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blog情報誌Cuore通信

『心あるお産の会』が発行している情報誌のブログ版です。楽しい情報満載!ぜひ、ご覧ください!

cuore通信12月号 (vol,31)

2008-12-08 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31
cuore通信12月号 (vol,31)

飯田下伊那の特産である「市田柿」の柿すだれが、あちらこちらに見られるようになりました。とても綺麗なオレンジ色の柿がずらりと並んでいる情景は冬の訪れを感じると共に、どこか懐かしく温もりを感じるものです。

最近は機械の導入もあるものの、農家の皆さんの心の篭った手入れが入り、たくさんの工程を経てあのふっくらとした美味しい干し柿になるのです。
市場に送り出すとき、手塩にかけた我が子を送り出す気持ちになるのでしょうね。

 子育てを頑張っている毎日。
時には迷い、悩み、投げ出したくなる時だってあります。
けれどお父さん・お母さん業にはお休みはありません。
日ごとに子供は成長していくのですから。
愛情を注ぎ、慈しみ、時には立ち止まってしまう時もあるかもしれません。
前を歩いたり、後ろを歩いたりしながら、親としても子供と一緒に大きく成長してゆけたらいいなと思います。

柿すだれを眺めながら、自分の子育てを思い返しました。
愛情一杯、栄養一杯の干し柿のように、子供達も育ちますように。。。

特集
 ここが知りたい~この地域のこと~
  第3回  飯田市立病院 産婦人科助産師外来
   

飯田市立病院の助産師外来の紹介をします。 
当院では、助産師の専門性を発揮するため平成18年から助産師外来という名称で保健指導を行ってきました。そして、平成20年4月より、医師の負担軽減と、妊産婦の継続した保健指導の充実を目的に、医師、他部門(検査技師)と連携した新たな助産師外来が始動しました。
私達の助産師外来は、医師不足の代用策ではなく、助産師が医師と役割分担しながら自立して妊産褥婦やその家族を支援することを目的としています。

当院初診時に正常な妊娠経過が予測される妊婦さんに対して、助産師外来の説明を行い、希望があった妊婦さんが対象となります。すべて医師の診察を希望した妊婦さんは、共通カルテを使用し33週まで他院(現在は平岩レディースクリニック)での妊婦健診となり、34週以降に当院に戻ってきて頂いています。
 助産師外来は、完全予約制となっており、一人40分と診察時間も余裕があり、診察室は明るく、オルゴールが流れ穏やかな雰囲気でとても好評です。
ここで、妊婦さんの声の一部を紹介します。
「医師より身近で質問、相談しやすい」「待ち時間が短くて体が楽」「時間を気にせず質問できる」「異常がなければ助産師外来だけで良い」「助産師と1対1でしっかり話ができて嬉しい、参考になる」「出産の希望がわいてきた」など嬉しい声を頂いています。医師不足、分娩件数の増加に伴い始まった助産師外来ですが、妊婦さんのニード、満足度も高いことが分かりました。

助産師外来の開設で、産科医の担当する妊婦健診を3割以上軽減することができ、助産師も専門性を発揮することでやりがいに繋がっています。これからも、妊婦さんのニードにあった支援ができるよう、妊婦さんの声に耳を傾けていきたいと思っています。

「いいお産の日」イベントのお知らせ 
日時:平成20年12月20日(金) 10:00~12:00 9:30開場
会場:飯田市美術博物館
主催:看護協会飯田支部 助産師職能 共催:日本助産師会長野県支部 飯下地区
対象:妊婦・母子および家族、母子を取り巻く人々、周産期看護に関わる方、助産師になりたい方など
費用:大人110円  子ども50円(プラネタリウム代)
内容:*マタニティープラネタリウム
 *展示コーナー 助産師の活動紹介、骨盤ケア、ベビーマッサージ、赤ちゃんや育児についての絵本紹介
    *体験コーナー 妊婦体験 お父さん是非体験してみませんか?
*相談コーナー 母乳のこと、育児のこと、妊婦さんや家族の健康についてベテラン助産師が相談に乗ります。
   大勢の参加をお待ちしています!!


子育てママ日記

小2と年長の男の子のママtoma-pです。
専農な我が家は、7月になると忙しくなり、秋はありません。
あっという間に、年明けまで、走りつづけます。
今年の夏休み。子供達は、他県の祖父母の家を行き来しました。
親子で遊ぶ時間をとれない事が、お互い、ストレスとなります。
が、たくましく元気に帰ってきた姿を見て、
子供達には、いい経験だと思い、のりきります。
そして今は柿。外遊び大好きな二人が、柿の作業は好きで、
柿とり・皮むき・ほぞ切り等、どんどん手伝ってくれます。
子供にとっては、家族で過ごしてる時間でもあると勝手に思い
私達も楽しんでます。
柿をおろし始め、嵐の前の・・・が終わりそうな予感です。
忙しい毎日ですが、夕食~子供達寝るまでは、大切にしてます。
お風呂あがり、トランプやカルタや坊主めくりなど皆でします。
少ししかできないけれど、楽しい時間です。
気持ちよく眠れますように。朝スッキリ目覚めますように。
家族の健康と笑顔を守るため、toma-pは頑張ります!!!


                 toma-p


ご挨拶

今年もあとわずかとなりました。
この一年は、皆様にとってどのような年でしたでしょうか。

私たち「心あるお産を求める会」ではこの一年いろいろな活動をしてきました。

1月、舛添厚生大臣との対話集会に参加し要望書を提出しました。
4月、地域医療を考える市民集会に参加、会の活動内容の説明と質問をしてきました。
6月には松川町の協力を得てバースコーディネーターの大葉ナナコ先生を講師に迎え、
シンポジウムを開催しました。また飯田下伊那の産科医・助産師に
この地域の出産についてディスカッションしていただきました。
11月には上伊那上小地域の「いいお産の日」のイベントに、ブースで参加しました。

 私たちはこの飯田下伊那のお産を支える礎の一部になり、皆が安心して出産できるようにお手伝いしたいと思って活動しています。

今年1月に下伊那日赤での分娩が完全に停止しました。
下伊那日赤に産科医を!と活動を始め、現在に至っている私たちにとって非常に
残念であり、寂しさを感じます。そして私たちの力の無さを痛感しました。
けれど、今だって諦めてはいません。
現在も、これから先も抱える不安や問題のためにも日赤での分娩再開は絶対に必要です。
私たちに出来ることが有るならば、喜んでお手伝いしたいと思っています。

この一年、多方面の皆様が私たちの活動に助言をして下さったり協力をして下さいました。
心より感謝申し上げます。   
そして何よりも、妻であり母であり嫁である私たちに理解をし暖かく見守ってくれた大切な家族に感謝します。ありがとう。

 私たちは来年も模索しながら頑張ります。
どうぞ「心あるお産を求める会」にご支援ご協力をお願いいたします。            
皆様、よいお年をお迎え下さい。

   「心あるお産を求める会」会員一同

一年間 blog情報誌Cuore通信をご覧いただきありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします!



Cuore通信 11月号 (vol,30)

2008-11-14 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31
Cuore通信 11月号 (vol,30)

日々報道される産科問題。遠い場所の話ではありません。
私たちの地域でもある深刻な問題です。
この地域や子供たちの未来を左右する大問題であることを忘れないでいて下さい。
私たちがなによりも望んでいること。それはお産がもっと身近な存在で、地域で産み育てる・・その当たり前の幸せがずっと続いて欲しいのです。
私たち主婦の声では産科医療問題を根本的に解決するような法案を決議できません。
けれど産み育てる私達が問題の重大さを言わなければ決して変わることはないと思います。
私たち住民の声だってきっと届くはず。そう願っています。



◎ 日赤でのお産は無理なのか・・・
婦人病、婦人科検診への不安。妊産婦の相談室があったらいい。
一刻も早く医師の確保をして、お産を再開して欲しい。
日赤の助産師さんの今の状態は、病院の体質なのかとても残念。     

◎ 産婦人科の医師にはもっと給与をあげるべき・・・
 事故が遭った場合は国や県で医師を守ってあげることが必要なのでは。
 もしもの時に医者や病院に損害賠償を払えと言われても赤字の病院では
払えないのではないか。
尊い医師を国や県で守ってあげるべきではないかと思う。

◎ 医師の増員が必要・・・
診療報酬見直しや研修医制度など問題がわかっているならその制度の見直し
をすべき。
産科の訴訟を国がバックアップして、産科医が萎縮しないで仕事ができる
環境が必要では。

◎ 集約化で医師が大きな病院に集められてしまっている・・・ 
   いざという時の緊急病院の機能が生かされない。かかりつけ医である2次・
3次医療機関は必要である。
医療集約化はお産のみならず、高齢者、障害者、様々な福祉に対しても大きな
負担を強いていることをきちんと理解し早急に対策をとって欲しい。

◎ 看護師助産師は働ける環境がなく、資格があっても働けない人がいる・・・
対策として院内保育園や勤務体制などを見直し、今すぐに手を打てば、医師や看護師助産師の養成期間で人手が足りない間をなんとかできるのではないか。
飯田下伊那地域内で、医師や助産師の病院間の連携を計ることができないのか。

◎ 医療を受ける側の意識の向上・・・
深刻な医師不足による病院、医療関係者の負担を軽減するには、私たち医療を受ける側のコンビニ受診や救急車の使い方を改めることが必要。
病院同士や議員さん町や村、市、などが医療問題に協力して取り組み、
住民の医療に対する意識の向上のために住民とともに取り組んでいって欲しい。



『産科医療アンケート』中間報告会 

 ~出産されたお母さんたちの生の声を集めました~

日 時:平成20年11月26日(水)午後7時~(6:45開場)
     平成20年12月 5日(金)午前10時~(9:45開場)

 今回の報告は、平成19年11月~平成21年3月に伊南4町村在住で出産された方全員にお願いしている調査の第1期分(19年11月~20年2月・20年4月~10月)の内、9月末までに回収されたデータによる中間報告です。
調査名称:産科医療の集約化にともない伊南4町村の妊婦が感じた不安・不便さに
関する実態調査

託児が必要な方は、それぞれ1週間前までにご相談ください。
駐車は、駅前立体駐車場へお願いします。(マルトシ駐車場へは止めないで下さい)

 主 催:安心して安全な出産ができる環境を考える会
 共 催:駒ヶ根市・飯島町・宮田村・中川村

第1回 パパママフェスタ INうえだ2008

~世代を超えた人と人がつながり、お産や子育てに優しい街『うえだ』を目指して~

日時:11月24日(月)10時~15時半
場所:丸子文化会館

☆パパママトークライブ〈お産からはじまるいい夫婦関係〉13:00~14:30
ファーザリング・ジャパン代表 安藤哲也さん
バースコーディネーター    大葉ナナコさん

○お産のこと10:00~12:00
いいお産の日IN上田~助産師さんと話しませんか?~

○食のこと11:00~
  地元の食材を使ったおやきなど体に優しい料理を紹介
先着150人 色々メニューで1プレート300円

○リサイクルのこと10:00~
  子ども服やベビー服など不用品のフリーマーケット
  出展者募集中 出展料500円 申込先 090-1693-6719
○写真のこと10:30&14:30
写真家の写真展示とワークショップ
※カメラをお持ちの方はご持参下さい

○手作りのこと10:00~   
親子で参加できる手作り教室

主催:パパママフェスタinうえだ実行委員会
問い合わせ:TEL0268-24-4140
      
「いいお産の日」

日時:平成20年12月20日(土)10時~12時(開場9時30分)]
場所:飯田美術博物館



☆マタニティープラネタリウム
お腹の赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら、プラネタリウムでリラックス
しませんか?
①受付9:30 上映10時  ②受付10:30 上映11時

☆展示コーナー
助産師の活動紹介、骨盤ケア、ベビーマッサージ、赤ちゃんや育児についての絵本
なども紹介します。

☆体験コーナー
みんなで妊婦さんの気持ちになってみよう。お父さん、妊婦体験はいかがですか?

☆相談コーナー
母乳のこと、育児のこと、妊婦さんの健康についてベテラン助産師が相談にのります。

妊婦さん、子育て中の方とそのご家族、助産師になりたい方、母子保健に関わる方も大歓迎です!

主催:長野県看護協会飯田支部 助産師職能  共催:日本助産師会長野県支部 飯下地区

※お問い合わせ・・・飯田市立病院 4階東病棟〈0265-21-1255〉









Cuore通信 10月号 (Vol、29)

2008-11-14 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31
Cuore通信 10月号 (Vol、29)


ある開業産婦人科の先生の近隣地区が産科医師不足のため窮地に追い込まれ、基幹病院は自分の病院すら維持することが困難になるほど切迫していました。 そこで、開業医の先生は自分の病院もあり大変だというのに夜間救急の診療所をその地区に開いたのです。  
またある地域では、開業医の先生が一人頑張ってこられたのですが、やはり一人ということもあり大変な状況になったのです。そこで、同じ地区にある大病院の産科医がその開業医へお手伝いに通ってこられているというのです。  
私達、医療を受ける側は、ある時は危機感や喪失感を感じます。けれど、過ぎてしまえば何も感じなくなり忘れてしまう。または慣れてしまうのでしょう。そんな人々がほとんどだと思います。 けれど、問題や危機は解決されているわけではありません。私たちに不安や不便を感じさせないよう頑張ってくださっている先生や助産師さんが大勢いるのです。 今、目の前にあって可能であり最大限に出来る事を考え、一歩ずつ前進しています。 あの時感じ取った不便や危機感を忘れてしまったら「ありがたさ」を感じなくなってしまいます。  自分自身のことだけではない、自分の子供達、私たちの未来のために「ありがたさ」をいつも忘れないでいようと思いました。

シリーズ  今を知りたい!  この地域のこと   

  「第二回  松川町」

町の紹介
飯田下伊那の最北に位置する自然豊な町で、りんご、なしを始めとする果樹が特産。
町営の温泉施設「清流苑」は、温水プール、マレットゴルフ、宿泊施設も完備。

松川町HP クリック!

松川町紹介・ 両親学級等 こちらもご覧ください

お産に関する現状

町では、子育て支援として赤ちゃんができないご夫婦へのめばえ支援事業や、妊婦さんやお父さんになる方に対しての両親学級等を実施しています。近年、町の出生数は年々減少してきており、子ども課と連携してより一層子育て支援に力を入れていきたいと思っています。
そのような課題を解決するために、今年の6月に心あるお産を求める会の方と共に、シンポジウムを開催しました。シンポジウムでは、飯田市立病院の山崎先生から産科のセミオープンシステムについて、椎名レディ-スクリニック院長の椎名先生からは、過去∙現在∙未来の飯伊地域産科体制についてお話しがありました。また、基調講演では、バースコーディネーターの大葉 ナナ子さんから「案ずるより産むが優し」の講演がありました。大葉さんの話しの中で、「妊婦さん自身が自分の力を最大限に生かした安全・安心のお産」を関係する人達で連携していくことが大切だということでした。そのことを具体的に実現するには、妊婦検診を適切に受診することや妊婦自身がよりよい生活を送ることが大切となります。お産までに妊婦検診は11回は最低限必要といわれていますが、当町で7回しか受けていないという方がいらっしゃいました。自分の力で安全に赤ちゃんを産むには、定期検診は必須ですので、現状を踏まえて母子手帳交付の際の指導を徹底しました。
また、町で実施している両親学級では、妊婦さんの食事と助産師による正常なお産をするための具体的な話しをしています。病院での話しでも十分だと思いますが、同じ時期に出産する方とお友達になるいい機会にもなりますので、大勢の方に参加していただきたいと思います。


子育てママ日記

保育園年長の男の子と、年少の女の子の母ちゃん
rinと申します(^-^)/
毎日、仕事に家事、育児に大好きなヨサコイソーランで
頭いっぱいで過ごしております(^_^)
家事・育児は、じいちゃん・ばあちゃんにかなり助けてもらい
ストレスもたまることなく…
たまれば、ヨサコイソーランで発散してます。
ヨサコイは、子供たちも大好きで、
家で練習してるときなんかは、一緒に舞ってます。
なんとなく口ずさんだりでもできちゃうくらい、
子供たちのなかにも溶け込んでいるみたいです。
いつか、同じ舞台で一緒に舞えることを夢見ているところです。
仕事が土日も出勤のため、子供たちと1日一緒に過ごすってことが少なく、
休みがとれたときは、一緒にいられる時間を意識してとってます。
毎日が慌しく過ぎてる今ですが、
自分と子供と、もちろん相棒とも今を大切にしていきたいな。と…
感じる今日この頃です。

  rin

骨までぱくぱく さんまの甘辛揚げ

旬のさんまを使ったお料理です。2度揚げしてあるから骨まで食べられますよ。

材料(3~4人分) 
★さんま    3尾    
★片栗粉    適量   。
★醤油    大2    。
★酒     大2    
★みりん   大2    
★砂糖    大1    
★コチュジァン小1/2   
★酢     大1/2
★白ゴマ    少々


作り方

①さんまの頭と内臓をとり、6~8等分にぶつ切りをする。
②よく水気をふき取って、片栗粉をまぶす
③低温の油でじっくり弱火で10分ほど揚げ、一度取り出す
④油の温度を上げて、高温で1~2分揚げてから油をしっかりきる。
⑤フライパンに★の調味料を入れて煮立て、④のさんまを入れて煮詰める
⑥しっかりとからんだら、火を止め器に盛って白ゴマをかける。






cuore通信9月号 (vol.28)

2008-09-24 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31
cuore通信9月号


あの暑かった夏も終わり、あたりはすっかり秋ですね。
先日、この地域で落雹がありました。
収穫目前の梨・リンゴなどの果樹、米が大きな被害を受けました。
農家の方々の心情を思うといたたまれません。
私達の食を足元で守ってくれるのは農家の方々です。
一日も早く、以前のような活気が戻ることを祈るばかりです。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 いつもの定例会でこんな一言が。
「自分の住む市・町・村のことって意外に知らないよね。」と。
隣のことは.もっと知らない事ばかり!
そこで今月から「今を知りたい!この地域のこと」と題し
この地域では今どんなことを考え、計画し、行われているのか
各自治体に協力を得ながら、出産・子育てはもとより、
私たちを取り巻く環境について、連載してゆきます。
 自分の住む地域のことを知れば愛着が湧き、
もっと大切にしようと思うのではないでしょうか。
それが子供や周りの人、自分への愛情になると思います。
このシリーズを通じて情報を共有し、地域のこと、出産のこと、
興味を持って、一緒に考えてゆけたらと思います。

今を知りたい!この地域のこと

~第一回松川町~

お産に関する現状

 心あるお産の会の方が主催したシンポジウムから早いもので3ヶ月がたとうとしています。その後、行政としてできることはまず現在の妊婦さん達の現状を把握することだと思い、お産に関する調査を実施しました。この調査を通して改めて分かったことがあります。
 1つは、出産場所。約20名に調査をしましたが、その7割が飯田市立病院で出産していました。やはり出産の中核は飯田市立病院です。飯田市立病院で出産された方の中で多かったご意見は、病院まで遠いから健診に週に1回通うのは大変というものでした。他の病院でも、病院が混んでいて妊婦健診を受けるのが大変だったという意見が多くありました。
 もう1つは妊婦健診の受診回数。回数が少ない人は7回、9回。平均して11回~13回でした。これだけ、妊婦健診を受ける回数に幅があるのは、母子手帳交付時の妊婦健診に対する説明不足もあるのではないかと反省しました。
 最近、妊婦健診の補助について色々検討がされています。松川町でも、昨年までの2回(35歳以上の方は超音波検査1回)から、平成20年4月から5回(35歳以上の方は超音波検査3回)に補助の回数を増やしました。妊婦健診は、24週までは月に1回、25~35週は月に2回、36週以降は週に1回となります。妊婦健診は、各週数毎の目的がありますので、11回は最低限必要な受診回数です。特に25週から受診回数が増えるのは、母子ともに負担がかかる時期になるからです。赤ちゃんが大きくなるにつれて、成長のばらつきがでたり、お母さんの身体に負担がかかったりしてきます。体調管理をしていいお産を目指しましょう。
 また、町では、助産師、保健師、管理栄養士による両親学級を実施しています。今後の開催予定は下記のとおりです。お母さん、お父さんへの、病院ではなかなか聞けないアドバイスが聞けます。お子さん連れで結構ですので大勢の方のご参加をお待ちしています。

松川町両親学級・飯伊地域産婦人科診療状況
コチラからご覧下さい→松川町両親学級・飯伊地域産婦人科診療状況一覧表


美味しいレシピ

具沢山 炊き込みひじきご飯

材料 ( 2合分 )
米 2合分   乾燥ひじき 10g
干ししいたけ 3枚   ツナ缶 1缶
こんにゃく 1/3枚  にんじん 2~3cm   
水煮大豆 50g
◎醤油 大さじ2.5
◎酒 大さじ2
◎砂糖 大さじ1
◎みりん 大さじ1

1 米は炊く30分前に洗ってザルにあげておく。
干ししいたけは柔らかく戻し、薄切りにする。
戻し汁は残しておく。ひじきも戻して水洗いし、
ザルにあげておく。こんにゃくは塩もみして水洗い
してから、2~3分下茹でする。

2 こんにゃくとにんじんは小さく切る。
水煮大豆の水気をきる。

3 炊飯器に米を入れ、◎の調味料と干ししいたけの
戻し汁を2合の目盛りまで入れる。(足りなければ水を足す。)

4 具を全て上に乗せて炊飯スイッチオン。炊けたら10~15分
蒸らし、混ぜ合わせる。


さつまいもきなこ団子

材料 ( 4人分 )
さつまいも 200グラム
片栗粉 大さじ2
水 大さじ4
きなこ 大さじ4
砂糖 大さじ2

1 さつまいもは輪切りにして柔らかくゆで、皮をむいてつぶす。
きなこと砂糖は合わせておく。

2 鍋に①のさつまいもを入れ、水溶き片栗粉を加え、火にかける。
ぽってりしたら火からおろし、8等分に丸める。
きなこをまぶしたら出来上がり。
※はちみつや黒密をかけて食べてもおいしいよ。


Cuore通信8月号

2008-09-07 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31


「暑いですね~」この言葉が挨拶代わりなこの夏。
今年の夏は格別に暑いですね。
夏休みも残り半分。親にとっては長い長い毎日です。
夏休みといえば宿題。大変ですね。宿題と同じぐらい
大切なのが「お手伝い」。
我が家では「お手伝い」=「お仕事」です。
「お仕事」は決まった事を毎日すること。
そして、それをしなければ家族が困ってしまう内容であること。
お手伝いを通して責任を持つ大切さと家族の一員であることの自覚、
そして、自分は皆から必要とされている、
家庭の中には自分の居場所があり、家族が信頼してくれる、
「やればできるんだ」という自信を育むことが出きたらいいな
と思っています。家や物への愛着、そして生きていく術なども。
 親も忍耐が育つのでは・・・。
イジメや、家族内の殺傷、無差別殺人・・・悲しいです。
我が子には自分を大切にしてほしい、そして周りの人々への
感謝の気持ちや優しい気持ちを持って欲しいです。
「お手伝い」は些細なことかもしれないけれど、子供の心が穏やかに
そして真っ直ぐに育つよう母の私も頑張りたいと思っています。
 「ありがとう。あなたのおかげだよ!!」
この言葉と笑顔を忘れずに!


保健師さんのひとくちメモ
ビタミン・ミネラルをとって、規則正しい生活を
 夏は、冷たい物のとりすぎや冷房等の影響で体調を崩しやすい季節です。規則正しい生活リズムとバランスのとれた食事をし、夏を元気に過ごしましょう。
夏バテの原因
冷たい飲み物を多くとると、消化酵素の働きや胃の働きが落ち消化不良を起こしやすくなります。その結果食欲の低下や、蛋白質の吸収ができにくいため貧血等になります。
汗は、体内の温度を一定に保つために必要ですが、汗とともにナトリウム、カリウム、カルシウム等、体に必要なミネラルも一緒に排泄されてしまいます。その結果、体内のミネラルバランスが崩れ、疲労感が生じる原因になります。

夏バテを予防するための生活の仕方
消化酵素の働きは、ホルモンバランスが影響しています。ホルモンバランスを正常に保つには、早寝早起きを心がけることが大切です。現在は、夜勤や長時間勤務をしている方も多くいらっしゃいますが、休みの日に充分な睡眠とバランスの良い食事をとることに心がけましょう。
夏場は、さっぱりとした食べ物を好みがちになります。清涼飲料水やソーメン等の糖質に偏りがちとなり、脂質と蛋白質が不足しがちです。脂質や糖質をエネルギーに変えるには、ビタミンB1が必要です。ビタミンB1が不足すると疲労感や脱力感が生じますので、うなぎや豚肉やレバー等を適量とるように心がけましょう。
夏の緑黄色野菜(モロヘイヤやトマト等)は、カロチン、ビタミンB1、B2、C、鉄、カルシウム、カリウム等の多くのミネラルが含まれていますので、3食きちんと野菜をとりましょう。また、冷たい飲み物を多くとりすぎないように、温かい飲み物をゆっくり飲むように心がけましょう。


#8000ご存知ですか?
長野県では、小児の病気やけがなどの救急医療に関する電話相談を行っています。
相談の内容により、
緊急の対応が必要すぐに救急車を呼ぶすぐに医療機関を受診緊急の対応が必要ない
昼間にかかりつけ医の受診をすすめる
などといった助言を行ってくれます。
時間は毎日19時から23時
電話番号 #8000
アナログ回線・携帯電話・IP電話の場合 0265-72-2000
飯田下伊那地域の当番医療機関お問い合わせは
休日夜間テレフォンセンター 電話番号 0265-23-3636




Cuore通信 7月号 (vol.26)

2008-07-14 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31
Cuore通信 7月号(vol.26)

  シンポジウム閉会しました

先月に行いましたシンポジウム「子供の声がいっぱいの地域つくりを目指して!」が皆様のご協力の元、無事終了いたしました。
大勢の方が会場に来てくださり盛大にできた事とても嬉しく、満足の思いでいっぱいです。
思えば今までに産科医師の先生と助産師さんの両側より、それぞれの立場のお話を同じ場所、同じ時に聞いた事があったでしょうか?
いろんな解釈、様々な見解、考えがあって当然です。それを皆で共有し最善の道を探ってゆくのが大切なのだとお話を聞きながら思いました。
妊婦の方が大勢いらっしゃって下さっていましたね。この地域の出産のこと、もう、諦めてしまったのでは・・?感心が薄れてしまったのでは。。
そう少しだけ危惧していました。けれど、出産を控えたお母さんたちが真剣に聞いてくださって安心しました。・・・我が子の幸せな未来のために・・・
これからも一緒に考えてゆけたらいいですね。そしてそれが現実となるように。。。
 改めて大葉ナナコ先生をはじめパネリストの皆様、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。


シンポジウム報告

◎基調講演:「案ずるより産むが優し」

バースコーディネーター大葉ナナコ氏

・お産を幸せにする責任を持つ
  やるだけやったと思える満足感があればどんな大変なお産でも良かった
と思える
・心と体の自信は創るもの
専門家のケアと家族のサポートがあると、母親が自分で自信を育み、母親の
エネルギーは子どもに与えられる
・助産愛は育児力、育自力を育む
育児のゴールは、子どもを自立させ周囲と共に歩める子に育て、幸せな大人
にしてまた世の中に返すこと

◎パネルディスカッション

 「共に歩むお産」~地域の現状とこれから~

●飯田市立病院産科医:山崎輝行氏

「当院産婦人科でセミオープン導入後の患者動向の変化」

2005年以降の対応と変化
 ・常勤産婦人科医数  H17 3名 H20 5名
 ・常勤助産師数    H17 11名   H20 32名
・助産師外来の設置・拡充
今後の課題
 地域協力体制の強化   産婦人科医(常勤・非常勤)の増員
 助産師の増員・積極的活用



●椎名レディースクリニック院長:椎名一雄氏

「過去・現在・未来の飯伊地域産科体制」

地方産科崩壊の原因
国の分娩集約化構想  産科医療裁判  新臨床研修医療制度
神奈川大野病院准看護師内診訴訟  女性産科医の増加
開業助産師による助産院分娩と自宅分娩
・ 産科医療機関との連携システムの構築
・ 不透明な助産師の技量(実力)
・ 地域産科医療が求める助産師の役割



●下伊那日赤助産師:熊谷幸子氏

「施設勤務助産師の活動」

松川町の赤ちゃんクラブに協力
 おっぱいマッサージ・産前産後のお母さんのケアなど。敷地内の別棟にて
上記の内容を中心としたお母さん達の「駆け込み寺的施設」の運営
について検討中。



●明衣助産院:鹿野恵美氏

 「開業助産師の立場から」

伊那市で助産所を開業
松川町嘱託助産師として携わっていること
・「こんにちは赤ちゃん事業」赤ちゃん訪問(~4ヶ月児)・継続支援
・母親学級、妊婦健診

お知らせ

お医者さん不足の今だから知りたい!
産科・小児科のこと
昭和伊南総合病院・伊那中央病院の
産科・小児科の状況を知って上手に利用しましょう

日時 7月24日(木)
    午後7:00~8:30(6:30開場)
会場 駒ヶ根駅前アルパ3階 多目的ホール
内容 パネルディスカッション:
    お医者さん不足の今だから知りたい!産科・小児科のこと
主催:安心して安全な出産ができる環境を考える会(in駒ヶ根)

※ 託児希望は7月17日までに申し込んでください。
    問い合わせ先 須田 81-5612



美味しいおやつレシピ
今回は・・『トマトのヨーグルトゼリー』と『にんじんミカンゼリー』です

 「ひと口メモ」に掲載しました。見てくださいね~

 入口は こちら  『ひと口メモ』

情報誌へのご意見、ご感想をお待ちしています!! 

Cuore通信6月号 (Vol.25)

2008-06-06 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31




6月15日講師に大葉ナナコ先生をお招きし、シンポジウムを行います。
只今、会員一同が一丸となって準備の真っ最中です。
 「お産難民」などという言葉が知れ渡るようになった頃、
誰もが自分の責任の重さなど考えず、他人の手際の悪さ、やる気のなさ、
不甲斐なさを追及していました。もちろん私達もそうでした。
けれど様々な活動をし、いろいろな方たちとお会いし勉強して行く中で、
私達がどんなに驕り無知だったのかを知りました。
 もう誰かの責任などと言っている時ではありません。
私たち住民と行政・医療者が共に手を携えお互いのことを思いやり、
これからのことを考えてゆくべき時が来たのだと思います。
 今回のシンポジウムでは大葉先生の講演の他に、飯田下伊那で
ご活躍されている方々に地域の現状とこれからについて
ディスカッションをしていただきます。
二年前から比べどのように変わってきたのか、
もう一度足元から見つめ、理解し、この地域環境の中での自分の役割と、
新しい明日を踏み出す一歩を一緒に考えましょう。
 たくさんの皆様の来場をお待ちしております。



シンポジウム  
子どもの声がいっぱいの地域づくりを目指して!!
~自分の力を最大限に生かしたお産をするために~
子どもを産み・育てる環境は、一人で解決できない問題が多くあります。そんな中で、みんなが集まっていろいろな知恵を出し合い、この地域の子育てについて考えてみたいということでシンポジウムを企画しました。バースコーディネーターとして活躍する大葉ナナコ氏のお話をお聞きし、その後地域で活躍する医師や助産師の方たちとともに、お産について考えてみましょう。気楽に参加してみてください。

と き:平成20年6月15日(日曜日)
受   付   13:00~13:30     
開   場   13:30~13:50       
基調講演   13:50~15:00       
シンポジウム 15:00~16:00
入場無料託児あります。希望者は下記までご連絡下さい。

ところ:松川町町民体育館
基調講演  『案ずるより産むが優し』
   講 師:バースコーディネーター 大葉 ナナコ氏
 東京都出身。1997年より妊娠前でもカップルで学べる講座を助産師と開講し、2003年有限会社バースセンス研究所を設立。産前・産後の生涯学習、パートナーシップ支援、
女性の心身に優しく豊かな出産を実現するための調査・研究・講座運営などを開始して
いる。
自らも2男3女の母。著書に「案ずるより産むが優し」「高齢出産」等多数。

パネルディスカッション
 飯田下伊那の産科医、松川町保健師・助産師、下伊那赤十字病院助産師さんをお招きし、地域のお産に関することについて話をしてもらいます。

『共に歩むお産』 ~地域の産科の現状とこれから~
◎コーディネーター: 松川町役場保健師      北沢 百合子 氏

◎パネリスト:  飯田市立病院産婦人科部長    山崎 輝行 先生
          椎名レディースクリニック院長   椎名 一雄 先生
          下伊那赤十字病院助産師      熊谷 幸子 氏
          明衣助産院助産師         鹿野 恵美 氏
          バースコーディネーター      大葉 ナナコ 氏


主催:心あるお産を求める会
共催:健康を考える集会
後援:下伊那赤十字病院 松川町 高森町 喬木村 豊丘村 大鹿村

問い合わせ先:松川町役場 保健福祉課 保健予防係り TEL:0265-36-7034


~お知らせ~
包括医療協議会より
「妊娠中の上手な産科医療機関へのかかり方」が出来ました。
妊娠したらまず参考にしてみて下さい。
「こどもの急病」とともに家に置いておくととても便利ですね。
医療者の負担を軽減することにもなります。

【お問い合わせ】
飯伊地区包括医療協議会
  飯田市東中央通り5-96 電話0265-23-3636
椎名レディースクリニック
  飯田市小伝馬1‐52  電話 0265-22-0304


手作りおもちゃはいかが?
  ・・・スライム・・・
材料:洗濯のり・ホウ砂(薬局にあります)            
        
① 洗面器にのり100g、水100CCを溶かす。               
② 水200CCにホウ砂8gを溶かす。
③ ①②を水気がなくなるまで混ぜる。




Cuore通信5月号 (Vol.24)

2008-06-04 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31
「どうして赤ちゃんは産まれてきたの?」
   そう子供に聞かれました。
どうして・・?どうやって?ではない質問に
     戸惑いました。
「赤ちゃんは、あなたやお兄ちゃん、パパやママに
会いたくて産まれてきたんだよ。」と答えたのですが、
  上の子供がこう言いました。
  「世界中で毎日、死んじゃう人がいるでしょ。
だからその分だけ赤ちゃんが産まれるんだよ。」と。
   『輪廻転生』命は受け継がれている事を
子供なりにキチンと理解し考えているのですね。
  とても嬉しくて涙が出てしまいました。



シンポジウムのお知らせ
子どもの声がいっぱいの地域づくりを目指して!!
~自分の力を最大限に生かしたお産をするために~

子どもを産み・育てる環境は、一人で解決できない問題が多くあります。 
そんな中で、みんなが集まっていろいろな知恵を出し合い、この地域の子育てについて考えてみたいということでシンポジウムを企画しました。バースコーディネーターとして活躍する大葉ナナコ氏のお話をお聞きし、その後地域で活躍する医師や助産師の方たちとともに、お産について考えてみましょう。気楽に参加してみてください。

とき:平成20年6月15日(日曜日)
受  付   13:00~13:30        
開  場   13:30~13:50    
基調講演   13:50~15:00   
シンポジウム 15:00~16:00    
ところ:松川町町民体育館


基調講演  『案ずるより産むが優し』
講 師:バースコーディネーター 大葉 ナナコ氏
 東京都出身。1997年より妊娠前でもカップルで学べる講座を助産師と開講し、2003年有限会社バースセンス研究所を設立。産前・産後の生涯学習、パートナーシップ支援、女性の心身に優しく豊かな出産を実現するための調査・研究・講座運営などを開始している。
自らも2男3女の母。著書に「案ずるより産むが優し」「高齢出産」等多数。


パネルディスカッション
 飯田下伊那の産科医、松川町保健師・助産師、下伊那赤十字病院助産師さんをお招きし、地域のお産に関することについて話をしてもらいます。

主催:心あるお産を求める会
共催:健康を考える集会
後援:下伊那赤十字病院 松川町 高森町 喬木村 豊丘村 大鹿村

問い合わせ先:松川町役場 保健福祉課 保健予防係  
TEL:0265-36-7034
    

入場無料

託児あります。ご希望の方は下記までご連絡下さい。


妊婦さんに朗報!
   妊娠すると
小さなことが心配になって
 不安になりがちですよね。
  そんな時のために
こういうものができました。
   詳しくは
来月の情報誌でお知らせします。


国際助産師の日
「母と子のつどい さしのべよう助産師の手」
日時:平成20年6月1日(日)10:00~15:00
場所:ホテル信濃路(長野駅から徒歩10分くらい)      入場無料
〒380-0936 長野県長野市岡田町131-4  TEL026-226-5212
〈講演会〉「命の大切さと生きる喜び」 ~ユーモアのすすめ~
講師:アルフォンス・デーケン神父
時間:午前10時~11時30分
※託児希望の方は下記へご連絡下さい(要予約・定員あり)
連絡先:堀内 九美子 Fax026(296)6916(5/20までに)
〈シンポジウム〉「出産を支える環境を見つめましょう」
時間:午後13:00~15:00

1、長野市周辺の2次医療を支える立場から  厚生連篠ノ井総合病院長
                         産科部長:木村 薫医師
2、長野県の周産期を支える立場から     長野県こども病院
                       新生児科部長:中村友彦医師
3、総合病院と開業助産師のネットワーク   助産所ドゥーラ・えむあい
      開業助産師の立場から           助産師:池上道子氏
4、総合病院における助産師外来の取り組み  佐久市立国保浅間総合病院
      病院勤務助産師の立場から        助産師:土屋つや子氏
5、県下の「出産を考える会」        「NPO法人へそのお」
      お母さんの立場から               倉石知恵美氏
      
主催:(社)日本助産師会 長野県支部




Cuore通信4月号(Vol.23)

2008-04-21 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31
これから「心あるお産を求める会」のイメージキャラクターになります。
イラスト【やちょりんず】http://yachorins.lomo.jp

「さといもかあさん」 清水 智 作詞
じゃがいもは 子いもに生命をすいとられ
子いもが大きく育った頃には しなびてくさってつぶれてる
子いものように大きく育て 子いもに負けるな 負けるな親いもよ
がんばれ母さん 負けるな母さん がんばれ母さん

 さといもは 子いもに生命をふきこみ
子いもが大きく育った頃には 育って 光って 笑ってる
子いものように大きく育て 子いもに負けるな 負けるな親いもよ
がんばれ母さん 負けるな母さん がんばれ母さん
子いものように大きく育て 子いもに負けるな 負けるな親いもよ
がんばれ父さん 負けるな父さん がんばれ父さん
がんばれ母さん がんばれ父さん がんばれ親いも
              
子供の担任だった先生が作った曲です。
太陽のような母さんもいいけれど、さといもの母さんみたいに
栄養もタップリ、いつもドッシリ、笑顔が一杯!そんな風に
子供たちと一緒に育ってゆきたい。
植物や動物が目覚め自然のパワーを感じる春の日、
気持ちも新たに一歩一歩前に進んでゆこうと思いました。

夫婦で育む妊娠力
3月16日(日)松川町健康を考える集会主催で、妊娠力を育てよう講演会が開催されました。東京狛江市でこまえクリニックを開業し、不妊カップルへのカウンセリングを行っている内科医の放生勲先生を講師にお招きして、「夫婦で育む妊娠力」という題目でお話して頂きました。
女性には妊娠出産可能な年齢があるが、当事者である適齢期の女性自身がそれを理解していないのが現状。その原因としては、
メディアの影響  
女性の社会進出
教育・情報入手の機会の希薄さ
を上げ、それに対しての不妊治療は30代と40代では明らかに対応が違ってしまう程、年齢は大切だとされていました。
 今回、この講演会開催に際し、共催との声をかけて頂いて「親世代」である方々と「子世代」の私達が行政の後ろ盾を頂いて、これを一緒に取り組ませて頂くことが出来たことは、これからの私達の会の活動にも、この地域の医療問題を考えていく上でも、とても大きなきっかけになったと感じています。この講演会を通して、何より夫婦の会話と互いを思いやる気持ちが妊娠力に大切なのだと思いました。


~地域医療を考える市民集会~

4月6日、【公開シンポジウム】地域医療を考える市民集会に参加してきました。
「病院がなくなる」「医師がいない」「出産する場所がない」・・・地域医療の崩壊は深刻です。
問題提起:福島みずほ社民党党首
パネリスト:飯田市立病院長・飯伊地区包括医療協議会事務局長・羽場医院産婦人科医・新野診療所医師・阿部知子衆議院議員
今現在、分娩を扱っている病院の現状や今の想い、過疎地での医師の高齢化、一人の医師が複数の診療所を掛け持ちしている現状や、夜間・休日の病院の利用方法などの話がありました。
会からは今までの活動内容を説明した上で、母親達から素朴な疑問として『下伊那地域では、これからの出産に自宅出産というのは選択肢にはならないのでしょうか?』と質問しました。
産婦人科医からは、今の飯伊地域の産科の状態で誰が責任をとるのか、産科医師の過剰労働など難しい問題が多いのではとの答えでした。 反面、助産師さんの活躍を期待しているというのも、感じました。
産婦人科医だけではなく、過疎地での医師不足など地域医療は問題が沢山ありますが、地域やそれぞれの立場が協力しあい自分の身になって考えていけたら、前は明るく広がっていくような気がします



春の味覚~よもぎ~

 ぽかぽか暖かい日には、お散歩を兼ねてよもぎ摘みに行ってみませんか?
子ども達に頼めば喜んで採ってくれるはず。よもぎは、道端や土手などあちこちに自生しています。つくしやタンポポなどの春の草花がいっぱい見つかるかも
採ってきたよもぎはかき揚げやよもぎ団子にして、ちょっぴりほろ苦い春の味を
楽しみましょう。

よもぎのかき揚げ
  材料:よもぎ   ひとつかみ    
     ちくわ   3~4本
     干しえび  適宜
     小麦粉   1カップ
     卵+冷水  1カップ
     塩     適宜
     揚げ油   適宜

作り方
 ①よもぎはきれいに洗ってザルに上げ、水気をきる。ちくわは薄い輪切りにする。
 ②卵と冷水をあわせたところに、小麦粉をふるい入れ塩もくわえる。よもぎ、ちくわ、干しえびを入れる。
 ③カラッとするまで揚げる。そのままで食べられるが、お好みで天つゆでもいい。


よもぎ団子
  材料:よもぎ 200g
     上新粉 500g
     白玉粉 100g
     重曹  少々

作り方
 ①よもぎはきれいに洗う。たっぷりのお湯を沸かし、重曹を入れてやわらかくなるまで茹でて、水にとってさらす。
 ②水気をしっかり絞ったら、包丁でたたくようにみじん切りにする。(すりばちですったりフードプロセッサーを使ってもいい)
 ③ボウルに白玉粉を入れ少量の水で溶く。その中に上新粉を加えて少しずつ熱湯を加えながらこねて、耳たぶ位の柔らかさにする。(やけどに注意する)
 ④蒸気の上がった蒸し器に絞ったふきんを広げ、③の生地をちぎって入れて強火で透明な感じになるまで20分から25分ほど蒸す。
 ⑤蒸しあがったらボウルに移し、よもぎを入れてよくこねる。温かいうちに好みの大きさに丸める。きな粉をかけたり、中にあんこを丸めて包んだり、お好みの食べ方を。





Cuore通信3月号 (vol.22)

2008-03-08 | cuore通信 2008年度版 vol.21~vol31
赤ちゃんを抱くお母さんを笑顔で送り
妊婦さんに声をかけ悩みを聞く
ここで生まれた我が子の成長をともに喜んでくれる
病棟に響いていた赤ちゃんの泣き声とお母さんたちの笑い声
 そして、産声が聞こえなくなった今。
この2年、母親として複雑な想いがあったのも確かです
でも、下伊那赤十字病院の分娩再開を諦めてはいません
そこに残り、今を耐えている助産師さんがいる限り
そしてまた、そこで笑って迎え入れてくれることを待ち望んで
私達母親だからできることを諦めずに続けていきます。




2月12日 豊丘村にてお母さん同士の情報交換
「自然育児友の会」と「サークルみっけ」の主催で、これまで2年間の私たちの会の活動内容や、
現在の飯伊地域の状況をお話して来ました。
参加された方々からは、「自分が妊娠して初めてこの地域の状況の深刻さを知った」「下伊那には何故開業助産院がなく、助産師とのお産を望めないのか」「今、自分たち母親に出来ることは何なのか」
など積極的な話が出されました。
この地域の現状に流されるのではなく、私達産む側が意思を持ち、きちんと伝えていく事が大切であると認識し合いました。

2月16日 松川町福祉の集い参加
私達の会の活動の原点と2年間の活動を通して感じたことを発表してきました。参加されていた幅広い年齢の方々から、会の活動への励ましのお言葉や自分達に出来ることはないだろうかと言ったお言葉を頂きました。人ごとではなく自分たちの事として、こうやって考えてくださる方が増えてくれることは嬉しいことです。
活動を始めた頃に比べると、多くの方が今の現状をしっかり認識し、問題意識も高まってきています。
これからも会の活動の原点を忘れることなく、母としての思いを伝え続け、地域の方々と一緒に歩んで行きたいと思います。


今月の特集

産婦人科の診療体制について
                                 下伊那赤十字病院

 当院の産婦人科診療については、18年3月に常勤医師1名が退職し同年4月からは常勤医師1名と非常勤医師1名の体制で行なってまいりましたが、この度、この3月末で常勤医師が退職することとなり今後は非常勤医師1名のみで産婦人科診療を行なうこととなりました。具体的には毎週(木)(金)に外来診療のみを行ないます。このことで地域の皆様には大変なご迷惑をおかけすることとなり誠に申し訳ありません。
 産婦人科医師の確保については以前より様々な手段を講じてまいりましたが、確保には至らず、逆に常勤医師の退職となってしまい大変残念に思っております。昨今の医師不足問題については全国的な問題として毎日のように各メディアで取り上げられ、当院だけの問題ではないことは皆さんもご承知のとおりですが、「心あるお産を求める会」の皆さんや町の皆さんにご支援頂いていた中でこの様な結果となり大変申し訳なく思っております。
 今後も医師確保の努力は続け、少しでも早く診療体制の充実が図れるよう取り組んでまいりますので、地域の皆様の情報提供やご協力等変わらぬご支援をお願いいたします。
 尚、(木)(金)のみの外来診療ではありますが、妊婦検診、婦人科検診も行なう予定です、又、当院で対応できなければ他の医療機関をご紹介するなどさせていただきますので、取り敢えず何でもご相談いただければ良いかと思います。何卒よろしくお願いいたします。




お知らせ
小児科の現状と医療機関のかかり方

子どもの病気って、どうしたらよいかわからない・・・不安がいっぱい・・・
落ち着いて判断できるお母さんになるために、小児科の先生・看護師さん
からお話を聞きます。
緊急性がない時は、お母さんの優しい『てあて』も立派な治療です。
正しい医療機関へのかかり方を学び、地域と医療がより良い関係で結ばれる
ことで、より一層、安心感が高まります。
子どもに限らず、大人にも役立つお話です。

日 時  3月14日(金)午後1:30~3:00 (1:10 開場)
会 場  アルパ3階 多目的ホール 託児あり(有料)
内 容  ●小児科の状況について
        ●医療機関への上手なかかり方
講 師  昭和伊南総合病院 小児科医長 滝 芳樹  先生
        昭和伊南総合病院 看護師 太田 美緒 さん
主 催  安心して安全な出産ができる環境を考える会(in駒ヶ根)
共 催  駒ヶ根市・駒ヶ根市教育委員会
協 力  昭和伊南総合病院 上伊那助産師会 上伊那南部医師会
       子育てサークル連絡会
問い合わせ先 須田 0265-81-5612


プレママ日記  

1月、雪がチラチラと降る日、予定より一週間早く出産しました。
今までの出産はどれも微弱陣痛との戦い!そして今回も二週間もの微弱陣痛
二度の入院。一度は市立病院にも行きました。毎日すごい緊張感の中で過ごしていました。不安で一杯になることもありました。私はどうしても日赤で出産がしたかった。子供たちに立ち会ってほしかったし、何よりも近くて慣れていて、顔見知りの助産師さん達がいる安心感が一番の理由でした。
実際、2・3分間隔の陣痛で入院したので「近くてホントに良かった~」と思います。
 四度目の出産で、少しは余裕と慣れがあるとしても痛みは相変わらず・・
少々パニックにもなるものですネ。でも、助産師さんとなんでもない会話をしたり冗談を言い合ったり、こんなにリラックスした環境で産める事がとても嬉しかった!
いよいよ出産という時3人の子供たちを取り上げてくれた助産師さん二人が傍にいてくれました。どんなに心強かったことか。一気に今までの出産を思い出してしまった

出産は私に大切な事を教えてくれました。子供を通して家族との信頼、夫、子供への愛情、そして人間の命の尊さと愛しさ、私は一人ではなく、たくさんの人々がいて生かされていることを。

そして支えてくれた人々の中に先生や助産師さんがいるのです。
日赤は分娩停止になりました。
私が退院した最後の患者でした・・・こんな偶然ってあるんですね。
退院する時、花束を頂きました。嬉しかったです。
でも、私はこの花束を先生と助産師さん達に差し上げたかった。
長年、この地域のお母さんや赤ちゃんのために頑張ってくださったのだから!
今はもう日赤から赤ちゃんの産声は聞こえません。
残念でたまりません。

この先、どうなっていくのか・・心配です。

今までたくさんの幸せのお手伝いをしてくださった日赤の先生、助産師さん、
ありがとうございました。心から感謝いたします。
                            
                          Timmy


講演会案内
『妊娠力を育てよう』
 ~子どもの声がいっぱいの地域づくりを目指して~
講 演  『夫婦で育む妊娠力』
講演者  放生 勲先生(こまえクリニック院長・医学博士)  
日 時  平成20年3月16日(日) 入場無料 ・ 託児あり
        受付13:00~  講演会13:30~
場 所  松川町町民体育館 トレーニングルーム  
お問い合わせ先 健康を考える集会運営委員会事務局    
           松川町役場保健福祉課 保健予防係 TEL 36-7034 FAX 36-5091