
ドウモ!金牡丹cafeのオーナーです。
随分過ごしやすい気温となりました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

そんなオーナーは??

あらぁあ?!まだアイスカフェラテ!!
さて、これから富貴蘭を嗜むのははどういった人々か?それを考えてみましょう。

最近精力的に活動している万年青の若手業者などはYoutubeなどで幅広く広報しており、また近年のボタニカルフェアなどにも出展しております。
今度は万年青鉢を「国宝」にするには?という面白い題材で語っていたりしますね。

そこで謳われるのは「新しいコラボを通じて古き良きを知る」という大変戦略的なものです。まずは「知られること」が大事であると。
オーナーはなぜこの動きが富貴蘭で起こらないのか?長年考えておりましたが、一つ逆説的な意見を述べましょう。
富貴蘭は「世間に知られていない」ことこそ価値規範である!

富貴蘭は誰かに勧められて広がる趣味では無く、自ずから興味を持ち、調べ、業者に質問をしながら、時に手強い相手と対峙し、価値規範を会得する。
そんな蘭なんですね(笑)
つまり自ら門を叩く人間にしか開かれないのが富貴蘭なのです。なぜならほとんど多くの人からすると白い花の咲く香りの良い蘭でしかないからです。
富貴蘭は今も昔もニッチでしかありません。今の安く、大量に、楽しく、ポップである植物需要に応える価値規範に当て嵌まらないのです。
これからも富貴蘭を嗜む人は「変わった人」です。これは「参入障壁が高い」とも言えますのでむしろ「価値が保たれる」とも捉えられます。
趣味家減少で羆や湖東錦が叩き売られるなんてありえません。これからもごく少数の「門を叩いた変わった人」によって受け継がれるでしょう。ただし!それが日本人であるとは限らない!
今必要なのは我が国での熟練の「栽培能力人」と歴史的伝統知識を「引き継ぐ人」です。
奇しくも、これは韓国趣味家が私に日本の富貴蘭の継続に必要なこととしてアドバイスしたことに重なります。既にこの点あちらの方が良く見ていると言えます。
そして富貴蘭を調べる人はこのブログも見るでしょう!オーナーの活動はここに端を発します!
素晴らしい提案をしましょう!あなたも金牡丹を育ててみては?

良き富貴蘭ライフを。
金牡丹cafeオーナー