脳梗塞には負けられない!

2008年12月26日に脳梗塞を発症。負けずに自転車と写真とBAND活動に熱中しているY.MATのブログ。

ロケハンで長距離移動

2012-08-14 20:03:05 | 写真
今年のお盆は全国的に曇り空との天気予報。
なので今回の休みは、星を撮るための場所を調査に行くことに。

これまで気になっていたのは、岡山にある蒜山と大山。
ここなら山の姿と一緒に星を撮れるんじゃないかと、常々思っていた。

最初に目指したのは、蒜山三座がきれいに写せる場所と言われている「>鬼女台(きめんだい)展望休憩所」。

8月13日の午前3時に起きて4時に出発。
自宅から約256km。
途中で朝飯を食ったりしていたので、着いたのは9時ころ。
休憩所の店も開店準備中で、駐車場には2台だけ車が止まっていた。
ここは確かに、三座を撮るのにちょうどいい。
三座の方向が晴れた日には撮ってみたい。

後ろを向くと、今日は雲にかかった大山と鳥ケ山が見えるが、この方向も星が出たらよさそう。

これで蒜山三座は押さえたとして(星を撮ってないけど)、そうなると大山も近くで写してみたい。
ひとまず、大山の周りを通っている大山環状道路を回って見る。

最初に目を付けたのが「地蔵峠」。
かなり下に降りてきたところだが、大山を一望できるように展望台が作られている。
ここからは東側の斜面を撮ることができる。
そこから坂を登って行く途中にも、車を止めて大山を眺望できるように作られている。

大山の南側を走っていくと「鍵掛峠」からの大山もダイナミック。
今日も多くの車が止まって写真を撮っていた。

そこから北西に走っていくと、「三の沢」と言うのに出くわした。
川の中を横切るように道が走っている。
よくみると水は流れていなくて、土砂が流れる川のようだ。
写真を撮るには、少し走った先にある「二の沢」が良さそう。

もう少し走ったらある「桝水高原」は西側の斜面を撮れる。

大山を一周してみて、撮れそうな場所は何か所か見つけたが、あとは星が出たときにどんな見え方がするか。
それだけは夜中に来てみないと判断できない。

蒜山・大山あたりはこんなもんにして、次に気になってるあたりに向かう。

大山寺まで環状道を北上してから西に下って、国道431号に合流し、そのまま北上する。
ここから境港までの弓ヶ浜半島を通る国道はいつも渋滞なイメージがあるが、今日も渋滞であった。
鬼太郎の境港を通り越して、境水道を超えて、七瀬トンネルから日本海側へ抜けた。
こちら側は松江市なようだ。

七類港(しちるいこう)」のフェリーターミナルは形が変わってるからおもしろいけど、夜は街灯で綺麗には撮れなさそう。
北側の「美保関灯台」はあまり大きくないけど、デザインはいい感じだ。

この時点で15時をまわっていて、さすがに昼抜きは辛くなってきた。
しかし、小銭入れしか持って出てなくて、入っているのは700円のみ。
QuickPayのカードはあるから、これを使える店でないと食えないから、使えるコンビニを探すも、ここらはそんな店は一軒も見当たらない。
諦めて日本海側の県道を半時間ほど西に走り、途中で南下して松江市街に向かう。
ようやく AEON を見つけて食事にありつけた。
もう夕飯の時間やけど・・・

ガソリンを給油。
この時点で 400km近くを走行。

宍道湖のあたりを物色するも、琴線に触れる景色は無し。

出雲空港から南下して雲南市、三次市まで南下して山間部を物色するも収穫なし。
日も沈んで暗くなってきたので、蒜山・大山の周辺で目をつけたポイントが暗くなるとどうなるかを確認に向かう。
国道183号は米子まで続いているから、これを使って向かう。
130kmくらいだが山間部なので、3時間以上かかりそうだ。

途中から雨が降り出し、大山に近づく頃には大雨になってきた。
道路に設置された掲示板には、どこかが通行止めになっていると表示されている。

大山のふもとに到着して確認すると、桝水高原~鍵掛峠が通行止めなようだ。
ここは一の沢・二の沢・三の沢がある道路で、土砂が流れてるのだろうか。

鬼女台展望休憩所の方は登って行けるので、向かう。
かなりの雨量で、登り道でスリップして後ろに下がらないかと気になりながら登る。
もちろん一台の車にも会わない。
もしかして避難命令でも出たのか?
途中のキャンプ場では、テントに大雨が打ち付けられているが、人がいるのだろうと少し安心する。

鬼女台に到着する。
街灯もなくて真っ暗で理想的。
しかし、大雨で車外にも出れず、山も何も見えない。
他のポイントも見に行きたかったが、自分が遭難するかもしれない位の雨なので、諦めて下山する。

もう22時で、総走行距離は約700km。
天気も良くないから撮影ポイントの物色は諦めて福井に向かう事にする。
長男が夏休みなるので、迎えに行くことに。
また、島根~鳥取~兵庫~京都~福井と向かう日本海側は走ったことがないので、それは楽しみやけど、約390kmもある。

カーナビでは12時間も掛かるとの表示。
これはカーナビとの勝負。
誰も言われた通りの時間では走らないぜ!
本当は新しい道が出来てたりバイパスがあったりして、早く着くことが多い。

問題はこれまで一睡もしていないこと。
気力には自信があるからと、無理して向かう事にする。

鬼女台から北上にて日本海側に向かう。
国道9号は途中まで自動車専用道として綺麗に整備されている。
大雨でタイヤが空回り(ハイドロプレーニング現象 )が多発して走りにくい。
しかし、前にも後ろにも車がないから、追突事故の危険はまったくない。
というか、車、少なすぎじゃないか?

鳥取市までは綺麗な道を快調に走れたが、その先は普通の国道に。
一けた台の国道だが、大きくなく、普通の道路。

兵庫県に入るあたりから山間部に入る。
一般道になっても車は少ない。

和田山から春日和田山道に乗り、春日から舞鶴若狭道に乗って小浜まで走る。
敦賀まで国道27号を経由して北陸道へ。
福井県の南条SAに到着したのは午前3時半。
6時間を掛からなかった事になるが、途中で距離的には遠周りになっても、自動車専用道を通ったのが時短につながった。

さて、朝までSAに止めて仮眠する。
よく考えたら24時間も起きてたことになる。

9時くらいに長男と合流して自宅に向かう。
高速はもう渋滞が始まってる雰囲気なので、下道で帰ることにする。
途中で昼食をとりつつ、14時過ぎに帰宅。

13日の早朝から帰宅まで36時間。
睡眠時間は約4時間。
走行距離は約1300km強。
耐久レースに出れるかな?

オイル交換をし、調子の悪い後ろタイヤを交換。
今週末が晴れてくれたら、撮影に行こう。

天の川を求めて2

2012-07-18 03:54:41 | 写真
前回の「天の川を求めて」は 2012年3月20日の事だったから、4カ月近くになる。
しかし、夜間で天気がいい日でも月が明るいと撮れないし、自分がその場所にも行けないと駄目だし、なかなか毎月は撮れない。

今週末が新月になるから金曜日から休みを取っていたが、イキナリの台風発生で、天候が厳しそう。
それで仕方なく、平日なのに撮影に行ってきた。
前回の山と違って、今回は大台ケ原は日ノ出岳を目指した。
しかし、手前までは晴れて星がよく見えているのに、大台ケ原周辺は曇り。
というか、大台ケ原が雲の中に入ってるようで、山道は霧で見えないし、気温も20度を下回って寒いくらい。
さすがに日本一、もしくは世界一の雨量を誇るだけあり、なかなか撮らせてくれない。

仕方なく、手前の大迫ダム西側の大迫地区の山の斜面から撮ることにした。


星と富士山を撮りたかった

2012-04-30 09:00:53 | 写真
昨日、親戚の法事があり、終わってから富士山に向けて出発。
昼間は快晴で、かなり暖かかったので、楽しみにしていたが、天気予報は微妙なところ。

今回は嫁さんも一緒に行くことになったので、車中泊用に布団も積み込んだ。
もちろん、おやつも積み込み。

子供たちの翌日分の食事を用意して、夕飯も食べさせてからで、家を出たのはもう暗くなってから。
空を見上げると雲が一面を覆っている。
関西と富士山とは違うから、と自分に言い聞かせてハンドルを握る。

今回の東行きで楽しみの一つは、新東名を走ること。
三ヶ日JCTから山の方に向かって走り、浜松いなきJCTでは大回りをして新東名に入る。

これは、やっぱり、新しい道は路面が走りやすい。
しかも、コーナーが少なくて走りやすい。
SAのトイレも新しくて気持ちいい。

新富士ICまで快調に走り、西富士道路から田貫湖へ。

しかし、やっぱり、曇り空。
月の場所もわからんくらい。

前回に来たの 2011/1/8は快晴で、こんな写真を撮れて感動した。



今回は曇り空でこんな感じ。



もう諦めて、朝まで車中泊。
こういう時はデカイ車で、普通に布団ひいて寝るから楽ちん。
エコノミー症候群とは無縁。

朝になっても雲は晴れてないが、かすかに見える太陽もなかなか雰囲気いいかな。





やっぱり、富士山は、どんな天気でも富士山。
どんなシチュエーションでも映えてくれる。

まだ高見山は雪山だった

2012-04-08 22:50:23 | 写真
昨夜は満月の日。
しかも、快晴なので、夜の山登り予行練習にはもってこいと、いつもの高見山に登ってきた。
ここは冬の樹氷が有名だが、頂上からは360℃展望できるから、星空撮影にも向いている。

もう4月の第一週目が終わるので、暖かくなってるからと、あまり深く考えずに向かったが、いつもの高見小峠手前まで来たら、道のわきの木陰当たりが月明かりの中、白いものが見かけるようになった。

車から降りると、驚くくらいに寒い。
心なしか、雪が舞ってるようだ。

夜なので、大峠まで林道を歩き、そこから登ることに。

途中で友人宅によって時間を使ってしまい、登り始めたのは、4月8日になる数分手前。
登り口について嫌な予感が的中。



まだ雪が残ってる!!

一応、夜なんで、雪山とかわらないくらいに暖かい恰好だから寒さは問題ないけど、アイゼンとかは持ってこなかったから、無理なら途中で引き返すことも考えて登り始める。

歩き始めは木々が多くて大丈夫だったが、途中の展望休憩所では直接風が体にあたり、凍えそうになる。
それでもカメラを設置して一枚撮影。



木がぼけて見えるのは、強風で揺れているから。

ここからは、休むと凍えるので、一気に頂上まで登る。
下界が暖かいだけに、この寒さはこたえる。
雪も深くなってきてはいるが、アイゼンなしでも問題はない。

ひとまず頂上の展望台で、状況がわかるように一枚。



しっかりと雪山です。

まさかここまでとは思ってなかったので、カメラの防雪防寒の用意はなし。
吹きさらしのままだと凍りそうなので、タオルを巻きながら撮影をした。



満月なので、かなり明るい。
星は少ない。



途中の100均で買ったランタン風ライトを置いてみた。

振り返って、山上の高角神社の方を撮ってみる。
ここでもかなりの強風で、木々が波打っていた。



すこし北東に振ってみる。



一時間も撮ってると、リュックが凍りかけていたので、下山する。



まじで、極寒。冬に登ってた方が、寒さの感じ方が違う。
やっぱり、身体自体は春に慣れてきてるからだろうか。

これで予行演習は終わり。
二週後の新月に登ってみて、星空を撮ってみよう。

晴れてくれるように祈るしかない。

こんな写真家になりたい

2012-03-25 22:35:29 | 写真
今日、三男と行った本屋で、偶然目にした写真集。
心惹かれてつい、買ってしまった。

『星の頂』という写真集で、撮っているのは松本修という方。


帰ってから他に写真集が無いかとググってみるが、他には出されていないようだ。

多分、御本人と思うが、東洋大学の器楽研究会OBの方々のバンドのページで、友人と言うことで、松本修さんという方の紹介が載っていた。
そこでは「天文写真家」と書かれているが、紹介文の方では「趣味は、何と云っても天体写真の撮影で、一応アマチュアだが、プロ同然と言ってよい。」と書かれている。
何年前に作成されたホームページかわからないが、すごく、心惹かれる写真ばかりで、プロかアマかなんて関係なく、すごい写真家だと思う。
綺麗な星空を求めて山に登り、海外の山での星空も載っている。

出版が2000年となっているので、フィルムの時代。
今なら、もっとすごい写真を撮られてるんじゃないだろうか。

よし、こんな写真が撮れるように、自分も山を登ろう。

今日は、そんな気になることができた。

天の川を求めて

2012-03-20 23:14:13 | 写真
昨年から星の写真を撮ってますが、天の川を撮りたいと思っています。

色々と調べてみると、光害の影響で、よく見える場所は昔より少なくなっているようです。
自分の住んでる地域でも、小さな頃は見えたような気がします。
もう、40年も前の話ですが・・・

関西では、光害の影響の一番少なそうなところは、紀伊山地であることが分かった。
これまで、この日のために山登りをして鍛えてきたんだと言い聞かせ、夜中に山登りを決意。

今日は月も朝方に出るだけで邪魔にならないし、天気予報でも夜中は快晴と出てるので、仕事終わりで直接、大阪から紀伊山地まで向かうことに。

紀伊山地には色々な山があるが、初めての山で、しかも夜中なので、玉置山に決めた。
ここは山頂近くに玉置神社ってのがあって、大きな駐車場がある。
つまり、それほどの山登りをしなくても山頂に着けるってこと。
明るい時間に登るならまだしも、真っ暗なので、無理をしないのが一番です。

しかし、車に乗るときに問題発生。
なんと、山登り時の暖ったかズボンを忘れてきた。
まぁ、中にスパッツは履いてるから、諦めて、スラックスで向かうことに。

会社を出て、車をスタートさせたのは 3/19の PM10:00 と、結構、遅くなってしまった。
大阪は中津あたりから、カーナビでは約140kmで、到着予定は 3/20 の AM2:00。
つまり4時間かかる予想です。

写真からは話が逸れるけど、夜中に走るときはいつも、カーナビと勝負してます。
つまり、『カーナビが示す到着予定時間より、どれだけ早く着くことができるか』です。

今回も現地に着いたのは AM1:00 で、勝ちましたな。
んな事はどうでもいいんやけど・・・

現地に着いて、さすがに標高1000m近い駐車場は寒い。
しかし、空を見上げて、これまでよりもより多くの星が見えている。
これは天の川も期待できる。

四方を見まわすけど、天の川らしきものは見当たらない。
iPhoneアプリの星座表で確認すると、この時間は天の川が地平線付近にあるらしい。
3時間も走りづめだったので、暖房を入れながら仮眠を取る。

3時頃にもぞもぞと起きだして、身支度を整えて山頂を目指す。
山頂と言っても玉置神社の境内からすこし登った所やろうからと、ハイキング用の靴に、ズボンは諦めてスラックス。
さすがに、山に対して、少し申し訳ないくらいの格好。

境内を抜けてからは結構な急な登りで、まともな靴にしなかったのは失敗した。
滑りかけながらも、滑ったらスラックスが悲惨なことになるので、ゆっくり、じっくりと歩いて山頂へ。

結局、駐車場からは30分以上かかって、ようやく頂上に到着。
夜空を見上げて、星の多さに感動。
南東あたりから北に向けて天の川が走っている。

早速、準備して撮影。



ようやく、自分で撮りたかった写真に、一歩近づいた。

さて、真っ暗な中を撮影してると、何故か、山頂の土が盛り上がってくるのを感じた。
「おー、もしかして、心霊現象か?」
と、ワクワクするも、それ以上の物は何も現れない。

明るくなって気付いたのは、山頂部だけ、霜柱が立っていた。



良く見ると、自分の足形に、霜柱が立ちあがれなかった部分がわかる。
霜柱がむくむくと起き上ってくる瞬間に遭遇するとは思わなかった。
もう、二度と経験できないかも。

山頂では朝まで待って、日の出も撮影。



かなり寒かったが、満足できた一晩だった。

帰り道、麓を見ると、見事な雲海が広がっていた。



遠いけど、しばらくは紀伊山地にハマりそうです。

10m近く滑落した

2012-01-21 23:11:14 | 写真
今日は明神平に登ってきた。
今週は雨が多くて天気が心配だったが、やっぱり、小雨のような、霧のような、そんな感じの天気。

今回は朝に家を出るのでなく、前の晩から大又林道の、いつもの駐車スペースに車を停めて車中泊。
こういう時にアルファードで良かったと思う。(給油の時は・・・)

山奥の午前一時、天気が悪くて月も星もなく、ヘッドライトを消せば真の暗闇だ。
物の怪が出ないかとワクワクするより、眠気に勝てずに睡眠。

ふと物音がして目覚めたら、隣に車が停まった音だった。
時計を見ると午前5時半。
こちらも起きだして、山行きの準備を始める。
今回は明神平なので、スノーシューを持ち物に入れている。
というか、リュックにぶら下げている。
はっきり言って、重い。
一眼レフカメラ+ズームレンズ+三脚+スノーシューと、肩にずっしりとくる。

ここ数日の雨で、登山口までは雪が少なくなってるが、その先は変わらずに多い。
それでも足が取られるほどではないので、アイゼンのまま登って行く。
明神の滝を越えても、時たま足が深くまで入るが、もう少し大丈夫かなとそのまま登っていく。
しかし、それが間違いだった。

滝を超え、沢も細くなりいくつかの分岐に分かれたのち、右側の山肌へ回り込む手前の場所で事件が起きた。

道としては順調に山肌を登ってきたが、ちょうど、その部分だけ山側が岩が飛び出ており、道幅が50cmほどしかない場所。
慎重に歩いて行くが、崖側の足が太もも辺りまで踏み込んでしまった。
雪の下には地面が存在しない場所だったようだ。

「やばい」と思った時には遅く、一瞬平衡感覚が無くなったかと思ったら、背中から倒れるように、頭を下に滑り出した。
最初は滑り落ちるスピードがすぐに緩んで止まるかと思ったが、まったくそんな様子はなし。
下には、滝の上流の沢が流れており、ここらの沢には大きな岩しか転がっていなことを思いだした。
このまま頭から落ちれば大けがは免れないと思い、なんとか足を下にしようと考えた。
たかだか10mなので、下に到着するまで色々できる時間はない。
しかし、うまい具合にリュックが起点となって足が下の方を向いた、と思ったら沢の岩に、仁王立ちで立っていた。
足元は座布団1枚分より小さいスペースしかない。
まさしく、特撮ヒーローもののスタントのようだ。
数分間か、そのまま茫然としていた。

しばらくして、仁王立ちのままで、滑り落ちた場所の動画を撮った。→youtube

見上げると途中にトレッキング・ポールが止まっていたので、急だか、目の前の崖を登って行くことにした。

30分はかかったか、なんとかポールを拾い、登り切った。→youtube

これだから雪山は気をつけないいけないなぁ、と思いながら明神平へ登って行った。

途中で道がわからなくなって、無理やり斜面をショートカットしたりしたが、なんとか明神平に辿り着いた。
すぐ手前の数10mが雪が深くて、スノーシュでも足首くらいまではめり込むくらいに柔らかい雪だが、上まで登れば普通に歩ける。

しかし、ここでも霧のような小雨のような天候は健在で、カメラを取り出して撮影をしてても、レンズに水滴がすぐに付くような状況で、あまりいい写真が撮れない。




空を見ても晴れ間が出そうな雰囲気は全くないので、数枚だけ撮って早々に下山開始。

帰りに定番の「やわた温泉」に入って生き返ったのちに帰宅。

高見山へ三脚を持って

2012-01-08 23:13:35 | 写真
今朝はAm3:30に起床。きっちりと6時間も寝れた。山登りの前日だけは早い時間から寝つけるから不思議だ。
今日も高見山へ向かう。今シーズンのベースはこの山だなぁ。

いつもは麓の国道に路駐している(通行車両の邪魔にならないように駐車して下さいと書かれた看板あり)が、スタッドレスを履いたので、小峠と大峠の分岐まで車で行くことにした。山登りとしては楽チンコースだが、今回は三脚も持って登るので少しでも近い方がいい。
この杉谷隧道トンネルを通る道は舗装されていて圧雪アイスバーン状態になっている。さすがにチェーンなしだとまともに走れないので、路肩近くの新雪部分で勢いをつけて走って行く。
やっぱり、こういう時は四駆が欲しくなる。

分岐までなんとか登ったが、真っ暗の中、一番乗りかと思ったら先客が一台あった。
向こうも着いたばかりで準備の真っ最中。挨拶をして、木を探して車止代わりにタイヤの前に置き、こちらも準備を始める。
いつもと違うのは、リュックに三脚を括り付けること。
今回は三脚をたてて手ぶれが起きないようにしてキチット撮影することなので、カメラ本体もリュックに入れる。
これで頂上まで一気に登ろうという作戦だ。

大峠のトイレに寄って、一番距離の短い大峠からの登山道を登る。等高線が詰まっていて一番急な山肌を登るが、歩く距離は一番短いと思う。

途中で朝日が出てきた。
しかし、今日に撮りたいのは違うので、撮影せずにもくもくと登る。

頂上に到着し、避難小屋に入るも、先客はなし。先に来ていた車の人も居ない。新しい足跡がないから今日は一番乗りみたいだ。

さっそく持ってきた三脚を準備して撮影。
今日は快晴で景色が綺麗だ。







やっぱり、三脚があると微妙な手ぶれがなくて、補正しなくてもシャープな写真になってくれる。
基本が大事だと改めて認識した。
これまで躊躇していたけど、よく考えたら山登りは写真撮影の為にするんで、今後も三脚は無理して持って登ろうかと思う。

樹氷も補正なしで、かなりシャープ。


こっちは風がきつくなって、少しシャープに補正。


厚くて黒い雲が張り出してきたので、下山する。

今日はかなり満足できる写真を撮ることができたが、一眼レフを操作するので、撮影中は手袋も薄いのにしないとならず、気付いたら指が痺れている。
雲が出てきてから吹雪出してきて、かなりの寒さ。
そそくさと下山する。

急いで「たかすみ温泉」に向かうが、アイスバーンの道では、下りでは特に焦りは禁物。
トンネルも抜けもう少しで国道が見えてくる頃、ハザードを付けたJeepを発見。よく見ると「JAF」のマークが。
後ろに見える車滑って脱輪したようだ。

スタッドレスでも気を付けないといけない事を目の当たりにする。

JAFから上の方に車が多いかと尋ねられた。
話を聞くと、アイスバーンのためにレッカー車は登れないらしい。なので今回もJeepのウンチで引き上げていた。
おばちゃんグループの山登りのようで、こういう山に入るなら車の運転も勉強が必要ってこと。
新雪の上を走れば大丈夫だということも山登りの知識の内か。

無事に温泉に入って昼過ぎには帰宅。

台高山脈北部縦走路、高見峠から雲ヶ瀬山まで

2011-12-30 22:39:01 | 写真
前回、二日続けて高見山に登ったので、今日は高見山と反対側に伸びる台高山脈北部縦走路にチャレンジする。



とはいえ今日は時間がないので、雲ヶ瀬山でUターンする。

台高山脈北部縦走路のスタート地点は高見山に登る大峠である。
以前はこの大峠まで車で登れたが、今年の台風12号の影響で車両通行止めとなっているので、仕方なく、国道166号の高見トンネル手前のPAに車を停めて大峠まで歩いて登る。



途中でツララと凍った小滝。


崩壊現場は、下までガードレールが伸びている。

登り始めてから通行止の看板を見ると「小峠から大峠の間で崩落により」と書かれてるので、もしかしたら、小峠までなら車で行けるのでは思いながら歩いたが、案の定、上り坂と小峠への分岐地点までは車で登ることが出来る。
だいたい2.3kmほど歩いたから、次からはここまで車で登ってくれば往復で二時間以上の余裕ができることになる。
体力的にも楽だし・・・


大峠で小休止してから雪山用の装備にして歩きだす。
iPhoneに国土地理院の地図をダウンロードし、GPSで市を特定して地図に示すアプリを入れているが、縦走路の入り口については、地図が間違っている。
地図通りだと大峠から林道を三重県側に200mほど下った場所に登り口が書いてあるが、本当は大峠の駐車場の奥である。
何も看板がなくて分かりにくいが、登山届けを入れるポストが目印となる。

さて、予想通り、完全な雪山となっている。

林の中は歩きやすいが、林の切れ目は積雪30cmはあると思われる。
最初はピップエレキバンを裏返して着けたような滑りどめを靴に装着していたが、途中からアイゼンに変更。
上り坂でもザクザクと進んでいく。

こちら側の樹氷は高見山のとは違い、細くてナイフのような印象のものが多いようだ。


それにしても一面が真っ白だと、道がわからない。
登山道沿いの木に付いてる目印を探せない時には迷いかねない。

こういう時には、iPhoneのGPSと地図表示が重宝する。

ところで、高見山もそうだったが、ふもとは圏外なのに、山の頂上付近ではSoftbankの電波が届く。
なので、iPhoneからTweetやFacebookに投稿ができるので、リアルタイムで発信ができる。
ただし、冬は寒いので、バッテリーに注意が必要だ。
とはいえ、地図データを取り込めるほど安定はしていないので、前もってダウンロードできる機能のあるアプリでないと役には立たない。

そんな事を色々と考えながら歩いて、それほどアップダウンもきつくなく、雲ヶ瀬山まで到着。

それでも雪で歩くスピードが出ず、4時間近くもかかってしまった。
最初の小峠までの登りが響いている・・・

和束町の紅葉2

2011-12-18 00:40:58 | 写真
今日は二週間ぶりに、和束町に紅葉を撮れればと思って出かけた。
午前中は消防訓練があったので、午後から。

消防訓練中は陽射しも強く、風景を撮るのにはいい感じの天気。
しかし、いざ和束に向かうと分厚い雲が出てきた。
よくみると雲の流れは速いので、少し待とうと、町で唯一のコンビニへ。

少しずつ雲の切れ目が出てきたので、LOWSON近くの柿を写す。



二週前には行けなかった南山城村との町境に走りだすが、雲は北の方から晴れてきているので、Uターンして鷲峰山を目指す。
この山は京都府の南部地域では一番高い山だ。(ちなみに、京都府全体で見ても1000Mを超す山はない)

府道62号宇治木屋線を登り始める手前で二枚。





いつもは暗くなってからしか走らない道を登るのは違和感がある。

この府道の頂上手前で右に曲がり、金胎寺を目指す。
途中、よく夜に来る星の観察場所で茶畑を撮る。
いつもは真っ暗闇でどんな畑か気にもとめなかったが、なかなか写真映えする場所だ。





少し美瑛風に。


さて、金胎寺の昇り口に到着。



この細い道を登って行く。
昼間でも薄暗い感じの道で、これを夜中に真っ暗の中を歩いて行くと、猛禽類と思われる泣き声が聞こえたりする。



金胎寺は古くは7世紀後半に建立されている。

この境内には行場めぐりがあるが、その入り口前(かわらけ投げ場)で南の方を撮る。



このまま行場めぐりを行ってしまうと下まで降りるのでこれだけにして、鷲峰山の頂上を目指す。

ここ金胎寺がこの山の頂上も境内に含まれているが、頂上には、頂上の目印よりも大きな宝篋印塔(大昔の墓)が建っている。
昇り口には多宝塔もあり、その反対側には少しだけ、現在の墓地もある。
こんな場所を星を撮るときには、真っ暗な夜中に登ってくる。

さて頂上からは琵琶湖を望むことができる。



琵琶湖大橋が写っていて、その奥の雪が見えるのは大比叡の山だ。

少し左に目を向けると、京都市内が見える。



手前の水面が見えるのは宇治市の喜撰山ダムのようだ。

もうすっかり冬支度で、葉は落ち葉となって枝だけの木も増えていて、残念ながら、紅葉としては残念な気がするが、それなりに気に入って写真も撮れたのでよしとする。
あまり興味のなかった風景写真も、すこしずつ面白くなってきたところだ。

初日周運動写真

2011-12-17 01:59:19 | 写真
徐々に、というか、確実に、一日ずつ寒くなっています。
今朝は本当に寒かった。
夜も本当に寒かった。

冬の夜空は澄んで綺麗なので、星がよく見える。
しかし、まだ月が明るいので、星の見える数は少なく感じる。





今夜は初めて、日周運動を表現できるような写真に挑戦。



こんな感じでどうでしょうか?

山陰に隠れていた月が顔を出したので、あまり長時間の回転に出来なかった。
しかも、雲が通り過ぎた残像が残ってるし・・・

和束町の紅葉

2011-12-04 23:11:36 | 写真
昨日は吉野の方の山に行こうとしたが大雨注意報が出ていたので断念。
今日は一転して晴れたので、近場で、和束町の紅葉を撮りに行った。

最初は雲も少なく、撮影日和で、大阪からのカメラサークルやろうか、年配のグループも近くで撮影をしていた。



来週くらいは山一面の色が変わっているかもしれないが、今日は緑も映えて、そのために更にオレンジが映える日であった。

途中からは雲が増えて、空を映しこんだ写真には残念な状況になったが、それはそれでよかったと自己満足。

Google+にアルバムを置いたので、見て感想をお願いします。

300mm と 月

2011-11-13 22:53:26 | 写真
先月、中古カメラ店で、安くレンズを買った。
Canon EF 75mm-300mm
星を撮るのに買ってみたが、望遠になるだけ星の動きにシビアになるため、なかなか思うようには撮れない。
やはり、独学で始めた素人なので、色々と研究・探求が必要なようだ。

で、あまり興味のなかった月を撮ってみた。

こんなにデカくて明るいので、玄関先で撮影。

やっぱり、300mmはデカく撮れるんや、と思った。
しかし、やっぱりこれは人物を撮って、バックをぼかしたりするのに丁度かなぁ。

「木津川アート2011」木津エリア

2011-11-06 20:00:57 | 写真
今京都では国民文化祭なんてのがやってるおうですが、わが木津川市では「木津川アート2011」てのがやってる。
モンハンで忙しげな三男を無理やり連れ出して、旧木津町では何箇所かやってる、気になる近所だけをピックアップしてまわった。

最初に行ったのが「奥鉄工所」。


さすがに大きな空間なので、大きな作品が飾られている。


壁の上に飾ってる大きな油絵について「ああいうのが、意味わからへんねん」との三男の弁。
「そら、みんな分かったフリしてるだけや」と自分の弁。


次に向かったのは「北大路集会所」。
ここでは不思議な空間アートがあった。


次に行ったのが「料亭 川喜」。


ここでは、何かが湧いてる感じのアートです。




料亭の玄関の方は、時代を感じさせる風情があります。


最後に行ったのが「八木邸」です。
ここは、昔から大きな家で、小さいころから非常に興味のあった家です。


ここでのアートは、大きな米蔵を開放して行われていました。


ここには中二階のようになっていて、そこにも作品があります。


もう一棟の蔵でも展示があったようですが、写真に写ってる青系の服のスタッフ(男子)が必死に女性スタッフと交流しようと頑張っていたので、邪魔しないように中に入るのは諦めました。


この木津も歴史のある町なのを再認識出来た小一時間でした。

CANON EOS 60D 購入

2010-12-11 15:26:18 | 写真
CANON EOS 60D の 18-135ズームレンズ付きを購入しました。
初めてのデジタル一眼レフです。
フィルム時代に一眼レフを使っていたので、一眼レフ自体は久々です。
しかし、使ってたのは Nikon FGという、30年近く昔のカメラなので、あまりの違いに戸惑い気味。
少しずつ慣れながら、写真生活を始めようっと。