crowkey’s ATSUSHIPERIENCE

are you ATSUSHIPERIENCED?

ジャンキー列伝①

2006-01-18 | ノンセクションの×××
20代前半の頃、ぼくの周りにはジャンキーがたくさんいた。
暖かいのから冷たいのから速いのから遅いのからなんでもあり。
へらへら笑いながら酒飲んだり、逆に人並みはずれた集中力を得て格ゲーやビリヤードをやったりしていた。(勝てないわけだ・・・)
ちなみに以前ぼくがやっていた『Juggler』というバンドは、ジャンキーのリハビリのためのバンドでしたw
(注)クローキ自身はジャンキーではありません。

バイト先のバーにYさんという女性がよく来ていた。
普段、モデルやウグイスやなんかの仕事をしてるのだという。
彼氏は大学時代の同級生で普通のサラリーマン。
そう、このカップルがジャンキーなのだ。
ある日Yさんが大量の鳥の餌を買い込んできた。
どうしたのかと聞くと「私は小鳥が大好きで、うちでたくさん飼ってるのよ。」なんて言っていた。
ぼくはあっさり、へーそうなんだ。と信じてしまったが後で聞いた話これがそうではなかった。
じつは鳥の餌には微量だが麻の実が含まれている。
これを平日のあいだ彼氏と二人してピンセットで丹念に選り分け、溜まったものをいっきに土日にやるのだ。
ブツの流通が悪いときに編み出された苦肉の策。(しかもルートは合法)
酒飲みながら、甘いお菓子を食べながら、ビデオ見ながら、レゲエ聞きながら、SEXしながら。
まさにこのために働いているんだと言わんばかりに土日を謳歌し、平日はまたあくせくと働き、選り分ける。
ま、普通の人が土日にスキーだサーフィンだバンドだと楽しむために平日は一生懸命はたらいてる、というのと同じ感覚なのだろう。
しかし『モノが無いときになんとかして調達するための努力』は見習うべきとこがあると思う。
この場合、目的に問題あるけど。

あと、じつは七味とうが(略)