金牡丹Cafe

富貴蘭コラム 〜金牡丹は系統がものを言う〜



ドウモ!金牡丹cafeのオーナーです。
寒の戻りがキツイですね!植え替えの終わった金牡丹たちも屋内退避です。この機動力が金牡丹の作を左右しますよ!

そしてオーナーはやはり?


ありゃりゃ!カフェラテ!!

さて、金牡丹に関しては様々な意見がありますが、特に系統に関しては「環境優位」と「血統優位」の大きな意見対立があると思います。

そんな中、金牡丹大好き韓国からこんな記事をご紹介しましょう。


今や国内の代表趣味者から「金牡丹を作らせたら韓国の方が上手い」とまで言わせる隣国の意見です。気になる方は下記のリンクから実際の記事をお読み下さい。

토끼 금모단

명품 난초의 품성을 결정하는 것은 1. 혈통 2. 혈통 3. 혈통 그리고 4번이 환경 5번이 배양실력 ! 바보는 ...

네이버 블로그 | 앗~ 세상에 이런 난초가.. 세상에 이런 주식이~

 
私も国内有数の系統を複数同じ環境で育てて数年検証しておりますが、良系統に明らかな優位性を感じます。もちろんその中でも個体差はあるのですが、良くなる可能性は段違いです!!

もちろんそれでも根を痛めたり環境をしくじるとヘロヘロになり復活不可能なんてことも。そこが金牡丹の難しいところです。

日がよく当たる棚では大型でも墨が出てコチコチに小さくなる。系統は関係ないなんて意見もありましたが間違いです。それは「系統負けすることはあっても逆はない」というだけで、そもそも上作を目指すのに日当たりと水加減は必須の要件です。日がキツイと小さくまとまり、日陰すぎると間延びする。当然の結果ですよね。

ブリブリでバランスよく良好な形を目指すなら「系統は必須要件です」

ただ大きい木から金紗墨の様な小さな木が出る事はそれなりにあります。ある程度芽変わりするのでそこは目利きと好みですね。

ただ時間軸を長くして見ると小さかった金牡丹が長い時間体力を溜めて大きくなる。また大きかった木が子芽を出しすぎて小さくなるといった「長期要因」もあるのでこのあたりは栽培家の「長期ビジョン」に沿った育て方が大事なのでしょう。それくらい金牡丹の栽培は極めて「奥が深い」のです!

一つアドバイスがあるとすれば、ポテンシャルを最大に活かすなら「軸を切らない」ことです。どれだけ伸びていても決して切ってはいけません!オーナーはたくさんの失敗からこれを学びました。

みなさんの素晴らしい金牡丹との生活を応援しております。

良き富貴蘭ライフを。


金牡丹cafeオーナー



ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「コラム」カテゴリーもっと見る