CareTaker 's Log

主にスタートレックのことについて書くつもりが、
いつの間にやら日々思ったことについて徒然と。

PAC配備の有効性?

2006-11-26 23:09:46 | 
2006年11月26日
朝日新聞朝刊 声 より

本当に有効か
PAC3配備

      作家 立花 薫


 北朝鮮のミサイル発射と核実験実施を受け、政府は以前から進めていた弾道ミサイル防衛(BMD)システムの整備を前倒しして、国民の不安を取り除くという。それは本当に有効な施策なのだろうか。

 ミサイル防衛には、イージス艦搭載の海上配備型と地上配備型のパトリオット(PAC3)があるが、後者には理解されていないところもある。
 
 パトリオットは(以下、湾岸戦争時のパトリオットの説明のため略)

 日本の場合、たとえば航空自衛隊入間基地(埼玉県)に配備されるパトリオットは首都圏防衛用だと思うが、核弾頭を搭載した弾道ミサイルの迎撃に成功しても安心できない。核弾頭の残骸から、毒性の強い放射性物質が大気中に飛散し、いわゆる汚い爆弾(ダーティー・ボム)に変貌する。国土の狭い日本で被害はどの程度に達するだろう。

 1基約5億円というパトリオットの導入を無批判に受け入れず、まず理解を深めることが必要だと思う。

--------------------------------------------------------------------------------------



中途半端に落としたら放射能汚染が起きるから、
迎撃しないできちんと核爆発を起こしましょう



そりゃ無茶でっせ、いくらなんでも。

そのほうが遥かに被害が大きいやろ、常識的に考えて。
それに、迎撃しても放射性物質が拡散するのは、なにもPAC3に限ったことではなく、全ての弾道ミサイル迎撃方法に言えること。しかも拡散する面積で言えばPAC3よりSM3の海上配備型のほうが高高度で撃破するぶん、偏西風に乗ったりして余計に拡散します。

それに湾岸戦争のときの話を持ち出してきてますが、そのときのパトリオットと今のPAC3って名前は同じパトリオットでも、全く違います。

もし、首都圏が放射能汚染される可能性があるから嫌だというのであれば、残る方法は弾道ミサイルを上昇中に破壊する、これしかありません。



ABL

これこそ、5億で効きませんが・・・



最新の画像もっと見る