『おす、俺ラル、君は』 『オレはメップ』
『銅像君はいつも会っているから知ってるよ、僕の敵じゃないもの』
『あ・あ・あ、いけないんだ。そこに入っちゃいけないんだ。ジンジーにしかられるぞぅ』
『だってこんなものあればおもしろそうジャン』
『なに、この俺と勝負かよ。走るの苦手なんだなぁ』
『ああ。こわ、くだびっだ』
さぁ今度は水の中で勝負のようです。
『ラルちゃん、そいじゃダメなんだよ、もっと全身の力抜いて、軽やかに泳ぐんだよ』
『だって怖いんだもん』
『メップ兄いも、もう少し体の力が抜けるといいんだけど』
『こんな風にいらない力を抜いて泳ぐんだよ。わかったかな』 『銅像のロンちゃんすごいですね、いつの間にか水泳の先生です。』 『ロンちゃん、今度クーちゃんにも、てほどきお願いしたいというコメントが入っているんですけど・・・・・』