農ある生活 in 南伝法寺

岩手県紫波町南伝法寺に移住し、農家でもないのに「作れるものは作ってみよう!」をモットーに農ある生活を実践しています。

プラハ2日目(2004.12.26)その5

2005年03月27日 23時25分36秒 | プラハ
 午前中は入場規制をしており、「12時過ぎたらおいでね」と言われ、しばらく別な場所を見ていたが、気がつけば12時をまわっていたので、さっそく聖ヴィート大聖堂へ向かった。
 入り口にたどり着き、チケットを見せたものの、チケットを見る気配なし。どうやら、聖ヴィート大聖堂のチケットは、大聖堂の地下に入るのに必要で、中に入るだけであれば無料らしい・・・。
 聖ヴィート大聖堂は、大聖堂に相応しい、非常に大きな聖堂で、周囲は精巧なステンドグラスが施されている。イスタンブールで見た聖アヤソフィアとは全く異なる造りで、天井が高く広大であるのは同じであるが、やはりゴシック様式とステンドグラスが独特の個性をかもし出している。
 大聖堂内のステンドグラスや、天井の美しさを見ながら歩いていると、人だかりができている所が。人だかりをおしわけかきわけ、何とか人だかりの正面へ。そこはなんともきらびやかな礼拝堂「聖ヴァーツラフ礼拝堂」である。黄金や宝飾品で飾られたこの礼拝堂で、カレル1世が高く評価したとされている、ドイツ人ペーター・パーラーの作である。
 礼拝堂の前は本当に混んでおり、感傷にふけっている間もなく、足早に退散し、ステンドガラスを見ながら、大聖堂を一周した。
 途中、これまたふんだんな黄金で飾られた「聖ネポムツキー」の墓を見る。この墓は、チェコを代表する聖人「ネポムツキー」の墓であり、銀が2トンも使われているとのこと。
 しかし、聖ヴィート大聖堂は、豪華なステンドグラスや金銀を使った装飾など、きらびやかな聖堂である。
 チケットがあるので、地下にも行ってみたのだが、あまり印象にない。こんなことなら、チケット買わなくても良かったかも・・・と思いながら大聖堂を出て、旧王宮に向かった。
 旧王宮に行く途中、聖ヴィート大聖堂の昔の入り口であった、黄金の扉を見る。うーん、正面の入り口も凄いが、こちらも凄い。いやはや昔の人は、良くこんなに複雑でそれでいて完成されたデザインを思い浮かべるものである。
 旧王宮に到着し、入り口に入るとそこはおみやげ物屋さんだ。ここは暖房がしっかり効いており、冷え切った体を温めてくれる。というころで、暖を取るために、おみやげ品を眺めながら、絵葉書を2枚ほど購入。1枚10コルナほど。
 しばらくおみやげを眺めてやっと落ち着いてきたので、旧王宮のみどころ「ヴワディスラフホール」へ。ここは、いわば単なる大きなホールであるが、とにかくだだっ広い(そして寒い)。しかし柱がないこのホールは、当時としては考えられないくらい広いホールであったとのこと。中世の時代、商人たちの取引所としても使われていたそうでもある。旧王宮には、様々な紋章が描かれた部屋(様々な紋章が部屋中に描かれており、デザイン的にも興味深い)等もある。
 旧王宮も一通り見物し、時間も結構経ったので、そろそろプラハ城をおいとますることとし、お土産の露天が連なっている階段を降りながら、次なる目的地であるカレル橋へ足を早めた。
つづく。

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