JK BOOKS 「風俗画報」こんな記事も載っています!

JK BOOKS 「風俗画報」の中からちょっとしたおもしろ記事を紹介するブログです。

「出雲大社」ってなんて読むの?

2017-05-31 10:29:44 | 日記
ニュースで知って、とても驚きましたが「出雲大社」は「いずもおおやしろ」という読み方が正式だそうですね。
私はずっと「いずもたいしゃ」と読んでました。

確かに風俗画報の中でも「いずもおおやしろ」とふりがなが振られている図がありました。
明治37年11月10日の日露戦争特集号の中の図です。




その一方で「いずもたいしゃ」とふりがなが振られている記事もあります。
こちらは明治40年3月10日の号に載ってる東京分祠に関する記事です。



3年の間に読み方が変化すると言うことはちょっと考えにくいですよね。

そもそも「おおやしろ」と読むのは島根県出雲市にある出雲大社のみで、分祠はすべて「たいしゃ」と読むと言う記事もみかけました。
風俗画報の中で見られるふりがなの振り分けはその説を裏付けるものなのでしょうか?
どなたかおわかりになりますか?


宝暦の神田祭

2017-05-26 10:13:39 | 日記
五月ももうすぐ終わりですね。
会社のある神田では神田祭りが行われ、とても賑やかになります。
「江戸の三大祭り」「日本三大祭り」両方に名前が載っているのもうなずけます。

そんな神田祭りの記事を検索するとちょっとショッキングな図ありました。





祭りの山鉾と水戸家の行列がぶつかったことで起きた事件です。
火消しの人達は刀も恐れず闘ったとのこと。
「江戸っ子」らしいと言うべきなのでしょうか…

こういった図や記事から江戸時代の身分の違いや、気質などがうかがいしれるのが面白いですね。
しかし、何度見ても迫力のある図です。

鹿島名所図会

2017-05-08 10:51:35 | 日記
ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?
今年はひたちなか海浜公園ネモフィラを見に行く方が沢山いらっしゃったようで、茨城方面は渋滞も多かったみたいですね。

私は武道の神様で有名な鹿島神宮に行ってきました。
ここも沢山人が来られていましたね。

風俗画報では「鹿島名所図絵」があり、鹿島神宮の紹介がかなり細かくされています。
図版も多くガイドとしてはとてもすぐれていると思います。

鹿島神宮の全貌が分かる図や要石などの見どころもきちんと紹介されていて現在でも充分通用するものになっています。
行く前に読んで行けば良かったと後悔しています。




同じ武道の神様、香取神宮を詳しく紹介した「香取名所図会」もありますので、香取神宮に行く前にはちゃんと読んで行こうと思います。