CareTaker 's Log

主にスタートレックのことについて書くつもりが、
いつの間にやら日々思ったことについて徒然と。

次世代ロケット「火星」

2006-07-14 21:54:31 | 映画、ドラマ
次世代ロケット名はアレス NASA、「火星」の意味 (共同通信) - goo ニュース

【ケープカナベラル(米フロリダ州)30日共同】米航空宇宙局(NASA)は30日、フロリダ州のケネディ宇宙センターでの記者会見で、2010年に退役させるスペースシャトルの後継機(CEV)打ち上げなどに使われる、将来の月、火星探査の主力となる次世代ロケットの名称を、火星を意味するギリシャ語の「アレス」に決定したと発表した。

アポロ宇宙船を打ち上げたのがサターン1、サターン5の各ロケットだったことにちなみ、CEVを載せる有人用ロケットを「アレス1」、月着陸船などを運ぶ貨物用の大型ロケットを「アレス5」とする。CEV自体の名称も近く決定される見通しだ。

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幾多の紆余曲折を越えて、ようやくスペースシャトルの後継機が決まったようです。シャトルとは異なり、何回も使用できる往還機ではなくなったようですね。シャトルが出来たときには「再利用できて経済的」という声もありましたが、逆に何回もの往復に耐えれる構造が必要になったり、耐熱タイルは交換しないといけなかったりで、結局は使い捨てのほうが安かったんでしょうね。
今回は有人のものと貨物用で分けているのも特徴ですね。汎用機にするより、専用機のほうがコスト的にいいのかもしれません。

それにしても気になるのは、この「アレス」というネーミング。そして有人用を「アレス1」、貨物用を「アレス5」としているわけですが・・・・
狙っているとしか思えないんですよ。

○今まで火星向けのものにはマーズ***と言う名前だったのに今回はアレス。
○サターン1、とサターン5からということになっていますが、何故か月に人を運んだ”5”の方を貨物用にして、たった1機だけ有人テストに使われただけの”1”を有人用にしている。
NASAが発表した写真。特にこのロケットの色合い。いままでのロケットはほとんど白一色。シャトルの耐熱タイル部分が黒だったくらいなのに、何故か一部が茶色。
○最終目標は火星。

となるとNASAが狙っているのは、やはり、2032年に
Ares IV
やないかな?と思うわけです。

有人ロケットを”1”から初めて、改良して行き、最終型が”4”。(”5”は貨物用で使っている)し、この段階で茶色を入れておけば”4”でいきなり入れるよりも自然ですし。

CEVの名前はまだ未公表のようですね。うーん、ヴォイジャーは既に無人惑星探査機で使っちゃってますしねぇ。んじゃあ、デルタ・フライヤーで。


NASAってもしかしたらトレッキーの巣窟かも、って気がしてきました。

(追記 2006/07/16)この週の「週刊スタートレック」の表紙もアレス4でしたねぇ。すごい一致ですね。


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