CareTaker 's Log

主にスタートレックのことについて書くつもりが、
いつの間にやら日々思ったことについて徒然と。

芸人が喉から手が出るほど欲しい靴

2006-07-09 22:37:22 | 雑記
雨の日の強い味方 滑らない靴



雨が降ると困るのは、傘という荷物が一つ増えることと、足元が不安定になること。
私は履いている靴が悪いのか、雨の日に駅やビルの入り口でよく滑る。先日も新宿の某ブランドのビル前で終電間際、全速力で走っているときに思いっきりスッテンコロリン。デイバックをしっかり背負っていたこともあり、ひっくり返ったカメのように手足をバタバタ。たまたま友人と一緒だったため助け起こしてもらえたが、かなり恥ずかしい思いをした。

そんな経験もあり、滑らない靴っていうのはないのかな、と調べてみたところ、「滑りにくさ、なんと!!! 従来の2・5倍」というドンピシャリな靴を発見。
それは岡山市にある創業70年の日進ゴムが製造している「ハイパーVソール」シリーズ。日進ゴムは地下足袋製造からスタートしてシューズ製造、ゴム素材の特性を活かした産業製品を作っている会社だ。安全靴や厨房用のシューズやブーツといったプロ仕様の靴が主なラインナップだが、学童シューズやウォーキングシューズもある。どうやらこの「ハイパーVソール」はそれらの靴底として色々な種類の靴に使われている模様。
HPに「ハイパーVソール」を使った耐滑比較実験の動画があったのでのぞいてみると、これがまたすごい。傾斜30度のステンレス板で、安全靴、地下足袋、「ハイパーVソール」がどれだけ滑り具合が違うかを調べたもので、結果は「ハイパーVソール」強し! といったところなのだが、不謹慎ながら思わず笑ってしまう映像も……。

さすが、ゴム素材メーカーと感心しつつ、さっそくお話を聞いてみることにした。

「作業用、学童用シューズの開発、販売を行っている関係もあって、ゴム企業としての研究・技術力を生かして、グリップ性能の高いソールの開発を進めてきました」と日進ゴム営業部の山本さん。
滑りにくさ従来の2・5倍といっても「ハイパーVソール」は、産業安全靴技術指針の中で最も優れた耐滑性能とされる動摩擦係数0・2以上という数値の2・5倍を意味しているので、革靴や普通のスニーカーなどと比べるとその差はさらに上回ることになる。

「ハイパーVソールは新しく当社で開発した『ストレッチウォーカー』というウォーキングシューズにも使っています。このシューズは砂浜を裸足で歩くのと同じ効果を出せるんです。砂浜を裸足で歩くと砂がクッション材になって関節にかかる負担が少なくなりますし、足が砂にめり込むため平坦な道路を歩くより筋力を使います。その効果を低反発のクッション材と硬い素材とを組み合わせることで実現させました。砂浜を歩くときと同じ様な体重移動ができるようにしてあります。筋肉を鍛えることもできますし、履いているだけで姿勢もよくなって血行促進も期待できますよ。もちろん、ソールはハイパーVソールですから雨の日だって滑りません」と山本さん。

私も実際に履いてみたが、これがなかなか気持ちいい。歩いています! ということを実感させてくれる感じといったらいいだろうか、ふくらはぎもほどよく伸びて地面を踏みしめて歩く感じである。それに、ツルっとこないのがいい。さらには、心なしか座りっぱなしでむくんだ足がすっきりとしてきたような……。
「これ履いていると足が細くなりそうですねぇ」という私に「慣れるまであまり長い時間履かないようにしてくださいね。筋肉痛になりますよ」と山本さん。

日進ゴムはこの他、地下足袋の技術を生かした足袋靴の製造も行なっている。足袋靴にはお祭りで使用されるエアー入り白足袋などもあるとのこと。気になる足袋靴についてはまた近々、御紹介したいと思います。

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出張で工場に行くと、床がプラスティックのような緑色の素材で出来ているところがよくあります。建築資材には詳しくないんでどういう名前かはわからないのですが(リノリウムかな?)普通の状態なら別にどうということはないのですが、機械の油なんかが床にこぼれると大変なんですよ。なんでか?

めちゃくちゃ滑るんですよ。これが。

スケートみたいに滑りながら移動できるくらいに。普通のスニーカみたいな靴底だと歩くのに一苦労なんです。

だからこういう靴があると助かりますね。近所で売ってないかなぁ。



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