ななめドラム洗濯乾燥機 分解 清掃 点検。

　蒸し暑い季節になると、洗濯する回数も増え、それだけ洗濯機の中が汚れてきます。

当店ではパナソニック洗濯槽クリーナー Ｎ－Ｗ１を使用して、洗濯槽のお手入れを

おススメしています。

市販の洗濯槽クリーナーよりも洗浄能力は高いと思います。





　３年ほど前に、当店からご購入されたななめドラム洗濯乾燥機の分解クリーニング依頼がありました。

パナソニック NA-SVX870



洗濯・乾燥時、洗濯物からの臭いが気になるとの事でしたので、点検目標として以下のポイントを設定しました。

１．ヒートポンプユニット内熱交換器の点検清掃。

２．乾燥導風経路の点検清掃。

３．洗濯槽周りの点検清掃。


お客様宅での作業は効率が悪いので、会社に持ち帰って作業開始です。

本体トップボード・裏板を外します。


ヒートポンプユニット上のカバーを外したら熱交換器の確認が出来ます。


熱交換器。


購入されてまだ3年ですが、熱交換器排気側に多量の髪の毛、埃があります。
また、熱交換器にも多量の埃が付着しています。

掃除機とブラシを使い、クリーニング。フィンが折れない様に注意します。



次は前面からアプローチして、ふた、パネルＡ、ボディーＢ、コントローラーを取外します。



次にボディーバンドＢ、ボディー補強Ｄ、窓パッキングＡ、３Ｄセンサー、排気ホース、脱水受けカバーを外すと
洗濯槽の周りが確認できます。Ｎ－Ｗ１を頻繁にご使用でしたので、洗濯槽はキレイでした。


脱水受けカバー裏には埃が付着しておりました。


予想通り、乾燥導風経路は大量の埃が確認されました。他にも汚れがひどいところがありますが、写真は控えます。

水洗いにて清掃。


洗濯槽周りを点検していると、歯ブラシが落ちていました。

温水用ヒーター近くだったので、動いてヒーターに当たれば発煙の可能性があったかもしれません。

乾燥導風経路にはやはり埃が多量に付着したので、これも清掃。

排気ホースも水洗いにて清掃。


脱水受けカバー全体も水洗いにて清掃。


洗剤ケース、乾燥フィルターも水洗い清掃。


出来るところは全部清掃して、元通りに組立て、試運転。臭いも無くなりました。



お客様にも喜んで頂けました。



【注意】
以上分解作業を一般ユーザーが実施する事は強くお勧めしません。万が一、ご自身でされる場合は
完全自己責任にて分解されてください。