あんた、地獄に落ちるよ

細木数子さん猛抗議でＤＶＤボックスから削除…「トップキャスター」第３話

今年４月期にフジテレビ系で放送された“月９”ドラマ「トップキャスター」が、１話分を丸ごと削除した形で１１月１５日にＤＶＤボックス化されることが１７日、分かった。削除されたのは、占い師の細木数子さん（６８）を思わせるキャラクターが登場する「第３話」。放送直後、細木さん側が抗議し、フジが謝罪していた。ＤＶＤ化にあたり特典映像がつくのは今や当たり前だが、１話そっくり削除という措置は極めて異例だ。

　オンエア時は１１話あったドラマが、ＤＶＤでは「全１０話」になっていた。

　「トップキャスター」は今年４～６月にかけて放送された１話完結スタイルのドラマ。天海祐希（３９）がスクープを連発するニュースキャスターに、矢田亜希子（２７）がアシスタント役を演じ、平均視聴率１８・３％を記録。

　問題の「第３話」は５月１日に放送された「恋愛運ゼロの逆襲」。人気占星術師・宮部天花（黒田福美）とキャスターの椿木春香（天海）が番組内で対立。逆ギレした天花は、春香の運勢は最悪だと言い放ち、改名をしないと運勢が変わらないなどと要求した。しかし、春香らのその後の取材によって、天花に家をだまし取られたという被害者がいることが分かり、占いもインチキだったことがバレる－というストーリーだった。

　（以下略）

--------------------------------------------------------------------------------------------

テレビドラマにはいろんな悪役が出てくる。悪徳警官だったり弁護士だったり、他にもいろいろと。だけどそれによって抗議してきたのがいるだろうか。あくまでそれはドラマの中の話であって、実際にその仕事をしている彼らには関係のないことだからだ。

この話にしたところで他の占い師は別段何の反応もしていない。なのにこの輩は抗議をしている。

自覚があることの証拠ではないか。

この女は地獄に落ちるだとか大げさなことを言って人を怯えさせ、人の人生にあれこれ指図をするが、本人はそれに対して何の責任も持たない。占いが外れても謝罪も弁明もしない。占いってそんなもんと言われるかもしれない。だったらそんな下らないものを週に何時間も公共の電波で流すなよ。

もし、この抗議をしてきたのが政治家であれば、「テレビに対する政治の圧力」として轟々たる非難をするだろう。それをなぜしない？人がいないことをわざわざ確かめてから火をつけた加藤議員宅の放火を「言論の封殺を狙ったテロ行為」とするなら何故、これを取り上げない？しかもそれに対して膝を屈しているわけである。

フジは腰抜けと呼ばれても致し方ない行為をしたわけだ。

一体何が怖いのか。少なくともこの女が出てきたらチャンネルを他に切り替える視聴者は少なからずいるわけだし、この女が出ているからといってそれほど視聴率が取れているわけでもないと思うが。占い師に「地獄に落ちる」と言われるのがそれほど怖いのだろうか。情けない。