cuore通信12月号 (vol,31)
飯田下伊那の特産である「市田柿」の柿すだれが、あちらこちらに見られるようになりました。とても綺麗なオレンジ色の柿がずらりと並んでいる情景は冬の訪れを感じると共に、どこか懐かしく温もりを感じるものです。
最近は機械の導入もあるものの、農家の皆さんの心の篭った手入れが入り、たくさんの工程を経てあのふっくらとした美味しい干し柿になるのです。
市場に送り出すとき、手塩にかけた我が子を送り出す気持ちになるのでしょうね。
子育てを頑張っている毎日。
時には迷い、悩み、投げ出したくなる時だってあります。
けれどお父さん・お母さん業にはお休みはありません。
日ごとに子供は成長していくのですから。
愛情を注ぎ、慈しみ、時には立ち止まってしまう時もあるかもしれません。
前を歩いたり、後ろを歩いたりしながら、親としても子供と一緒に大きく成長してゆけたらいいなと思います。
柿すだれを眺めながら、自分の子育てを思い返しました。
愛情一杯、栄養一杯の干し柿のように、子供達も育ちますように。。。
特集
ここが知りたい~この地域のこと~
第3回 飯田市立病院 産婦人科助産師外来
飯田市立病院の助産師外来の紹介をします。
当院では、助産師の専門性を発揮するため平成18年から助産師外来という名称で保健指導を行ってきました。そして、平成20年4月より、医師の負担軽減と、妊産婦の継続した保健指導の充実を目的に、医師、他部門(検査技師)と連携した新たな助産師外来が始動しました。
私達の助産師外来は、医師不足の代用策ではなく、助産師が医師と役割分担しながら自立して妊産褥婦やその家族を支援することを目的としています。
当院初診時に正常な妊娠経過が予測される妊婦さんに対して、助産師外来の説明を行い、希望があった妊婦さんが対象となります。すべて医師の診察を希望した妊婦さんは、共通カルテを使用し33週まで他院(現在は平岩レディースクリニック)での妊婦健診となり、34週以降に当院に戻ってきて頂いています。
助産師外来は、完全予約制となっており、一人40分と診察時間も余裕があり、診察室は明るく、オルゴールが流れ穏やかな雰囲気でとても好評です。
ここで、妊婦さんの声の一部を紹介します。
「医師より身近で質問、相談しやすい」「待ち時間が短くて体が楽」「時間を気にせず質問できる」「異常がなければ助産師外来だけで良い」「助産師と1対1でしっかり話ができて嬉しい、参考になる」「出産の希望がわいてきた」など嬉しい声を頂いています。医師不足、分娩件数の増加に伴い始まった助産師外来ですが、妊婦さんのニード、満足度も高いことが分かりました。
助産師外来の開設で、産科医の担当する妊婦健診を3割以上軽減することができ、助産師も専門性を発揮することでやりがいに繋がっています。これからも、妊婦さんのニードにあった支援ができるよう、妊婦さんの声に耳を傾けていきたいと思っています。

「いいお産の日」イベントのお知らせ
日時:平成20年12月20日(金) 10:00~12:00 9:30開場
会場:飯田市美術博物館
主催:看護協会飯田支部 助産師職能 共催:日本助産師会長野県支部 飯下地区
対象:妊婦・母子および家族、母子を取り巻く人々、周産期看護に関わる方、助産師になりたい方など
費用:大人110円 子ども50円(プラネタリウム代)
内容:*マタニティープラネタリウム
*展示コーナー 助産師の活動紹介、骨盤ケア、ベビーマッサージ、赤ちゃんや育児についての絵本紹介
*体験コーナー 妊婦体験 お父さん是非体験してみませんか?
*相談コーナー 母乳のこと、育児のこと、妊婦さんや家族の健康についてベテラン助産師が相談に乗ります。
大勢の参加をお待ちしています!!
子育てママ日記
小2と年長の男の子のママtoma-pです。
専農な我が家は、7月になると忙しくなり、秋はありません。
あっという間に、年明けまで、走りつづけます。
今年の夏休み。子供達は、他県の祖父母の家を行き来しました。
親子で遊ぶ時間をとれない事が、お互い、ストレスとなります。
が、たくましく元気に帰ってきた姿を見て、
子供達には、いい経験だと思い、のりきります。
そして今は柿。外遊び大好きな二人が、柿の作業は好きで、
柿とり・皮むき・ほぞ切り等、どんどん手伝ってくれます。
子供にとっては、家族で過ごしてる時間でもあると勝手に思い
私達も楽しんでます。
柿をおろし始め、嵐の前の・・・が終わりそうな予感です。
忙しい毎日ですが、夕食~子供達寝るまでは、大切にしてます。
お風呂あがり、トランプやカルタや坊主めくりなど皆でします。
少ししかできないけれど、楽しい時間です。
気持ちよく眠れますように。朝スッキリ目覚めますように。
家族の健康と笑顔を守るため、toma-pは頑張ります!!!
toma-p
ご挨拶
今年もあとわずかとなりました。
この一年は、皆様にとってどのような年でしたでしょうか。
私たち「心あるお産を求める会」ではこの一年いろいろな活動をしてきました。
1月、舛添厚生大臣との対話集会に参加し要望書を提出しました。
4月、地域医療を考える市民集会に参加、会の活動内容の説明と質問をしてきました。
6月には松川町の協力を得てバースコーディネーターの大葉ナナコ先生を講師に迎え、
シンポジウムを開催しました。また飯田下伊那の産科医・助産師に
この地域の出産についてディスカッションしていただきました。
11月には上伊那上小地域の「いいお産の日」のイベントに、ブースで参加しました。
私たちはこの飯田下伊那のお産を支える礎の一部になり、皆が安心して出産できるようにお手伝いしたいと思って活動しています。
今年1月に下伊那日赤での分娩が完全に停止しました。
下伊那日赤に産科医を!と活動を始め、現在に至っている私たちにとって非常に
残念であり、寂しさを感じます。そして私たちの力の無さを痛感しました。
けれど、今だって諦めてはいません。
現在も、これから先も抱える不安や問題のためにも日赤での分娩再開は絶対に必要です。
私たちに出来ることが有るならば、喜んでお手伝いしたいと思っています。
この一年、多方面の皆様が私たちの活動に助言をして下さったり協力をして下さいました。
心より感謝申し上げます。
そして何よりも、妻であり母であり嫁である私たちに理解をし暖かく見守ってくれた大切な家族に感謝します。ありがとう。
私たちは来年も模索しながら頑張ります。
どうぞ「心あるお産を求める会」にご支援ご協力をお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎え下さい。
「心あるお産を求める会」会員一同
一年間 blog情報誌Cuore通信をご覧いただきありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします!

最近は機械の導入もあるものの、農家の皆さんの心の篭った手入れが入り、たくさんの工程を経てあのふっくらとした美味しい干し柿になるのです。
市場に送り出すとき、手塩にかけた我が子を送り出す気持ちになるのでしょうね。
子育てを頑張っている毎日。
時には迷い、悩み、投げ出したくなる時だってあります。
けれどお父さん・お母さん業にはお休みはありません。
日ごとに子供は成長していくのですから。
愛情を注ぎ、慈しみ、時には立ち止まってしまう時もあるかもしれません。
前を歩いたり、後ろを歩いたりしながら、親としても子供と一緒に大きく成長してゆけたらいいなと思います。
柿すだれを眺めながら、自分の子育てを思い返しました。
愛情一杯、栄養一杯の干し柿のように、子供達も育ちますように。。。
特集




当院では、助産師の専門性を発揮するため平成18年から助産師外来という名称で保健指導を行ってきました。そして、平成20年4月より、医師の負担軽減と、妊産婦の継続した保健指導の充実を目的に、医師、他部門(検査技師)と連携した新たな助産師外来が始動しました。
私達の助産師外来は、医師不足の代用策ではなく、助産師が医師と役割分担しながら自立して妊産褥婦やその家族を支援することを目的としています。
当院初診時に正常な妊娠経過が予測される妊婦さんに対して、助産師外来の説明を行い、希望があった妊婦さんが対象となります。すべて医師の診察を希望した妊婦さんは、共通カルテを使用し33週まで他院(現在は平岩レディースクリニック)での妊婦健診となり、34週以降に当院に戻ってきて頂いています。
助産師外来は、完全予約制となっており、一人40分と診察時間も余裕があり、診察室は明るく、オルゴールが流れ穏やかな雰囲気でとても好評です。
ここで、妊婦さんの声の一部を紹介します。
「医師より身近で質問、相談しやすい」「待ち時間が短くて体が楽」「時間を気にせず質問できる」「異常がなければ助産師外来だけで良い」「助産師と1対1でしっかり話ができて嬉しい、参考になる」「出産の希望がわいてきた」など嬉しい声を頂いています。医師不足、分娩件数の増加に伴い始まった助産師外来ですが、妊婦さんのニード、満足度も高いことが分かりました。
助産師外来の開設で、産科医の担当する妊婦健診を3割以上軽減することができ、助産師も専門性を発揮することでやりがいに繋がっています。これからも、妊婦さんのニードにあった支援ができるよう、妊婦さんの声に耳を傾けていきたいと思っています。


日時:平成20年12月20日(金) 10:00~12:00 9:30開場
会場:飯田市美術博物館
主催:看護協会飯田支部 助産師職能 共催:日本助産師会長野県支部 飯下地区
対象:妊婦・母子および家族、母子を取り巻く人々、周産期看護に関わる方、助産師になりたい方など
費用:大人110円 子ども50円(プラネタリウム代)
内容:*マタニティープラネタリウム
*展示コーナー 助産師の活動紹介、骨盤ケア、ベビーマッサージ、赤ちゃんや育児についての絵本紹介
*体験コーナー 妊婦体験 お父さん是非体験してみませんか?
*相談コーナー 母乳のこと、育児のこと、妊婦さんや家族の健康についてベテラン助産師が相談に乗ります。



小2と年長の男の子のママtoma-pです。
専農な我が家は、7月になると忙しくなり、秋はありません。
あっという間に、年明けまで、走りつづけます。
今年の夏休み。子供達は、他県の祖父母の家を行き来しました。
親子で遊ぶ時間をとれない事が、お互い、ストレスとなります。
が、たくましく元気に帰ってきた姿を見て、
子供達には、いい経験だと思い、のりきります。
そして今は柿。外遊び大好きな二人が、柿の作業は好きで、
柿とり・皮むき・ほぞ切り等、どんどん手伝ってくれます。
子供にとっては、家族で過ごしてる時間でもあると勝手に思い
私達も楽しんでます。
柿をおろし始め、嵐の前の・・・が終わりそうな予感です。
忙しい毎日ですが、夕食~子供達寝るまでは、大切にしてます。
お風呂あがり、トランプやカルタや坊主めくりなど皆でします。
少ししかできないけれど、楽しい時間です。
気持ちよく眠れますように。朝スッキリ目覚めますように。
家族の健康と笑顔を守るため、toma-pは頑張ります!!!



今年もあとわずかとなりました。
この一年は、皆様にとってどのような年でしたでしょうか。
私たち「心あるお産を求める会」ではこの一年いろいろな活動をしてきました。
1月、舛添厚生大臣との対話集会に参加し要望書を提出しました。
4月、地域医療を考える市民集会に参加、会の活動内容の説明と質問をしてきました。
6月には松川町の協力を得てバースコーディネーターの大葉ナナコ先生を講師に迎え、
シンポジウムを開催しました。また飯田下伊那の産科医・助産師に
この地域の出産についてディスカッションしていただきました。
11月には上伊那上小地域の「いいお産の日」のイベントに、ブースで参加しました。
私たちはこの飯田下伊那のお産を支える礎の一部になり、皆が安心して出産できるようにお手伝いしたいと思って活動しています。
今年1月に下伊那日赤での分娩が完全に停止しました。
下伊那日赤に産科医を!と活動を始め、現在に至っている私たちにとって非常に
残念であり、寂しさを感じます。そして私たちの力の無さを痛感しました。
けれど、今だって諦めてはいません。
現在も、これから先も抱える不安や問題のためにも日赤での分娩再開は絶対に必要です。
私たちに出来ることが有るならば、喜んでお手伝いしたいと思っています。
この一年、多方面の皆様が私たちの活動に助言をして下さったり協力をして下さいました。
心より感謝申し上げます。
そして何よりも、妻であり母であり嫁である私たちに理解をし暖かく見守ってくれた大切な家族に感謝します。ありがとう。
私たちは来年も模索しながら頑張ります。
どうぞ「心あるお産を求める会」にご支援ご協力をお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎え下さい。
「心あるお産を求める会」会員一同
一年間 blog情報誌Cuore通信をご覧いただきありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします!