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blog情報誌Cuore通信

『心あるお産の会』が発行している情報誌のブログ版です。楽しい情報満載!ぜひ、ご覧ください!

cuore通信 2月号 Vol,9

2007-02-08 | cuore通信 2007年度版 vol.8~vol.19
アンケートへのご協力ありがとうございました。

昨年10月29日に開催した、この地域の出産環境を考える勉強会をうけ、会で進めてきたアンケート調査の結果を皆さんにお伝えします。
勉強会では、この地域の実情を踏まえた上で二つの新しい構想が提案されました。
 (cuore11月号に掲載しています)
●飯田産院構想・・・複数の産科医が協力し合い地域のローリスクのお産を担う構想。
●バースセンター構想・・・助産師達が中心となり医師の協力のもとローリスクのお産を担う施設を、下伊那の北部と南部に配置する構想。

この広い飯伊地域で出産場所が一ヶ所に集中してしまう事に、ここで暮らす人々は大きな不安を抱いている事が、今回のアンケート調査で明確に伝わってきます。

      アンケート調査結果
          提出者213名

このアンケート調査は飯伊地域の市町村の保健師さんに協力を依頼、協力を得られた8町村の主に妊婦さんや子育て中の主婦を対象に行いました。

性別・・男性(13.6%)女性(86.4%)

年齢・・10代(0%) 20代(17.8%) 30代(46%) 40代(22%) 50代(10.8%) 60歳以上(3.3%)

職業・・医師(0.5%) 看護師(3.7%) 助産師(5.2%) 保健師(10.3%) 市町村職員(12.2%) その他一般(68.1%) 

A)今後の飯伊地域の産科体制についてお聞きします。
 1)安全を求めて当地域の出産は飯田市立病院へ一極集約する
     賛成(7%)  反対(77.1%)
 2)産む側が選択できるように出産場所の分散が望ましい
     賛成(97.1%) 反対(0%)

B) A)で2)賛成と答えた方々にお聞きします。
  新しい産科体制として望ましいのは
  イ)北部、南部に助産師中心のバースセンター構想
     賛成(64.4%)  反対(14.1%)
  ロ)次世代に向けた飯田産院構想(産科医の集合体)
     賛成(58.8%)  反対(13.6%)

 ◎アンケートに寄せられたコメントの中で、助産師さんの活躍に期待する内容のものが多く見られました。

今後の望ましい飯伊地域の産科体制についてご意見があればお聞かせください。

中心から遠いところに住む人たちが利用しやすい体制は大事だと思います。過疎化が進んでしまうところができてくるし、核家族化が進む原因にもなると思います。

知人が市立病院に入院中、一日に8人もの出産があったそうで、てんてこまいって感じだったそうです。医師がいつも忙しく、これ以上市立病院に負担をかけ、本来の機能を失っては、それこそ事故も起こりうると思ってしまいます。

これから地域で知恵を出し合い新たな体制を築かれることを希望します。妊娠、出産、育児と一貫して、身近で安心できるネットワークができる機会として捉えていくことが大切だと思います。市立病院の状況を見ると非常に混み合い大変なようです。やはり一極集中だけは避けるべきと思います。

ローリスクを扱う病院、高度医療を提供する病院、それぞれの役割が行え、産婦さんが安心して出産場所を決められるような体制に整えられることが望ましいと思う。

地方の医師不足や都市部と地方の医療格差が広がっており、産科と小児科は特に著しい。飯伊の例をきっかけに国や医師会へ要望等をし、少子化対策を含めて頑張ってほしい。

この資料にもあった‘飯田産院’はとても面白いと思います。やってみる価値はあるのかなと思いました。その上で、妊婦側も‘おんぶにだっこ’ではなく、自ら体力をつけ、なるべく安産を目指す努力ができるような体制を作ったらいいと思います。だから「この産院は、こういう状況でうので、妊婦さんもこれをがんばりましょう!」みたいな、みんなで作り上げていくような産院を目指す事で新しい産科の先生も誕生していくのでは、と思いました。
安心したお産ってそれぞれですし、一番は、相談できる人がいることが大切かなって思います。カウンセラーのような方がいるといいなといつも思います。(医師や助産師さんはいつも忙しそうなので。)

各市町村に一人以上の助産師さんが必要だと思います。

産科医のバックアップがあれば、助産師中心でいいと思う。また、お産の仕方が多様化(自分のライフスタイルに合わせて選べる。)出来たほうがいいと思う。自宅出産のバックアップ体制がとれるように。(例えば、個人出張助産師)

自信のない助産師が多い現実。助産師がもっと勉強していく必要がある。そうした助産師の教育の場が欲しい。その上で、助産師が活躍できて母親に寄り添えるおうな、バースセンターや産院ができればいいと思う。

次世代に向けた飯田産院の構想というのは、前向きな発想で素晴らしいと思います。しかし、実現した時点で、今ある開業医も高齢となり、その時にはお産をやめてしまう事も考えられるので、バースセンターも同時に進行していかなければ望ましいものになっていかないと思う。是非、実現させて欲しいです。それから、助産師不足を言われていますが、下伊那には女子短大という助産師を養成できる学校があります。女子短大の看護科ともうまく連携が取れて、育った助産師さんが下伊那に残ってくれれば助産師不足というのも将来的に解消されていくのでは・・と思います。助産師の資格を取るための補助金が市町村から出る制度があればいいのにね。

知っていますか?? 
今、助産院に対する医療法の改正が進められています。

◎改正前・・・嘱託医は、特に産科医でなくても開業できた助産院。 
      ↓       
◎改正後・・・分娩を扱っている産科医を嘱託医におき一年以内に見つからなければ歴史ある助産院でも廃止になりかねない。

この法改正が適応されると、私達の産む選択の自由はますます奪われ、産む安心は更に失われてしまうのでは・・?

次回も楽しみに

Cuore通信 1月号 <vol.8>

2007-01-15 | cuore通信 2007年度版 vol.8~vol.19
      新年 あけまして おめでとうございます
新しい年を迎えました。

産む安心を求め、今年も皆様の励ましの声を糧に活動していきます。
新しい大切な命との出逢いをきっかけに、母親も、助産師も、産科医も、日本中あっちでもこっちでも繋がり合って、まない産科の集約化に対する問題点を示し、新たな提案を国などに訴える活動をしています。

『大切なのは安心から生まれたお母さんと赤ちゃんがもともと持っている産む力、産まれる力なんです』とある助産師さんは言います。

子供を産み、育てる私達がこの活動の主役なんだと改めて感じています。

   今月の特集

   地域で支えあう新しい産科体制を求めて
            椎名レディースクリニック  椎名一雄先生

 明けましておめでとうございます。
 昨年は当地域の産科医療において苦難の一年でした。2月に平岩医院が分娩取り扱いを停止、4月から下伊那赤十字病院は分娩取り扱いを休止しました。
当地域の南と北でがんばっていた産科施設が相次いで消滅し、年間約800件の分娩が分娩場所を失い、地域住民へは大変な不安と不便をお掛けすることとなりました。幸い、飯田市立病院が行き場を失った分娩の大部分を受け入れて頂いたおかげで、当地域の産科体制崩壊は何とか防ぐことができました。
 なぜ、急にこんなことになったのでしょう?現在、全国各地で、当地域と同様の現象が発生しています。国と産婦人科学会が産科医不足を補うための対策として分娩の集約化を掲げたことが、かえって開業産科医のやる気を失わせ、地域に根付いた産科施設を閉院に追い込んでいるように思われます。医師を派遣する大学病院は拠点病院の充実のため、何処かの産科施設から産科医を引き揚げ、拠点施設へ産科医を増員することを繰り返しています。都会では1産科施設の閉院はそんなに周辺住民に影響を与えないかもしれませんが、地方では1つの産科施設の閉院は利便性と言う点でその周辺住民に大きな影響を与えます。都会と地方では参加施設集約化の影響に大きな差があることをもっと認識して欲しいと感じています。そして、地方でがんばる産科開業医と少ない人数でがんばる産科施設をもっと温かく応援して欲しいと思っています。
 ところで、当地域において、現在、市立病院は分娩件数が倍増し大忙しとなっています。外来の負担を軽減するため、産婦人科初診と妊婦検診を制限しています。このため、分娩を扱う椎名と羽場医院は外来患者が急増し、昼休みも取れず、診察時間もかなり延長せざる得ない忙しさとなっています。医師だけでなく、そこで働く助産師、看護師の負担も大きくなっています。さらにスタッフの補充もままならないのが現状です。このままでは、近々新たな分娩扱いを停止する施設が発生する事が危惧されます。一刻も早く安定した体制作りが望まれますが、残念ながら今は現体制で仕方がないと言う雰囲気が医療側にも、産む側にも、行政にも漂っているようです。しかし、現状のままでは当地域に若い産科医の出現は無いでしょう。産科医の絶対数が少ない現状では、個々の利害を捨てて、現在の施設の枠を超えた、産科医療に関わる全ての人たちによる協力体制の構築が必要です。当地域の産科体制が飯田市立病院を中心とすることは言うまでもありませんが、市立病院一極に依存する事は好ましくないと考えています。周辺の産科開業医が1次産科医療(低リスク分娩)を請け負い、連携し協力し合う方向が地域住民にとっても好ましい体制であると思っています。昨年、私が提案した飯田産院構想には、週2日だけ働くという産科医の新しい労働環境があり、スタッフの働きやすい環境づくりのための保育所や、育児センターも必要でしょう。そのためには行政の応援と参加が不可欠です。保育士、保健婦が中に入っての活躍も望まれます。地域を挙げて、地域のための新しい参加体制の構築が、若い、次世代の産科医をこの地方へ呼び込めるメッセージになると考えています。
 今年、飯田産院構想の具体的な可能性を議論し、現実に近づくように進めていきたいと思っています。

    私の出産
    3人目の天使

 3人目が産まれました
予定日が、お姉ちゃんの保育園の運動会だったのでドキドキしていました。お腹の子はわかっていてくてたのか、その日には産まれず、今度はまだかまだかと思っていたら、予定日より一週間も過ぎて産まれました
 1人目、2人目とも陣痛は強かったり弱かったりと、時間がかかったので、3人目は『前よりも短くなるよ』と言われても、それなりに時間がかかるだろうと思っていました朝、陣痛がきて病院へ向かう車の揺れで陣痛の間隔がかなり短くなりビックリ
このまま産まれちゃうのかなと思うほど怖かったです
病院まで間に合って無事産まれました。
今回は、あっという間に産まれましたが、一番怖かったし、しんどかったです。でも、産まれてきた赤ちゃんを見ると忘れちゃうぐらい可愛いです上の子達は赤ちゃん返りはありますが、とても赤ちゃんをかわいがってくれます
         さくらんぼママ

今年もCuore通信をよろしくお願いいたします!