
ドウモ!!金牡丹cafeのオーナーです。
我が家にある覆輪品種たちも随分大きくなりました。今年の植え替えでは少し割ることになるでしょう

そんなオーナーは?!

あっらぁああ?!ブラックコーヒー!!

さて、富貴蘭の盛り上がった時代を肌感覚で知らない世代が大半を占める中、我々はどの様な楽しみを見出すか?大きなテーマかと思います。
若手は「デフレマインド世代」でありまして、より安く、よりカジュアルでお手軽。そんなものを欲しがります。
富貴蘭が流行るはずがありませんね!

そもそもとして、「富貴蘭に価値がある」という発想自体が間違いでございまして、そもそも「無価値」ともいえますし、「超高級」とも言えるのです。
それはその時代それぞれの経済状況によって価値基準が変化するものです。「大枚叩いても欲しい!」なんて思えるのはいくら使っても明日は給料が上がると思える「好景気」に限られます。
GUを着回す世代に富貴蘭の価値を解くなど馬の耳に念仏そのものなのです。

「再び富貴蘭を偉大に!」とトランプ的に考えるなら日本が再度好景気に湧くまで待たなければなりません。現在インフレが加速し、給料が追いつかない「スタグフレーション」による格差拡大期に入っており、より庶民が富貴蘭を嗜むのは難しくなっております。
それが一巡し、インフレが当たり前の「安定期」に入った頃が次の富貴蘭全盛期となるとオーナーは考えております。
世代を2つ3つ越えないといけないので、それまで「富貴蘭の氷河期」を乗り切るにはどうするか?好景気の海外に活路を見出すという考えもありますが、オーナーは否定的です。
海外に出たものは戻ってきません。資本原理だけで商売を回すと過去記事にも書いた「価値の源泉」の喪失に繋がります。
氷河期の乗り切り方とは?オーナーは「オタクと資本家のタッグ」で守り切るしかないと考えています。
富貴蘭オタクな人はどんな状況でもそこに価値を見出します。また保守思想が強いのでやや難易度の高い「栽培方法」も維持しやすい。
また資本家は元々金融感覚がある上、現在の大棚の維持にも貢献しやすい。これが2世代3世代継承できるかが鍵です。
どうでしょうか?オーナーは変わり者なのでオタク側ですが、かつての「趣味家主導」の富貴蘭という「原点回帰」で資本原理に乗らず「コソコソ」やることでこの難局を乗り切ってみては?
良き富貴蘭ライフを。
金牡丹cafeオーナー