農ある生活 in 南伝法寺

岩手県紫波町南伝法寺に移住し、農家でもないのに「作れるものは作ってみよう!」をモットーに農ある生活を実践しています。

1日目(2004.12.25)

2005年02月19日 23時03分02秒 | プラハ
1日目
 5時30分起床。最終的な荷物と、実家に送る荷物のチェック。空港行き送迎バスは,6時30分。一応,宿泊には朝食バイキングもついていたのだが,レストランのオープンも6時30分であるため、断念。食べたかった・・・。
 6時15分ころチェックアウトし,荷物を送ってもらう手続きをした後,ロビーでバスを待つ。
 ほぼ時間どおりにバスが到着し,15分程度で成田空港第1ターミナルに到着。
 今回は,事前に航空券をもらっていないため,バウチャーに書かれているカウンターへ行くものの,まだ早すぎるため、カウンターがオープンしていない。
 ということで、事前に予約していた携帯電話を受け取りに,QLカウンターへ。私の携帯はドコモのFOMAであるが、海外用の携帯電話へFOMAカードを差し替えれば,そのまま海外で使える。日本から普通に私の携帯電話へダイアルすると,そのまま自動的に転送されてつながる優れものである。
 ただし、充電器等の1セットがちょっとした荷物のため,できれば手荷物にはしたくなかったのである。
 そうこうしているうち,やっとカウンターがオープン。無事航空券を受け取り,搭乗手続きへ。
 幸い,窓側の席も確保でき、時間もあまり無いことなので,出国手続きに向かう。
 出国手続きも特に問題なく、ちらっと免税店を眺めながら,9時20分発ソウル行き大韓航空KE706便を目指し、無事機上の人に。ほぼ定刻に離陸しました。そうそう、今回,プラハからドイツへは鉄道で移動するので,念のため1万円ほどユーロに交換。いやはやユーロが高い時期でした。

 さて、大韓航空は実は初めて乗るのであるが,折からのヨン様ブームでか、機内はほぼ100%の搭乗率であった。ソウルまでは2時間ちょっとのフライトであるが,一応,機内食も出る。長距離のフライトではないので,大韓航空名物「ビビンバ」は頼めないが,そこそこの食事。しかし、インチョンでの乗換えは1時間だから,2時間後くらいにはまた、食事を食べるのだろうか・・・などと思いつつ,ビールも飲むのであった・・・。
 12時前にインチョン着。
 インチョン空港は,非常に綺麗で広々としている。もちろんキムチの匂いもせず,何一つ迷うことなく乗換えゲートへ向かう。
 ここでセキュリティチェックを受けるのであるが,韓国の空港のチェックは意外と厳しい。上着はもちろんのこと、始めから靴まで脱ぎ,エックス線に通す。何とか?セキュリティも通過し(ベルトは反応したが),免税エリアに到着。免税店では,ヨン様のポップがいっぱい立っていたとさ。

 ということで、1時間の乗り継ぎも特に問題なく、インチョン発プラハ行き大韓航空KE935便へ搭乗。乗る前のロビーで、チェコの音楽関係?の団体が合唱を歌っていた。韓国や日本で公演をしてきたようで、なぜか「遠き山に日は落ちて」も歌っている・・・。思わぬ場所で思わぬ曲を聴きながら、搭乗する人々の面々を見ながら、いやがおうにも気分が高まってくるのでった。
 ところで、KE935便は、さっきまで乗ってきたKE706便と比べ、ひとまわり小さい機体である。残念ながらシートテレビなどはついていないのだが、搭乗率が1/3程度であったため、快適に過ごすことができた。何が快適って、1人で中央の4列シートをすべて陣取って、まさに「フルフラットシート」状態で寝て来れたのである。最高。なお、大韓航空には、「食事になったら起こしてちょ」「寝かしておいてけろ」等といったシールが用意してあり、席に貼っておけば良いとのこと。
 さて、ドリンクサービスでビールなどを飲みつつ、しばらくしたところで食事が始まる。やっと期待していたビビンバの登場。うーん、うまい。これでしばらくご飯の食事とはお別れである。
 今回のフライトは、ずっと昼のエリアを飛ぶので、窓は全閉。窓の様子を見ることもなく、途中何回かビールを貰いにいったりトイレへ行ったりしながら、半分以上眠りながら、ほぼ定刻にプラハ・ルズィニエ空港へ到着。
 チェコ時間で16時20分頃に、ヨーロッパに上陸成功(チェコは日本より8時間遅い)。
 さて、まずは入国審査。まわりの韓国から来たと思われるツアーの添乗員が「パスポート出すときに、ドブリーデンって言うんですよ!」と言っていた(と思われる)ので、まねして小声で検査官に「ドブリーデン(チェコ語でこんにちは)」と言ってみる。反応なし・・・。しかし、何か聞かれるでもなく、無事通過。荷物もちゃんとインチョンで積み替えられていたようで、やっとプラハに入国ができました。
 とりあえず、日本円で3万円ほどチェココルナに両替。
 さて、配偶者がトイレに行っている間、日本で一応、仮予約(PreReservation)しておいた、プラハからニュルンベルクまでの列車(R5600)の指定券が買えるかどうか、空港の旅行代理店で聞いてみる。
 この代理店 Cedok社 http://www.cedok.cz/ は、昔は国営旅行代理店であり、チェコ全土に幅広いネットワークがある会社である。しかも、駅の窓口等とは異なり英語が通じる。
 PreReservationの画面をプリントアウトしたものを見せ、「指定券売っておくれ」と聞いてみたものの、「いやー残念、これはプラハ本駅で購入して下さい。プラハ本駅までは、バスと地下鉄を乗り継いで簡単にいけるわ」とご丁寧に教えてくれた・・・。しかし、プラハ本駅まで行っている暇はないので、列車が混んでいないことを期待し、指定券はあきらめることとした。

 次に、旅行期間中頻繁に使うであろう、トラムのチケットを購入。街中で購入しようとしても売っている場所を見つけるのに時間がかかるため、空港で買っておけば安心である。ちょっともったいないかなとは思いつつ、3日間のフリーパスを購入。といっても、200コルナ(日本円で800円程度)だが。このチケットは、地下鉄にも乗ることができる。売店のおじさんは「最初に乗るときにちゃんと機械に通して日付を刻印するんじゃ。いいな。」と教えてくれた。「最初だけ?」と聞くと「そうじゃ。最初だけじゃ」と教えてくれる。さっきの旅行会社のお姉さんといい、みんな親切である。好印象。
 そうこうしているうちに、配偶者が戻ってきたので、乗合バスのカウンターへ。ホテルの名前を伝え、代金を支払うとバウチャーをくれた。「このバウチャーもって、そこの出口を出て右に進むとバスがいるのでそこで渡してね!」と。ついでに小さな市内マップもくれる。これはありがたい。
 バスの前にいるおじさんにバウチャーを渡し、他に3人の客(韓国の学生さん)と同乗し、バスはプラハの中心部へ突き進んでいった。いや、いつも思うのですが、ヨーロッパの人ってほんと飛ばしますよね。

つづく。

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