話題の絵本です
「ママは くるまに ぶつかって、おばけに なりました。」
と物語ははじまります。
おばけになったママは、悲しむ息子のかんたろうが心配でたまりません。
夜、ママはかんたろうの前に現れて、ふたりはいろいろな話をします。
「とべるの?」
「いくらだって とべるわよ。ママなんて、ホラ、みて! わきばらの おにくで とんじゃうんだから」
「ふとってる! やっぱり ママだ!」
おばけになったママとかんたろうの掛け合いは、のぶみさんの作品らしい笑いにあふれています。
けれど、ママと話すうち、かんたろうは途中でこらえきれず泣き出します。
「ぼく、どうすれば いいの?ママがいなくなるのなんて いやだあ! うわあああ!」
「ママだって どう すれば いいのか わかんない!」「うわあああ!」
そして、ママとかんたろうは、お互いの気持ちを伝え合うのですが・・・。
ママが死んでおばけになっちゃった!という、今までにないインパクトのある設定の絵本。
だけどこの絵本は、ただママが死ぬという話じゃない、と、作者のぶみさんは語ります。
「『このこ、わたしがいなくなったらどうなっちゃうの?』という、ママなら誰もが思うこと。
それを親子で考えてみてほしいんです。 子どもは、ママがいるのがあたりまえじゃなくて、感謝することに気づいてほしい。
絵本の中で、一回でもママがいなくなる(擬似)体験をする。それは”ない”を見つけるから”ある”を感じるってこと。
ママもこの絵本を読んで、子どもと一緒にいることがどれだけ幸せか感じられると思います。
お互いの大切さを感じてほしい、そういう思いがこめられています。」
大切な人に大切と伝えてほしいという、シンプルで熱い思いがつまった絵本。
実家に到着して
食材の袋を玄関に運んでいると
ミニチュアダックスを連れた女性が
私に声をかけてきました
「後ろ姿が、お母さんにソックリ
驚いたわ・・・」
「母が、お世話になりました」
紹介した絵本では
かんたろう君
会えない!と哀しむのですが
やがて
鏡の中にママを見つけるのです
(ママに似た自分)
自分の命が尽きたら
あの世でようやく
母に会えるのか・・・
なんて思ってたけれど
後ろ姿以上に
年を重ねていけばいくほど
鏡の私は母に似ていく
私の中に
母がいるんだと
この絵本に教えてもらった
父が母の着物を処分したいと
着物買取りのお店を知らせてきた
母が買ってくれた
私の着物も多い
一度も袖を通してない喪服も・・・
いろいろ思い出して
辛くなる
時薬は効きにくいと
愚痴りたい
夢月物語
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