呼気が真っ白く見える夜に外の空気を過ごす。
ふたご座流星群がピークと聞いたから、いそいそと着込んでトビラを出た。
星は降るというより流れるというより、砕けては落下を繰り返す。
無限の落下。
それらを受け止めるのは、ひたすら闇だ。
闇は虚空の胎なのだろうか。散る光の行方はどこまで透き通ってゆくのだろう。
漠然と、ただただ漠然と、空を闇を散る光を、見る、見る、見呆ける。
明日が来なくてもよい、ただいまがあれば、と思わせるのは、美なるものの特徴かな。
冷気染み込むにまかせるカラダがここにある。
冷気は思考の友である、か。
ふたご座流星群がピークと聞いたから、いそいそと着込んでトビラを出た。
星は降るというより流れるというより、砕けては落下を繰り返す。
無限の落下。
それらを受け止めるのは、ひたすら闇だ。
闇は虚空の胎なのだろうか。散る光の行方はどこまで透き通ってゆくのだろう。
漠然と、ただただ漠然と、空を闇を散る光を、見る、見る、見呆ける。
明日が来なくてもよい、ただいまがあれば、と思わせるのは、美なるものの特徴かな。
冷気染み込むにまかせるカラダがここにある。
冷気は思考の友である、か。