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くりふとの日記

ゲーム日記。当分はWorld of Warcraftのみを扱います。

3.0 Prot Paladin 基礎知識 #2

2008年11月04日 | WoW: Paladin
■Avoidance

Avoidanceとは、その人の攻撃回避能力で、Miss率、Dodge率、Parry率、Block率の全てを指す。
Shield Block(War)やHoly Shieldなど、戦闘中常時アクティブにできるBlock率上昇も、これに含めてよい。

これまで、Avoidanceの合計を102.4%以上にキープし続けることは、Dru以外のRaid Tankにとって義務だった。
必ず攻撃を回避またはBlockすることから、Crushing Blow(1.5倍ダメージ)の受ける確率を0%にできたからだ。

しかし3.0から、CrushはLv差4以上の敵しか放ってこない。
Raid Bossは+3 Lvだから、現在のLv 70のプレイヤー(WotLKではLv 80のプレイヤー)は、Crushを食らうことが一切なくなった。
被Crush率を0%にする、102.4% Total Avoidanceは必ずしも絶対条件とは言えなくなった。

だが102.4%を目指すことは、今も意味のない行為では決してない。
前回も述べたとおり、Prot PalはこれまでよりBlock Valueがかなり高くなる。
つまりBlock 1回分のダメージ軽減が大きい。
だから、攻撃の被弾時に必ずBlockできるということは、大変価値のあること。
102.4% Total Avoidanceは、3.0以降でも、Tankにとって一種のステータスだと思う。

なお、被Crushとは別に、被Critを0%にまでさせるDefense値が必須なのは相変わらず。
Crit Immuneとなる490までDefenseを上げることは、これまでと同様にRaid Tankの義務。
Lv 80時点では540 Defenseが必要となるだろう。
■AvoidanceのDiminishing Returns

3.0になって、なぜかDodge率やParry率が落ちたなぁ。。。と思った人はいないだろうか。

3.0以降、DodgeとParryには、Armorと同様にDiminishing Returnsという制限が設けられた。

周知のとおり、Armorは数値が高くなればなるほど、ダメージ軽減の上昇具合が緩やかになってくる。
それと同じことが、DodgeとParryにも適用される。

すなわち、DodgeもParryも高い数値になってくると、1 Ratingあたりの回避率上昇度は少なくなる。

だから、上げ幅がParryよりいいからと言って、Dodgeばかり稼ぎまくるのはもう得策ではない。
2つは均等に上げていったほうが、効率はよくなるはずだ。

これまでギリギリ102.4% Total Avoidanceを保っていた人は注意。
このDiminishing Returnsで、DodgeもParryも微妙に落ちているはずだから。

3.0 Prot Paladin 基礎知識 #1

2008年10月31日 | WoW: Paladin
実は、Protはやったことがないし、今後もやる気はない。
だからProtに関しては経験知がなく、これまでのHolyと違ってエラそうに語ることなどもできない。

でもメインキャラのクラスなのに、いくら他のSpecだからといって、
知識が全くゼロですというのも、問題ある気が唐突にしてきた。
というのも、最近は日本人だけでなく、外人からもよくPaladinの質問を受けるんだよね。

全てに対しては、完璧に応対できる必要はないけれど、うわべ程度は知識がほしい。
そう思って各種掲示板を読みあさって得た、そのうわべだけのProt入門知識を書き残したいと思う。
■Stats

3.0で一番大きく変わったのは、Threatのリソース。
Spell Damage(Spell Power)でなく、STRがThreatを生む第一のStatとなった。
ほとんどのPalの攻撃SpellにはAttack Powerも影響するようになり、
新Prot SpellはSpell Powerによってスケールアップしないため。

だが、まだSpell Powerが完全に不要となったわけではない。
相変わらずAoE Tankに関してだけは、Spell Powerの方がThreatを上昇させる。


現在、Prot Pal向けなStatsは以下のとおり。

・Strength: 重要。APを上げてThreat量を増幅させるだけでなく、Block Valueも増やす。
・Agility: 有効。Armor、Dodge、Critを少量ながら上げるので、悪くないStats。
・Stamina: 重要。言わずもがな、HPを上げる。
・Intellect: Mana増加。あるに越したことはないが、そこまで必要ではない。
・Attack Power: 純粋にThreatを上昇させるが、STRを稼いだ方が断然いい。
・Crit: 有効。SpellとMelee両方のCritを上げるようになったので、Threat増加に貢献する。が、必要以上にはいらない。
・Hit: 有効。とりあえずMeleeのHit Capの9%(Lv 70では142 Hit Rating)までを目標にするといいかも。
・Expertise: TalentやGlyphでも上がるので、それほど必要ではない。
・Armor: 重要。Meleeダメージ軽減。
・Defense: 重要。相変わらず、被Crit 0%となる490 Def(Lv 70時)は絶対条件。
・Dodge: 重要。Avoidanceを上げる。
・Parry: 重要。Avoidanceを上げる。
・Block Rating: 有効。TBCほど重要ではなくなったが、高いBlock Valueによるダメージ軽減は生かしたい。
・Block Value: 有効。重要ではあるが、STRから十分な量がここへ供給される。
・Spell Power: 過去の遺物だが、かろうじてAoE Tankingにおいて、STRより少しアドバンテージがある。
■新Spell

Shield of Righteousness
(6% of base mana, Melee Range, Instant cast, 6 sec cooldown, Requires Shields)
Block Value値 + 300のHolyダメージを相手に与える。
このSpellは高いThreat値を持つ。


Lv 75から覚えられる(Liveでは現在使用できない)。
簡単に言うとPaladin版のShield Slamで、単体に対する強力なThreat生成ツールになるのだろうと思う。

重要なのは、Block ValueがSTRによって上昇すること。
このSpellのことも含めて、3.0のProtはSTRこそがThreatの源ということを頭に叩き込んでおく。

ちなみにHolyダメージを放つSpellなので、Resistされにくいし、ParryもDodgeもされない。
しかしSpell Reflectで跳ね返ってしまうし、Silence中はCastできない。


Hammer of the Righteous
(6% of base mana, Melee Range, Instant cast, 6 sec cooldown, Requires One-Handed Melee Weapon)
対象と、その近くの2体までの対象に、自身のMain Handのダメージの4倍分をHolyダメージとして与える。
このSpellは高いThreat値を持つ。


Protの51 Talent Skillで、新たな複数Keep用のツール。

特徴は以下のとおり。

・武器Speedはダメージに影響しない。「DPS」を基に算出される。だから同級の武器ならば、振りが速くても同等のダメージが出る。
・Extra Attackは、PolyなどのCCをされている対象にはジャンプしない。
・Melee RangeからでしかCastできないが、Extra AttackはMelee Range以上の距離からでもジャンプする。
■既存Spellの変更

変更された通常Spellはすでに紹介しきったが、Protが覚えておくべきものを改めて挙げておく。

・Seal: Ally、HordeともにBloodとVengeanceを両方使用できる。全てのSealのダメージは、Spell PowerだけでなくAttack Powerの影響も受ける。
・Judgement: もうSealを消費しない。種類がLight、Wisdom、Justiceの3つになった。殴ってもJudge Debuffの持続時間は更新されない。
・Aura: Raid全体に効果あり。
・Hand of Salvation: Blessではなくなった。対象1人のThreatを20%下げる、2分CDのBuffとなっている。
・Righteous Fury: Talentなしでも、HolyダメージのThreatを+90%するようになった。しかしダメージ限定で、(Judgement of Lightなどの)Heal分は影響なし。
また、全ての攻撃のThreatを+43%する隠し能力を持っている。普通のMeleeダメージは+43% Threat、Holyダメージは合計+171% Threatとなる。
・Righteous Defense: Manaコストなし。GCDの影響なし。CDは10秒(次のパッチで8秒)まで短縮された。
・Divine Protection: 全ての被ダメージを-50%するSpellになった。WarのShield Wallのような感覚で使える。
・Exorcism: Glyph of Exorcismを付けることによって、Undead / Demon限定ながらSpell Interruptができる。
・Holy Wrath: 範囲が10ydに狭まったが、Instant Castで、3秒Stunまでも付加されている。

WotLK - Paladin Spell 変更点 #10

2008年10月29日 | WoW: Paladin
ビルド9138によるPalの変更点。
その中でHoly Palに関係するものを。

繰り返すが、この変更はパッチ3.0.3としてもLiveに適用される。
・全てのSealとJudgement

与えるダメージが-20%になります。

Retはまだしも、私らHolyやProtが何をしたというのか。
全Paladinに対するNerfです。


Blessing of Might (Rank 8)

上昇するAttack Powerが305から306になります。

たった+1上昇という変更に、からかいの声が多く出ているのだけど。
BGなどによく行くPalなら意図がわかると思う。

3.0からのBuffメカニズム変更の影響で、
同じく305AP上昇のBattle ShoutがBoMを上書きするんだよね。
せっかくReagentを消費した30分のBuffが、2分のBuffに上書きされるのはたまらない。
それを阻止する変更なんだろうね。


Judgement of Wisdom

回復するMana量が総合Manaの2%から1%になります。

ツールチップは修正されていないけれど、今はすでに総合Manaの2%回復となっている。
で、そのProcあたり2% Mana還元なんだけれど。

JoWが同一Mobに重なってしまう現在、JoWするPalが3人いるだけでOOM知らずなんだよね。
だって1万のManaを持つCaster DPSは、4秒ごとに600 Mana回復だよ。
正直、Nerf自体は妥当だと思った。

ただ、Judgement of the Wiseの弱体化などでOOMになりやすくなったとされる、
単体Ret Pal君には厳しい変更かもしれない。
このMana回復量も、他と同じAP+SPベースに戻すか、
Base Manaを基準とした計算にすればいいのにと思う。


Judgement of Light

Heal量がAttack PowerとSpell Powerの18%から、10%になります。

結構大きいNerf。
Procあたり大体250~300くらい皆を回復していたのが、150程度になってしまう。

しかしながら、前回のビルドからJoLはCaster陣にも効果がある。
効果範囲が2倍近くになったのだから、効果量は約半分にする。
これも妥当なNerfではないかなと思う。
BetaでRaidはやっていない身ではあるけれども。

ちなみに、ツールチップには未だ「Melee限定」のようなことが書かれている。
でもBetaでは、遠くからのSpellでもキチンとProcしているので安心を。
この他の未記載のものでは、ご存知Ret Nerfの嵐となる変更が盛りだくさん。
いくつかのものは待ちきれないのか、3.0.3を待たずに今日のメンテ中に適用されるのだとか。
ご愁傷様。。。

個人的Holy Pal操作まとめ

2008年10月26日 | WoW: Paladin
パッチが来る前は、Holy PalよりResto Druの諸変更にときめいていた。
PalよりDruのHealingの方が楽しくなると、確信していた。

だが実際にRaidへ参加しているうちに、Druは以前とやることが変わらないことに気づく。
大きな変更は、AoEのHoTであるWild Growthを組み込むことだけ。
相変わらずTankにLifebloom x3をキープしつつ、HoTをばらまく、いつも通りの日課が待っている。
確かに木は相当便利になって、楽にはなったけれど、楽しくなったわけではない。

逆にPalの方が、やることが増えて面白くなったと自分は思う。
今までがやることなさ過ぎだったわけで、当然と言えば当然かもしれないけど。
ともあれ、新Paladinの全てをもっとスムーズに使えるように、慣れが必要だと感じている。
また以前みたいに、野良Heroicという高難度の場へ、ガンガン武者修行に行ってみようかとも思う。

とりあえず現在の時点で、自分がやっているPaladinの操作を一度まとめてみる。
■Pull前
・Blessチェック。
・Sealを何かしらUP(2分持続)。
・直前にBeacon of LightをTankに(1分持続)。

■Pull中
・他人へのHealは一切しない。BeaconがTankをHealして、敵がAggroし得る。
・Beaconかけるのが遅れても、TankにBeaconは入れない。Tankに向かう敵が全てAggroする。

■戦闘開始直後
・とりあえずJudgement of LightかWisdomを1st Targetに入れ(20秒持続)、+10% Hasteを得る(1分持続)。

■戦闘中
・メインのHealing SpellはFlash of LightとHoly Lightの2種。
・とにかくFoLをSpam。BeaconでTankも回復するので、他人の軽傷もせっせと癒してあげる。
・HLはもうDown Rankできないので大Mana食らい。かといって、出し惜しみして死なせるのは当然ながら最悪。

■緊急時
・Holy Shock。Mana効率はヒドイが、動きながらHealできるのは魅力。

■超緊急時
・に備えて、以下のマクロを作っておく。100% CritするHoly ShockによるInstant Heal、およびその後の-1秒CastのHoly Lightで回生させる。
/cast Divine Favor
/stopcasting
/cast Holy Shock

・Lay on Hands。Manaコストなし、20分CDで使いやすくなった。

■暇なとき
・Judgeを敵に入れなおす(20秒ごと)。
・20秒ごとに敵のJudge Debuffをキープできなくても、+10% Hasteはキープするため、最低でも1分ごとにJudgeを入れる。
・TankへのBeaconをかけなおす(1分ごと)。
・自分のSealをかけなおす(2分ごと)。
・とにかく殴る。SealおよびJudge WisdomによるMana回復量はかなり大きい。Melee陣とともに殴るのが許されるなら、積極的に殴りたい。

■その他のツール
・Hand of Salvation: -20% Threat。Omen見てThreatトップのDPSに。
・Hand of Protection: Melee無効化。Melee Typeに殴られているCaster陣に。
・Hand of Sacrifice: 12秒間、30%のダメージを自分に転送。敵のバースト時や、Heal出来なくなる直前に。Tankにかける場合は、転送ダメージで自殺しないように。
・Divine Illumination: 15秒間Manaコスト半減。Holy LightのSpamが必要なときに。複数の大ダメージ時や、敵のバースト時など。
・Avenging Wrath: 20秒間Healing +20%。敵のバースト時などに。
・Cleanse: Curse以外をDispel。相変わらず超必須。
・Hammer of Justice: 6秒Stun。跳ねたMobなどに。
・Hammer of Justice: Spell Interrupt。3.0.3からStun Immuneの敵でも、Interrupt ImmuneでなければInterruptできるそうです。
・Exorcism: Glyphをつけているならば、Demon/UndeadのSpell Interrupt。30yard、15秒CD。
・Judgement of Justice: 逃走防止。逃げるMobに。
これに、WotLKではDivine Plea(Mana回復、1分CD)や、FoLのCritを+50%させるSacred Shield(30秒持続)というBuffが加わる。
煩雑さは、より増えるね。
でも臨むところ。
とにかく今は高速FoL Spamをメインに、Beaconをピシュンピシュン言わせるPaladin Healが、面白くて仕方がない。

WotLK - Paladin Spell 変更点 #9

2008年10月22日 | WoW: Paladin
今回挙げるのは、現在もう変更が成されているものばかり。
3.0.2が到来する以前からすでに、重要な変更がありながら、
このブログでそれを掲載してこなかったSpellたちだ。

今さらではあるが、書き留めておきたい。
Beacon of Light

このブログでも結構熱を入れて取り上げてきた新Talent Spell。
あれから変更された点を、全て書き出していく。

・Beaconをかけた人に対する2倍Healはなくなった。
・Beacon of LightによるHealはCritしなくなった。
・ツールチップ、Buffともに、正式に1分の持続時間と表示されるようになった。
・Beaconをかけた人へのBuffと、その人の40yd以内にいる全員へかかるBuffの名前が別になった。
(以前はどちらも「Beacon of Light」という名前のBuffだった)
・同じ人へ、効果時間内に再度BeaconをCastしても、働かなくなるバグはなくなった。
・自分にBeaconをかけても正しく働くようになった。
・Line of Sightの影響を受けるようになった。(10/27 追記)

特に大きいのは、Beaconした人への2倍Healの除去。
やっぱりデザイナーの意図しない現象だったらしく、直前になって修正された。
確かにやり過ぎな感じがあったので、当然といえば当然かもしれないけどね。
よってBeaconをかけた人へHealしても、Beaconは別に何もしてくれません。

また、Critしなくなったのも見逃せない変更。
もう、CritされたHoly Lightによるデカイ転送Healが、
さらにCritされて1万も2万もHealすることはなくなった。

その他のマイナス面に関しては変更がない。
相変わらずOverheal分はHealされないし、Dispelされるなんてのも以前と同様だね。

Rorさんに指摘されるまで、この掲載自体をすっかり忘れていたのは内緒。
Hammer of Justice

通常の6秒Stunに加え、3秒のSpell Interruptが加わった。

どーせ6秒もStunするんだから意味ねーじゃん、と思われがちだが、
PvPではそうとも言い切れない。

もしCast Interruptに成功したら、Stunされた側は、
3秒間Divine ShieldやIce BlockをCastすることができない。
DSやIBを頼みにギリギリまで粘ってInterruptされると、
最悪そのままお亡くなりになるかもしれないね。

Divine Purpose込みのHand of Freedomや、Blinkなんかも、Stun中にCastできないだろう。
もちろん、直前にHolyやArcaneのSpellのCastをInterruptされることが前提だけど。

ちなみにHoJが効かない相手には、Spell Interruptの効果もありません。

Hakuginさんに教えられたことを、そのまま転載したというのは秘密。
Turn Evil

何とCooldownがなくなっている。
Instanceでは広い場所限定ながら、UndeadとDemonは飛ばし放題。
PvPでも、WarlockやDeath Knightの手下どもにガンガン使えるね。

これをInstant CastにするGlyphは、PvEやPvPを問わず、結構使い勝手がよさそうな気がしてきた。
今はまだ誰も作れないけどね。

Sandyに言われるまで気づかなかったことは、口が裂けても言えない。

お得かもしれないPal向けバグアイテム

2008年10月21日 | WoW: Paladin
※11/5 追記
3.0.3パッチによって、Libram of Souls RedeemedがSpell Power全体を+89していたバグは修正された。
Scarab of the Infinite Cycleの+505 Hasteは、特に変化がない。


3.0.2になって、アイテムにも色々な変化があった。
その中で、これは見逃されたバグじゃないの?
と思わされるアイテムを2つ挙げてみたいと思う。
Scarab of the Infinite Cycle

Holy Paladinにとっては結構メジャーなHealing Trinketだったと思う。
なぜか3.0.2パッチ以降、これのProc効果が格段に上がった。
6秒間 +320 Hasteから、10秒間 +505 Hasteという強化ぶりだ。

本当の意図は不明だけれど、これはバグなのではないかと私は思っている。
なぜなら、これと同等の性能で、Caster用のTrinketだったQuagmirran's Eyeもチェックしたため。
こちらは以前と変わらず、6秒間 +320 Hasteのまま。
今や同じSpell Power値になった以上、同じItem Level 115で、Proc効果に差をつけるのはおかしい。

他のTrinketを調べているうちに、The Egg of Mortal Essenceというものを見つけた。
これはScarabやEyeを、そのままLv 80版にスケールアップしたTrinket。
これのProc効果および発生するBuff名が、今のScarabと全く同じなんだよね。
おそらく、とんでもない手違いがあって、このスケールアップされたProc効果をScarabにも適用してしまったのではと予想する。

とにかく現在のScarabは、その変更どおりの505 Hasteをもたらしてくれる。
Lv 70時で換算すると+32% Speedで、1.5秒のCastやGCDが1.13秒にまで下がる。
青装備にはあるまじき効果だとは思う。
Libram of Souls Redeemed

もともとは、これはBlessing of Lightをかけた対象へのHeal量を増やすLibramだった。
そしてBoL自体がなくなる3.0以降、当然ながらこの効果は修正を迫られる。
結果は、Flash of LightのSpell Powerを89上げるということに落ち着いた。
ここまでは何の問題もない。

しかしながら、実際に装備してみて驚く。
Healing限定とはいえ、キャラのSpell Powerそのものを+89してしまう。

キャラ画面の表示値だけ上がっているのかな、と思ってHoly Lightをそれぞれ100回Castしてテストしてみた。
そうしたらやっぱり、このLibramを付けている方が、平均Heal値が100以上高い。
おそらく実際に、キャラ自体へ+89 Healing Spell Powerをもたらしている。

今の89 Spell Powerって結構馬鹿にならない数値だと思うのね。
3.0.2以前では、167 Healingにも相当する値なのだから。
下手なTrinket2個分の価値はあるはず。

装備効果のAuraが、同じ効果であるはずのBlessed Book of NagrandのAuraと記述が違っているし。
誤った変更を入れたまま、見過ごされているのではないだろうか。

WotLK - Paladin Spell 変更点 #8

2008年10月19日 | WoW: Paladin
新Build 9095によるPaladin Skillの変更点を。
これを含めた今後の変更はそのまま、Liveでも3.0.3のパッチとして適用される予定。
Judgement of Light
ただのAttack限定だったのが、Spellによる攻撃にもProcが起こるようになる。
Caster陣も恩恵を受けられることに。

ちなみに、3.0.2当初にProc率と回復量がバグっていた問題は、すでにLive側でもFixされたそうだ。
もうProtやRetが、JoLキープだけであり得ない量のHealを稼ぐことはなくなっている。
よって、現在のツールチップにある回復量は、実際のそれとは違うみたい。


Judgement of Wisdom
9% Holy Spell Power + 9% Attack Powerの合計値でなく、
総合Manaの2%が1 procあたりのMana回復量となる。

ただし、これはツールチップの記述修正だけで、
実際にはすでにもうこの通りの回復量になっている。


Infusion of Light
Talentの変更。
これまでのHoly Light -1秒に、FoL -1.5秒が加わる。
FoLはInstant Castとなる。

Instant Holy Lightの仕様から、一転してダメTalentになったことに対する救済措置だと思う。


Enlightened Judgements
Talentの変更。
Judgeの範囲が+20 yard → +30yard。

これでHeal rangeの40yardから、近づくことなくJudgeできる。
素晴らしい。


Judgements of the Pure
Talentの変更。
Cast speedが+10% → +15%

Haste一切なしでも、FoLが1.3秒Castに。
高速FoL Spamは予想以上に爽快なので、このBuffキープはオススメです。

Judgement of Light がとんでもない件

2008年10月16日 | WoW: Paladin




上の画像は、Hyjalのとあるボス戦におけるHealing Done。
1位 Prot Paladin
2位 Ret Paladin
Betaでの経験をフルに生かしきっても、彼らには到底追いつけるものではなかった。

その正体はJudgement of Light
Heal量が増加しただけでなく、Proc率もえらいことになっているらしい。

まあ、今回の例は誰もHealしない味方NPCたちにまでProcしてるから、ってのはあるけどね。

それでもMelee DPSが多ければ多いほど、敵の数が少なければ少ないほど、
PalはJoLをKeepするだけで結構な回復量っぽいですよ。

WotLK - Paladin Spell 変更点 #8

2008年10月06日 | WoW: Paladin
Paladinの方で、9038によって変更されたSpellは1つ。

Divine Plea
Divine Pleaがアクティブである間、自身のHealing Doneは-100%から-20%になりました。

前回掲載したBlueコメント通りの変更。
Mana回復の最中に全くHealが出来ないという、ヒドイ状態から回避された。

そして、これまたBlueのコメント通り、BuffがMagicになったという「隠しNerf」が施されている。
PvPでは、InnervateをまとったDruidのように、発見され次第Dispelerから追い回されるんでしょう。

WotLK - Paladin Spell 変更点 #7

2008年10月03日 | WoW: Paladin
ビルド9014による、Palの変更点の方も。
Divine Plea

25%のManaを回復するのに、15秒かかるようになりました(以前は10秒)。
また、その間のHealing Doneは-100%になりました(以前は-50%)。

まぁ何とひどいNerfでしょう。

しかしながら、すぐさまBlueがこんな投稿をしていた。
どうやらPvPにおいて使え過ぎだったのが、このNerfにつながったそうな。
でもコレじゃあんまりなので、Healingの減少は-20%にして、その代わりにDispelされるよう変更するよ。
そんなお達しです。

PvPのために、Raidでも重要になりそうなSpellがNerfされるなんて、正直たまったもんじゃないね。
まったく。。。
Infusion of Light

Holy Talentの変更。
Holy ShockがCritしたときに減少されるHoly LightのCast時間が、-1秒になりました(以前は-2.5秒)。

InstantのHoly Lightはなくなってしまいました。

Holy ShockがCritすると、15秒の間だけHLは1.5秒Cast。
Light's GraceがUPしていると、1秒Cast。
さらにJudgements of the PureがUPしていると、0.9秒Castであります。

あとは装備のHasteで、どれほど短縮できるか、、、な。

InstantならBenedictionでManaコストも軽減できたわけだし、残念なNerfであります。
Judgements of the Pure

Holy Talentの変更。
効果時間が30秒から60秒になりました。

Keepしやすくなったのはいいことですね。
でもTier 10でたかが10% Hasteだけってのは何とかならんのですか。
Judgements of the Wise

Holyじゃないけれど、オマケで。
自己のMana回復量が、最大Manaの20%から、Base Manaの33%になりました。

Ret Talentで問題児だったJotWに、ついに修正が来た。

以前予測したとおりに、Base Manaを基準とした回復量に変わった。
これで、どんなPaladinであれLv 70なら974 Mana、Lv 80なら1450 Mana回復に固定された。
もうHoly Palがこれを悪用して、馬鹿げた量のManaを得ることは出来なくなる。

Base Manaへの変更は賢明だと思うけれど、なんで33%に上げてしまったんだろう。
肝心のRetに対しては、これだけの回復量ならば小規模のNerfに留まると、個人的には感じてしまうのだが。。。