本日をもちまして、今年一年間の業務が終了しました。まだ少し事務的な仕事は残っているものの、お客様対応は今日で終わりです。
今年も多くのお客さまに、励まされ、応援され、ご支持頂いた感謝いっぱいの一年間でございました。
例年通りあっという間に駆け抜けた一年間の締めを無事に迎えられたのも、当店に関わってくれた
お客様をはじめ、関連会社と団体の皆様、地域の皆様、地元自治体、スタッフのみんなのおかげでございます。
3年間続いたコロナ騒動は【共生】という手段を私たちは選択せざるを得ず、5月には感染症の位置づけがインフルエンザと同じ5類に引き下げられる形で一応のドットがうたれました。
よって不幸にも陽性になっても比較的緩い処置で過ごせる。という、いいのか悪いのか良く分からない状況が続いています。
年が明けても引き続き予防対策は気を緩めずやっていこうと思います。
また今年は、世界情勢不安定の影響から物価の著しい向上を強く感じた一年でした。
他にもれず、家電製品仕入れ価格、工事材料の調達価格が段階的に上がり、お客さまに提案する全ての価格が物価高の影響で上がりました。これにより買い控えや、上級グレードへのキャッチアップが出来ない、などの影響をじわじわと売上レポートを見ながら実感した一年でもありました。
原油高につられ店舗営業には欠かせないガソリン代・電気代も価格が上がりました。これもボディーブローのようにじわじわと経営に影響をしております。
家電販売を中心とした快適な生活提案をしていく使命をもった者として、来年以降もより厳しい状況を打破するために引き続き、様々な事にチャレンジしていく事や自己改革が大事になってくると自分に言い聞かせています。
毎日毎日お客様とのふれあい活動の中で、生活の厳しさという場面を目の当たりする事があるのを、この一年間しばし感じました。
所謂、貧困という言葉に結び付く事案ですが、特に高齢者の方で、そうとう生活を切り詰めている事が感じられる方が散見されました。
お客様の懐事情を探るのも余計なお世話ではありますが、他人の私から見てそう感じるという事は、実体は相当なものかもしれません。
特に当店のお客様には後期高齢者保険加入者が多くいて、ほぼ全員「きつい」と苦笑いしながらお話しを頂戴します。
ぎりぎりの生活の中で、怪我や病気で入院されたりすると一気に破綻水域まで追い込まれる事もあると思います。
正直この年末には生活苦からお金を無心にこられた方もいらっしゃいました。
前述した物価高に加え、年金も充てにならない、保険料は高くなる、という経済的に生活苦を強いられている方々とお話していると、私も近い将来老後を迎える身として
これから超高齢者社会に突入してくこの国はどうなっていくんだろうと一抹の不安を覚えている所です。
主要取引メーカーでもあるパナソニックさんからも、国内専門店市場先行きの懸念からか(勝手な解釈です。)パナソニックショップに対して取引環境の見直しがこの秋にアナウンスされました。
内容に関してはこの場では差し控えますが、いずれにしても相当これまで以上に頑張っていかないと、メーカーから相手にもしてもらえないという
厳しい現実が我々を待ち受けております。
また、私自身についても今年は仕事以外で人生の幅を広げるべく、自分の為新しい取り組みを2つほど、この秋よりスタートしました。
そこにはまた新たな出会いがあり、学びがあり、とても充実した時間を過ごせています。これからも長くお付き合い出来ればと思います。
失意泰然、得意冷然
仕事も人生も、良い時もあれば悪いときもあります。悲観せず慢心せず、信念に基づき新たな年も地域の為、お客様の為、頑張る所存でございます。
みなさま良いお年をお迎えくださいませ。
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