クレモナ カルテット

リゾット(Risotto)

 人生で忘れられないベスト3のリゾットに出会ったのはヴェネチアでした。
結婚記念日に主人とヴェネチアにランチを食べに行く計画をたて、地元の人に大人気のお店をピックアップ。
前日にお目当てのレストランに予約を入れ準備万端。


ヴェネチアの街は迷宮(ラビリンス)のように地図が全く役に立ちません。地図を見てもかならず迷ってしまうのがヴェネチア歩きの楽しみでもあるのです。
街の広場にはかならず「サン・マルコ広場」「リアルト橋」と目印になる建物への標識があり、地図なしでもその場所にたどり着くことが出来るようになっています。
でも今回はお目当てのレストランにどうしてもたどりつかないといけないので迷うことを見越して早めに目的地に向かいました。
案の定、道に迷い地元人に道を尋ねながら、なんとか辿りつきました。
結婚記念日の特別ランチです!!!ワクワクする気持ちで、深呼吸して扉を開けようとすると開きません。

道に迷ったせいで予約時刻も過ぎています。よく見ると扉に手書きの紙で「Chiuso」(閉店)と書いてあるではありませんか!!!!!(なんでやねん!)
もう一度住所とレストランの名前を確かめ、キツネに包まれたような私達。。。
昨日予約した時には一言も休みとは言ってなかったのに、こんなこともあるんですねイタリア。。。
主人的には「きっと予期せぬ事態が起こって休みなんだ」と言っていましたが、私的には「今日は予約が少ないし店閉めるか~」真実は謎のまま。

すっかり気を落とした私はお腹はすくし、疲れもでて機嫌も悪くなってきました。「もぉ~どこでもいいわ。」という時に隣にあったレストランに入ることにしました。
ピックアップしたレストランでもなかったし、もしかしたら1時間後にお目当ての店が開店してるかもしれないのでは、と期待を捨て切れずに。

つづく
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