトも。

スタッフの憩いの場って感じでした。
そんな粋なことをしてくれる会社は、スタッフが生き生きとしているから
きっともっと大きくなっていくんだろうな。

うちの会社でもそんなことできるように動いてみよう。
ま、響きにくい会社だと思うけど、さ。
やるだけやってみよう。