crowkey’s ATSUSHIPERIENCE

are you ATSUSHIPERIENCED?

♪『Hit it and quit it』/Funkadelic

2006-03-10 | ノンセクションの20
若者の街、渋谷。
みな思い思いのファッションに身を包み、おしゃれで個性的だ。
日々最先端の若者文化を生み出していくパワーがみなぎっている。

つい先日、帰宅時にいつものように私鉄からメトロへの乗り換え通路を歩いていたら、どこからともなく鼻歌というかハミングが聞こえてきた。
声の主はぼくの前をノリノリで歩いている長身の男性だ。
えんじ色のジャージを着てラスタカラーのニットキャップでドレッドヘアーを包み、白いヘッドフォンのコードが見える。
LEONでいうところの『チョイ汚なおしゃれ系』だ。(いや、これは今かってに作ったのだけど)
例えばうちの地元の町でこういう風貌で鼻歌混じりにノリノリで歩いている人がいたら、怪しんでみな引くと思うし、ご近所の噂のネタになるだろう。
「ちょっと奥さん、見ました?あれ」というかんじに。
しかし、渋谷あたりではそんなの普通の光景だ。

喧騒に紛れつつも耳に届いてきたメロディ♪
ん!?まてよ!これは聴いたことがあるぞ。
あーはいはい、キミが歌っているのはこれだね!↓
『Hit it and quit it』/Funkadelic ※クリックで再生
うんうん、ぼくもこの曲は大好きだよ。このハミングは印象的だよね。変拍子も効果的でグー!
というかもうキミはそのファッション、そのハミング、そのノリ、日常生活からしてエンターテイナーだね。(素直にリスペクト)
ぼくのスカウターもかなり高い値を指していた。さすがは渋谷、油断も隙もあったもんじゃない。
彼はノリノリのままエスカレーターを降り、渋谷の雑踏へ消えていった。
おかげで、その日はこのフレーズが頭から離れなかったのでした。

かたやぼくは鼻歌のタイトルを言い当ててピストン西沢きどりだ。
以上、グルーブラインでした